第11話感謝
悠音から告白された。
最初はあんなに興味が無かったのに意外に積極的で男らしい一面があって惹かれていった。
悠音くん曰くこんなに積極的で独占欲が出たのは私だけだそうだ。
なんか…嬉しいっ
可愛いとこもあり、カッコいい所もあり本当に悠音くんの元カノたちには振ってくれたことへの感謝しかない!
「ねぇ、悠音くん」
「んー?」
「今日はお泊まりしてもいい?」
「…え!?だ、大丈夫なの?」
「何が?」
「と、泊まるなんて…」
「だって、まだ悠音くんと一緒にいたいもん。」
「あ、うん。俺も冬音ともっと居たい」
悠音くんは私と同じで、もっと一緒にいたいと思ってくれていたことに嬉しくなった。
「悠音くん、好きになってくれてありがとうっ」
「俺の方こそ、出逢ってくれて。俺のこと好きになってくれてありがとう!」
少し話をした後、同じベッドで悠音くんは私を抱きしめながら手も繋いで眠った。
翌日、悠音くんが合コンの時の友だちに正式に付き合ったことの報告をしたいって言われた。
「それはいいけど…女の人もいるの?」
「たぶん、居ないんじゃないかな?」
「それならいいけど…と言うか、私も行く!」
「もちろん連れて行くつもりだよ」
「ありがとう!」
悠音は当たり前のように連れていくと言ってくれたのはすごく嬉しかった!
きっと、いつかは悠音くんと結婚までするんだろうなって、何となくだけどそう思った。
でも、まさかあんなことになって悲しくなるとは思わなかった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます