第5話 前話への追記

1.前話のように考えると、投稿先のジャンルの見え方も少し変わって来るのではないかと想う。どうしても1番人気の異世界ファンタジーに目が行きがちであるが、作品総数が多い分、埋もれる可能性が最も高いジャンルであるとも言える。これは、私自身が我田引水ファンタジーなどと称して埋もれているから、良く分かることでもある。ここは、好きで書いている部分も大きいから、仕方ないかとも想う。


 転じて作品総数が少ないジャンル(私が投稿したのは歴史ものやホラーものであるが)は、そこにいるコアな読者の目に止まりやすい良いジャンルだと言える。



2.またサブジャンルを考えると、例えば、「悪役令嬢もの」って恋愛ジャンルなのだろうか?との疑問もすっきりする。結局、「悪役令嬢もの」の読者層のメインが女性であることから、恋愛ジャンルに組み込まれているだけで、必ずしも内容がそうである必要は無いと分かる訳である。



3.コアな読者がジャンルにいるとみなせば、ランキングもあまり上がる必要が無いことが分かる。ランキングに入る必要があるかないかは、サイトにより異なる。「小説家になろう」さんでは(ジャンルの)新着からでも読んでくれるが、カクヨムさんでは厳しい。


 チンギスの方は、時々100位以内には入るが、良くて50位程度である。スマホでランキング表示される10位以内に入ったことは1度もない。それでも1話のPV数は現在525と、それなりに読んでもらっている。


 悪役令嬢の方は、連載初期に100位以内に1度入ったことがあるかどうかぐらいであり、今はどこにいるのやらであるが、それでも1話のPV数は225とやはり読んでもらっている。

 

 これにより、2作とも埋もれていないと言える訳である。そして、それ以上、伸びて行かない、つまり上位作品との差は様々な要因ゆえ――私の力不足に始まり、題材の選定や流行からのずれなど――であろうとも判断できる訳である。


(注意 上記は常設のランキングの話です。カクヨムコンのランキングは応募している人は見ると想うが、それ以外の人、特に読み専さんにとってはどうなんだろうというのが正直なところ)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る