4月9日

【条件】


1.毎日0:00〜23:59の間に、瀬良康太に対して「好き」と一回以上言うこと。伝え方は問わないが、必ず、瀬良康太が「自分に対して言われた」と認識すること。


2.1の条件を与えられたことは決して、瀬良康太に悟られないこと。


3.1、及び2の条件が実行されなかった瞬間、瀬良康太は即死する。





母親に頼まれて、ポストに郵便を出しに行った帰りだった。


「おやぁ……んっふふ。瀬良氏。久しぶりですな」


「おう、丹羽か」


駅の前を通りがかると、ちょうど向こうから来た丹羽と鉢合わせした。丹羽ん家ってここが最寄りだったのかと訊くと「少し学校に用があって、出かける前に寄ってきたのですよ」とのこと。

それで俺は「ああ」と思い当たる。


「そういや今日は、文芸部の連中で集まるんだったな」


「おっほほぉ……瀬良氏、さすがに立花氏の動向にはお詳しいですなぁ……んっふぅ」


「昨日ちょっと会った時に言ってたの聞いただけだって。そうか、これからなんだな」


じゃあ、瞬もそろそろ出る頃……いや、真面目な瞬のことだから、もう出ちまったか……なんて思っていると、丹羽がにちゃあと、怪しく笑いながら言った。


「瀬良氏もよろしければどうでしょう。今日は全員集まる予定ですし、そこに瀬良氏も来れば、さぞ盛り上がるでしょうな。飛び入り大歓迎ですぞ」


「いや……俺はいい。せっかく部の連中で集まるんだろ。邪魔しちゃ悪い」


全員ってことは、菅又も来るんだろう。あいつは俺のこと嫌いみたいだし、部に足が向かないのも、もしかしたら俺がいるせい……かもしれねえ。


菅又だって、やりたいことがあって部活、入ったんだろうしな。それを俺みたいな万年帰宅部に邪魔されたら可哀想だ。増してや、「嫌いな先輩」に。


そう思うと、あんまりあそこに混じるのもな──俺は丹羽に「誘ってくれてありがとうな。瞬のことよろしく」と断り、その場を去ろうとする。すると、丹羽が「そうですか、残念ですねぇ……」と眉尻を下げ、それからこう言った。


「今日は、私の自信作……『突発性TS魔法少女りっかの尻は完敗~穴があったら入りたい!羞恥の魔獣に彼氏の前でおニューの穴をなすすべもなく■されて~』を瀬良氏に是非、お見せしたかったのですが……代わりにヒロインのモデルにさせていただいた立花氏に感想をいただくことにしましょう……」


「おい俺も連れてけ、そのクソいかがわしい集まり」


こんな奴に「瞬をよろしく」なんてできるわけなかった。こいつを、というかこいつの書いたブツを瞬に見せてはいけない……俺は心の中で「菅又ごめん」と謝りつつ、丹羽とともに文芸部の集まりに行くことになった。





「あれ……康太?」


「おう……瞬」


今日の「読書会」の会場である二駅先のカラオケボックスに行くと、もう丹羽以外のメンバーは皆集まっていた。猿島、志水、それから、俺を睨んでいる菅又……もちろん、瞬も。


「……何であんたまで来てんの」


開口一番、悪態をついてくる菅又の肩を猿島が「はいはい」とぽん、と叩いて諫める。


「とんでもないスペシャルゲスト連れて来たねー、丹羽。楽しくなりそうじゃん」


「偶然、駅でお会いしたのですぞ。私が披露する予定の作品の話をしたら是非連れて行ってほしいと」


「おい」


マズい。その言い方は語弊があるだろ……と口を開く前に志水が声を上げる。


「なんと……丹羽さんはどんな素晴らしいものを書いてきたのでしょう。楽しみですね」


「瀬良が気になるくらいだからよっぽどなんだねー」


「へえ……部長が言うなら、まあ」


猿島や菅又まで関心を持ちだした。それは当然、瞬も──。


「わあ……どんなお話なんだろ?康太、ちょっと教えてよ」


「絶対ダメだ」


「え、えー……」


瞬が「ずるい」とでも言いたげな顔をする。言えるわけないだろ!あんな──しかも、ヒロインは瞬がモデルだっていうじゃねえか。許さん。そんなものを世に放つのは。絶対に他の奴らの目に触れる前に阻止しねえと──。


密かに決意を固めていると、丹羽の号令で俺達は部屋に入ることになった。


ここの駅前にカラオケボックスは何軒かあるんだが、その中でもここはまだ出来たばっかりで、設備も最新、とにかく綺麗なのがウリだ。他のとこは、幽霊が出るとか、壁が薄いとか……そんな感じだしな。


ちなみに「文芸部の集まりを何でカラオケでやるんだ?」と訊くと、猿島が「土日は部室使えないし、カフェは周りの目があるでしょー。つまり、ドリンク飲み放題・ソフトクリーム食べ放題・防音ばっちり・大画面完備なカラオケがベストってこと」と教えてくれた。なるほど……いや、防音と大画面は必要か?


