第03話 34年史と39年史の紡ぎ
マザーコンプレッサー「熟女男子は雀士にあらず」
仮に、年下彼女さんがおかわりをして来たら
どんな楽曲を5曲挙げればいいだろう?
BURNOUT SYNDROMESと
ELLEGARDENは外せない。
前者だとヨロコビノウタ
後者だと高架線 これは先述した通りのリクエスト対応だ。
熟女男子は行け好かねえ野郎ではあるが
親友と呼んでも遜色の無い、強い結びつきを感じる時もある。
年下彼女さんは職場でイチャイチャしたくないから
ツンツンしちゃいがちなだけなのに
本当に僕のことを好いてくれているのだろうか?
と、真剣に悩む純情派。
彼女につれなくされるからって、熟女の色香に落ちるのか?
熟女は母親と同年代なんだぞ? それって本当に恋愛対象年齢?
親に感じる安心感は理解出来る。しかし、熟女は親にあらず。
実の母親を恋慕しているならマザー・コンプレックスの極みだ。
熟女男子は麻雀が打てない。トランプの類も無理かも知れない。
複雑なRPGなら好んで遊戯するくせに。行け好かねえなあ。
雀士にあらずなら、書き下ろした新作の読者になることも不可能だろう。
老若男女問わずをテーマに文章構成しているつもりだが
内容を把握している人の方が面白いのは世の常だ。
RPG風マージャン物語にすれば突破口に成り得るか?
一人の読者にへりくだるのはやり過ぎか?
暗中模索の五里霧中、いつだって手探りで文字を置いている。
それでも、もう一度年下彼女さんと熟女男子に白羽の矢が立ったのは
彼等の中に語るべき「STORY」があるからだ。
僕はその物語を「HISTORY」に置き換えたいと思っている。
二人の男女が紡ぐ歴史、34年史だったり39年史だったりするが
その僅かな隔たりを、愛情を駆使して埋めて欲しいのだ。
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