都合よく行かないことも、受け入れられていないこともあるけれど、理解できるような、味方になれるように。
悩んで、悩んで、苦しんでしまうのであれば、味方でいてもらえる人が身近にいる世界の方が、私は好きだなって思いました。
こういう考えは、恋だけの話ではないとは思いますが、共感できました。

セクシャルマイノリティ、分かる気がします。
自分も未だに恋愛感情がよくわかりませんし、誰かとああいう関係を持ちたいという気持ちが、全くありません。
自分が少数派であることは理解していますし、他の人がおかしいなんて思うことはありませんけど、人の話を聞いていると自分とのズレを感じますね。

そのせいで変だ、おかしい、精神異常者と言われた身としては、このお話は胸に響きました。
少数派でも、誰かに迷惑をかけているわけじゃない。
幸も負い目を感じることなく、胸を張って生きてほしいです。

自分はセクシャルマイノリティなのかどうかはわかりませんが、少なくとも今のところ、自分で恋愛したり関係を持ちたいという気持ちにはならないのですよね。それをおかしいと言われたこともあります。

けれどそれで誰かに迷惑をかけているわけではないですし、他人に否定されることではないと思っています。なので黒瀬くんの言葉は、すっごく胸に刺さりました。

二人は確かに少数派なのかもしれない。けれど、それは決して間違いじゃない。
誰に恥じることなく、他の人の言う普通やおかしいにまどわされないで。