まあ、それはともかく。


「誰から行くー?」


部屋に入り、荷物を置いたり、とりあえずドリンクを持ってきたり……一通り済んでから、猿島が周りを窺う。俺達の部屋は、真ん中の長テーブルをソファがぐるりと囲んでいるような大人数タイプで、席は猿島から時計回りに瞬→俺→志水→菅又→丹羽……という並びだ。オセロだったら俺は超優等生になれるな……とふと思った。


「ていうか、読書会って一人ずつ発表するのか?」


「今日はねー。皆で回し読みするのもいいけど、せっかくなら、おっきい画面で皆で一緒に読みながらあれこれ話したら楽しいでしょって」


「ぬふっふ。そうですぞ」


言いながら、丹羽がいつの間にか机に出していたノートパソコンを見せてくる。丹羽が言うには、部員の作品のデータは事前に丹羽が集めて、パソコンに入れてきたらしい。それをこれから大画面に繋いで鑑賞するんだとか……へえ。


「恥ずかしくないのか……って」


隣の瞬に訊こうとしたが──訊くまでもなかったな。瞬は顔を真っ赤にして俯いている。もしかして瞬も初耳だったのか?


「じ、事前には聞いてたけど……やっぱりいざ画面を見たら、おっきいし、恥ずかしいなって……」


「じゃあ、自分の番になったら目を瞑ってろよ。それか、俺の後ろに隠れててもいいし」


「そ、その時は康太も目を瞑っててよ。今日来ると思わなかったから余計恥ずかしいし……」


「いや瞬のは見たい……分かったよ、見ねえよ」


「今度ね。見せてもいいって思ったら見せるから……」


「はいそこ、すぐイチャつかないー」


──ぴっ!と、猿島がデンモク(曲の予約とかを入れるアレだ)を操作して笛の音を鳴らした。あんな機能もあるのか……アレ。


「……チッ」


瞬の隣で菅又が舌打ちする。驚いた瞬が「ごめんね」と謝ると、菅又は首を振って「瞬先輩じゃないです」と言った。やっぱり俺か……何でこうも嫌われてるんだろうな。


首を傾げていると、丹羽が「で、どうしますかねぇ。トップバッターは」と言った。すると、志水がおずおずと手を上げる。


「で、では……最初は私から行ってもいいでしょうか」


「おー志水かー頑張れ」


皆で、勇気ある最初の立候補をした志水にぱちぱちと拍手を送る。志水は少し照れ臭そうに立ち上がると、スクリーンの前に移動して、丹羽に「お願いします」と言った。丹羽がパソコンを操作すると、スクリーンには手書きで書かれた──便箋のようなものが映し出される。


字が読みやすいように丹羽が拡大しようとすると、志水はそれを制して「自分で読みます」と言った。


それから、志水は猿島の方を向いて、スクリーンの便箋の中身を読み上げた。


「拝啓 猿島さん


清明せいめいの候、如何お過ごしでしょうか。


長いお休みで学校に行かない日が続くと、猿島さんや皆さんにお会いできず、少し寂しいですね。ほんの二週間くらいだというのに、空き教室で猿島さんとお弁当を食べていたことや、ラウンジで坊主めくりに興じていたこともなんだか遠くて、今は始業式が待ち遠しいです。


高校に入るまでも、学校はずっと楽しいところでしたが、このような気持ちになるのは初めてで──どうしてだろうと考えていたところ、先日、丹羽さんからこの『読書会』のお知らせを受け、持ち寄る作品のテーマが『好き』とお聞きしました。


そこで私はあることに気が付き、今のこの想いを乗せて、筆を執ってみることにしました。それは──。



高校には給食がないということです。


故に、私は毎日家の者が作ってくれたお弁当を持って行っているのですが、そういえば、このようなことは今までなかったな、と。中学校までは給食がありましたからね──というのは、もちろん、前振りですよ。


気付いたのは──猿島さんや、皆さんと食事を囲んでいたことの楽しさです。


実は……私が小・中と通っていた学園は、食事は『黙食』が基本で、クラスメイトと給食を食べていても、話すことはほとんどなかったのです。また、家では、家族と食事をすることも少なく、誰かと食事をすることはほとんどありませんでした。


故に、あのように、お弁当を誰かと楽しくお話をしながら食べることは私には得難いことだったのです。


さらに、気付いたことがあります。私は、学校で堂々と坊主めくりのような遊びをしたこともありませんでした。


私は小学生の頃、クラブ活動で『昔遊びクラブ』に入りたかったのですが、希望者が少なく、私が入る前に『昔遊びクラブ』はなくなってしまったのです。それ以来、誰かとあのような遊びができる機会に恵まれず、私の密かな憧れは今まで叶いませんでした。


