主要人物
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童貞。
童貞の中の童貞と言うべき童貞。
性欲が異常に高く、常に童貞を捨てようと言う強すぎる意志を持っている。厄介なのはそれを迷わずに行動に移す行動力と、実行出来る能力を所持している事。
通常、息子が二次元など想像上の存在を対象に性癖を傾けると親は全力で叱り、必死で更正させるようなものだが、彼の場合は違う。
すぐに自分の野望を実現させようと動くため、親から二次元をはじめとした創作物を進められていた。
それほどまでに厄介な童貞。
普段着は白いタキシードをベースにしたキラキラ多目の歌手しか着ないような派手な服。一応いつでも戦闘に移れるよう鎧の要素もある、派手な歌手に特撮の仮装が混ざったような服を着ている。
本人はいつでもデートに移れるようにこのような服装をしているつもりなのだが、デートを通り越して結婚式でも着ないような服装となっており、見事に空回りしている。
他の服も似たような感じである。
尚、諸事情によりすぐ服装は乱れ、日によっては服を着ていない時間の方が長い。
髪型ワックスできっちりと決めた七三分けやオールバックだが、これも諸事情によりすぐに乱れる。
一日維持できた事はない。
異世界勇者であるため、全体的に能力が高いが、全て変な方向に延びている。
例えば得意魔法は一般的には稀少で強力な聖属性魔法だが、これは勇者だから使っているとかではなく、単純に自分をアピールするための照明として扱っている。そしてほぼ常に発動しているため、下手な勇者よりも強力な聖属性魔法を扱える。
また、同じく稀少な木属性魔法も得意とするが、これは普段から自分に薔薇の花吹雪を降らせているからである。
他にも色々と多才だが、全ては不純な動機から。
特質すべき力は〈リア充爆発〉。
文字通りリア充を爆破出来る。そして厄介な事に本人がリア充だと思う存在は問答無用で爆破出来る。
発動時は嫉妬グリーンの雷のようなエネルギー体が対象に向け放たれる。尚、この雷は発動時に発生するエネルギーの漏れのようなものなので、この雷が物理的に当たらなくても対象は爆発を受けることになる。
ちなみに爆破と言っても対象を無理矢理爆散させるのではなく、超至近距離で爆発を引き起こしている。
魔力の関係ない非常に稀有な力で、能力を到達前に防ぐには別の世界に逃げるなどの馬鹿げた方法しかない。実質防げない技。ただし発動後の爆発はただの爆発なので、対象自体の防御力が高ければ、被害を抑える事が出来る。
その威力は対象者を爆発させたいと言う想いで左右され、想いが強いほど強力な爆発となる。上限はない。
また、対象者のリア充形態によっても威力が変わり、ついでに爆発の色も変わる。
厄介なのはリア充だと思えばどんな相手にでも発動できる事。オークが姫騎士を襲っている=羨ましい=オークはリア充モンスターだ死ねぇ!! と言うような理論でも発動可能。
尚、発動には魔力等の消費は無いが、リア充を爆発させたいと言う想いが消費される。
その為、連発などは出来ない筈なのだが、リア充への想いが凄まじい為にほぼ無限無制限に発動させ続けられる。
特殊能力以外にも無駄に多才だが全ては異性にモテる為、性欲を満たす為だけであり、まともでないものが多い。
例えばパソコンの組み立てからプログラミング、果てはハッキングまでできるが、全てはエロ動画を見るためであり、実用性のある方面の技術もなければ、活かすヤル気も全くない。
ある種、まともな技術を悪用して変質させる天才。モテる為、自らの性欲に従ってのことならば出来ないことはない。
目的の為ならば手段を選ばず国家、転生後は世界をも軽く手玉に取れる。
因みに言うまでもないがモテると言う試みは全て失敗している。
そしてまともな事は何故か出来ない。一時だけあり得ない力を出すタイプ。
また心身共に頑丈で非常に渋い。
異世界転生を経てからはその度が馬鹿げたレベルで上昇し、ゴキブリはおろかプラナリアも真っ青になる程、神々は本当に真っ青になったほどの不滅性を手に入れている。
世界が滅んでも最後まで生き残り、元気に異性が居なくなった事だけを嘆ける。
日頃の行いから異性からは害虫扱いされているが、同志である同性や変人からのウケはいい。
特に変質者と呼ばれる変人、その中でも異質な変神からは自らの加護を与え聖職者に認定する程に気に入られる傾向にある。
その為、異質な布教活動をしていることもしばしば。
主に露出教の聖職者として異性の服を脱がそうとしたり、平等教の聖職者として本人曰く平等な恋愛観を植え付けようとしたりしている。
しかし何だかんだ、変神とは言えど神々に好かれている事からも分かるように基本的には善人。
変態行動もしばしば行い、強制しようとするが取り返しのつかないような事は決してしない。
誰かが危機的状況にあれば助け、脅威が人々に迫れば払いに進んでゆく。
打算が含まれていないとは言い切れないが、寧ろそれを理由にして例えリア充であろうと本当に助けが必要ならば必ず助ける、そんな人間。
リア充を目指し、リア充を憎んで実行さえしていなければ完璧とも言える勇者。
とある絶対超越者もそれを感じとり、何だかんだ気に入っている。既に強力な力も有している事から候補にはほぼ内定している。
その為、異性と付き合うきっかけには困らない筈なのだが、彼がリア充の仲間入りを果たす気配は無い。
・セントニコラ
地球の女神。
人々には信仰されていない人類以前の古の女神。人類以後の神々が人間を導き守護するのに対して彼女は世界の管理を司っている。
神々間の認識的には世界管理部のお局様。
周りが人類以後の新しい神々ばかりであるから、自分でも年増しだと思っており、美しい
人間が世界を覆うことになり、結果的に神々が増え世界管理の手間が減ったことにより、近年は人間の管理にも手をかしていた。
担当は自然を神格化し、割りとどんな神々も受け入れることから日本。
基本的に性格を含めて女神としての性質を全て持っているのだが、永年に渡り溜めまくったせいでリア充に対してのみ邪神も震える程の憎悪を抱えている。
神々の中でも力を持ち、一柱でも世界管理を数日程度なら問題なくできるため、人々の祝福で忙しくなるイベント、クリスマス中地球全体の管理を引き受けクリスマス転生の出来事に遭遇。
色々と解放した。
転生後も女神としてのポテンシャルをしっかりと維持している。
地球の女神としての力の大部分は使えないが、元々人間とはかけ離れているので大して問題はない。
身体能力だけでも大抵のことは解決できる。
魔法的な力の方が得意だが、ストレス発散の効率から物理で戦う。
暴力系女神。
相棒の童貞のことは他の同性と同じく害虫のように思っているが、何だかんだ息が合う。
自分を恋愛対象にさえしなければ友達になってもいいと思っている。
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