第8話 独占したい想い
急にたくさんの女性に囲まれた俺は、困ってしまった。
今までこんなこと無かったって言うのと、冬音さん以外の人からカッコいいとか言われても嬉しくないから。
冬音さんを探すと帰ろうとしていて、思わず俺は…
「冬音!!」
「え?誰?」
「彼女いるんですか?」
「えー!やだぁ!」
「うん、愛する彼女がいるからごめんね」
俺はそう言って冬音さんに駆け寄って行った
「どこ行くの?俺から離れないでよ。」
「あ…ごめんなさい」
「勝手に居なくなったら寂しいじゃん…」
気がついたら俺はそんなことを言っていた。
本当に冬音さんのことが大好きだから。
冬音さんに"カッコいい"とか"いいじゃん"って言われる度に本当に嬉しくて"離したくない"そう思うようになった。
「冬音、ご飯は俺の家で食べない?」
「え!?」
「冬音と2人っきりがいい」
「い、いいけど。私料理苦手で…」
「大丈夫!俺得意だから!」
「そうなの?じゃあお願いしようかな…」
「うん!それじゃあスーパー寄って帰ろっか!」
俺は冬音さんの手を離さないようにラブ繋ぎで食材を買って家に帰った。
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