ですが……高校ではそんな憧れが、全てが叶いました。お弁当も、坊主めくりも。

だから、あんなにも毎日が楽しかったのですね。


それどころか、高校ではもっともっと──こんなことがしたい、あんなことがしたいと、少し我儘かとは思いますが……憧れがたくさん増えていきました。そして、それもまた次々と叶っていきました。


『憧れ』は叶うと、今度は『好き』に変わりました。


どこか遠いものだったそれらは、いつの間にか手に届く『日常』になりました。


私はそんな今が好きです。学校も好きです。私の憧れを叶えてくださった猿島さんや皆さんが大好きです。


明日から三年生ですね。


猿島さんとはまだ同じクラスになったことはありませんが、最後くらい同じクラスで過ごしたいと思っています。猿島さんは今までたくさん、私の憧れを叶えてくださいましたが、こればかりはどうにもなりませんね?今日は神様にうんとお願いをしてから床に就こうと思います。

もしも、猿島さんもそう思ってくださるなら、一緒にお願いをしましょう。


末筆ながら、皆さんと、猿島さんの新しい学年でのご活躍を祈念いたします。

また、親しくしてくださると嬉しいです。いつもありがとう。 敬具 」


そこまで読むと志水は、ふわりとはにかんだ。


便箋もスクリーンも全く見ていないのに、志水は一言一句違わず、猿島への手紙を読み上げた。

……たぶん、それくらい、何回も向きあって書いたんだろうな。


心のこもった志水の文章には最早、「これは小説じゃないだろ」とかそんなことを言うのは野暮だと思った。


「志水―……これは小説じゃないよー」


「おい」


とか思ってたのに、宛てられた猿島はあっさり言いやがった。志水の方はけろっとした顔で「そうでしたね」と笑っている。猿島はそんな志水にやれやれと肩を竦めた。案外、照れ隠しなのかもな……まあ、いいか。


「伝えたいことがあって筆を執るという『出発点』は、手紙も小説も同じかもしれませんなぁ……いやはや、ここにも素晴らしい素材がありましたとは……ふひぃっ……」


丹羽は腕を組んで、スクリーンを見つめながらうんうん頷いている。菅又も、俺には決して見せない険のない……感心した様子で言った。


「『手紙小説』っていうのも聞いたことあるし……こういうの、いいと思います。といっても、これは俺達も読んでよかったのか分かんないですけど」


「一番に伝えたいのは猿島さんですが、皆さんにも思っていることなので……それに、これは隠すようなことでもありません。聞いてくださって嬉しかったです」


「……こういうとこが厄介なんだよねー」


「ね」と猿島が瞬に同意を求める。瞬はこくこくと頷いていた……どういうことだ?

すると、そんな俺をまた睨んでいた菅又が「ほんとキモいな」と呟いた。おい。


「そういうことは陰で言えよ。ここで言うな」


「……陰ならいいのかよ」


「耳に届かねえなら言われてねえのと一緒だ。ここで言うと、他の奴らも気にするだろ」


「……」


菅又は俺から顔を逸らすと「すいませんでした」と言った。丹羽や志水はそもそも菅又が言ったことは聞こえてなかったみたいだし、瞬や猿島も二人で喋ってたから何があったのかはよく分かってないみたいだけど。


「よく分かんないけどー……じゃ、次は菅又行く?」


「……分かりました」


菅又はすっと立ち上がると、志水と入れ替わるようにスクリーンの前に移動した。そのタイミングで、俺は皆に詫びを入れて「悪い、ちょっとトイレ行くからやっててくれ」と部屋を出た。


前に瞬の小説を読んじまった時に思ったけど、小説とか……こういう作品って、他人に打ち明けるのは相当の覚悟がいるもんなんだよな。そんなもん、嫌いな奴に易々と見せたくねえだろうし……今日の俺は飛び入りだからな。席を外した方がいいだろう。皆の関心を集めてる丹羽の作品はトリになりそうだし、まだ大丈夫だよな?


