第11話感謝

悠音から告白された。

最初はあんなに興味が無かったのに意外に積極的で男らしい一面があって惹かれていった。


悠音くん曰くこんなに積極的で独占欲が出たのは私だけだそうだ。


なんか…嬉しいっ

可愛いとこもあり、カッコいい所もあり本当に悠音くんの元カノたちには振ってくれたことへの感謝しかない!


「ねぇ、悠音くん」


「んー?」


「今日はお泊まりしてもいい?」


「…え!?だ、大丈夫なの?」


「何が?」


「と、泊まるなんて…」


「だって、まだ悠音くんと一緒にいたいもん。」


「あ、うん。俺も冬音ともっと居たい」


悠音くんは私と同じで、もっと一緒にいたいと思ってくれていたことに嬉しくなった。


「悠音くん、好きになってくれてありがとうっ」


「俺の方こそ、出逢ってくれて。俺のこと好きになってくれてありがとう!」


少し話をした後、同じベッドで悠音くんは私を抱きしめながら手も繋いで眠った。


翌日、悠音くんが合コンの時の友だちに正式に付き合ったことの報告をしたいって言われた。


「それはいいけど…女の人もいるの?」


「たぶん、居ないんじゃないかな?」


「それならいいけど…と言うか、私も行く!」


「もちろん連れて行くつもりだよ」


「ありがとう!」


悠音は当たり前のように連れていくと言ってくれたのはすごく嬉しかった!


きっと、いつかは悠音くんと結婚までするんだろうなって、何となくだけどそう思った。


でも、まさかあんなことになって悲しくなるとは思わなかった



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