──そういや、俺……何で、瞬の小説読んじまったんだっけ……。


自分でやらかしといて何だが、そもそも何でそんなことをしたのか思い出せない。誰かにそそのかされでもしたのか……誰に?そんな奴いたか?──いねえか。


まあいい。口実ではあるが、実際そろそろ用を足しには行きたかったので、俺はトイレに向かう。ついでにドリンクバーにも行って、ソフトクリームを二つ貰ってきた。綺麗にできた方は瞬にやろうと思って。


頃合いを見計らって、ドアをノックする。するとドアが小さく開いた。開けてくれたのは猿島だった。


「おう、助か──」


「しー……こっそり入って」


「は……?」


猿島に促され、俺はソフトクリームを抱えたまま、すぐそばの席に座らされる。状況が飲み込めないまま、周りを見回すと、菅又は猿島の隣でスクリーンを見つめているし、志水は丹羽の隣で同じくスクリーンを見上げている。丹羽はノートパソコンを見てるし、瞬はスクリーンの前でもじもじしながら下を向いて立ってるから、俺が戻ってきたことにはまだ気づいてない──ってことは、今映し出されてるのって。


──瞬のやつか!


俺は咄嗟に持っていたソフトクリームを顔の前に持ってきてスクリーンを見ないようにする。それを見た猿島がふっと笑った。それから小声で話しかけてくる。


「律儀だねえ」


「……約束したしな。前に一回やらかしてるし」


「気になんない?」


「なんねえって言ったら嘘になる……でも、瞬が嫌がってることはしたくない」


「ふうん」


──やっと、瞬が嫌がったことをしなくてよくなったんだ。


一瞬、そんなことを思う。でもどうしてそんなことを思ったのか分からなかった。


「も、もういい?」


しばらくして、瞬がそう言うと、猿島が電気を点けて部屋を明るくする。そこで俺に気付いた菅又が「戻ってきてたの?」と訊くと、志水が「おかえりなさい」と言った。そして瞬が──。


「へ、こ、康太……いたの……?」


「お、おう」


みるみるうちに顔が赤くなっていく瞬に、猿島が「見てないから大丈夫だよー。見張ってたからー」とフォローする。俺も頷くと、瞬は安心したのか、ほっと息を吐いた。


「瀬良さんにも見せても良かったのではないですか、立花さん。とても素敵でしたよ」


「ううん……康太にはまだダメ。今回もすっごくギリギリだったし、もうちょっと考えて、整理してからじゃないと……」


志水の言葉にも瞬は首を振る。今回は部誌の時よりも随分慎重なんだな……そう思っていると、菅又が口を開いた。


「……今だから出た表現ってあるって思います。瞬先輩のそれを、大事にするのも……アリだと思うんですけど」


「菅又くん……ありがとう。でも、その……俺」


瞬は俺を見て言った。


「康太は、前に俺が書いたものを『好き』って言ってくれたから……康太には、特に自分が納得いくものを見てほしくて。それで、また好きって言ってほしいから……」


「ひゅう」と猿島が口笛を吹いた。それを聞いた瞬が慌てて「小説のことだからね!」と言う。志水と丹羽は何故かにこにこしていた。菅又は俺を見て、ため息を吐いていた。俺は──嬉しかった。


「……瞬って、本当に真面目な奴だな」


「そうかな」


「俺は瞬のそういうところ、好きだと思う」


瞬や文芸部の連中みたいに、俺は文章は書けないから──せめて、口では言おう。

そう思ったら自然と出た言葉だったんだが……。


「……」


瞬は何故か微妙な顔をしていた。まるで「お前が言うのかよ!」とでも言いたげな顔だ。

え?何でだ?俺何か間違えたのか?


「いてっ」


しかも、後頭部を誰かに叩かれた。後ろは壁だし、隣の猿島がやったとしても、ちょっと手が届かない位置だし……まあ、気のせいか。何か一瞬、すげえムカつく気配はしたんだけどな。


よく分からず、頭を掻いていると、菅又が言った。


「もう帰れば?」


「何でだよ」


「なんだか、ここにいてはいけないような気がしますね……」


「ほっほぉ……これは三年生になっても、お二人は相変わらずのようですな」


「ま、続きは家でやってってことでー」


それぞれ言い方は違うが、要するに「鬱陶しい」と言われ、俺はひとまず「分かったよ」と返す。


瞬がスクリーンの前から、こっちに戻ってきたので、猿島は菅又を連れて、志水の隣に詰めた。

並び的には、スクリーンに近いところから、丹羽→志水→猿島→菅又→瞬→俺って感じだな。


「じゃ、次は俺でー」


猿島が丹羽に言って、準備を始める。菅又や志水がスクリーンに注視している中、瞬は俺の肩を叩いた。


「……何だ?」


なんとなく小声で訊くと、瞬は少し躊躇ってから……俺の耳に顔を寄せてこう言った。


「康太も……真面目に、俺のこと考えてくれるところ、好きだよ……ありがとう」


──こんなことをわざわざ言うなんて、やっぱり、瞬の方が大概真面目だろ。


瞬が俺から離れていくと、その様子はしっかり見つかっていて、猿島はまたデンモクで「ぴっ!」と笛を鳴らした。「次はもう退場処分にするよー」とのことだった。よく分かんねえけど、気をつけよう。

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