第6話 嬉しい気持ち

湊さんに服もコーディネートしてもらって鏡を見ると前までの俺は居らず、すごく爽やかでかなりのイケメンへと変貌した


「冬音ちゃんどうかな?」


「…」


「あの、冬音さん?」


「…カッコいい」


「え?」


「あ。ま、まぁ良くなったんじゃない?これならデートくらいしてあげてもいいわよ!」


「本当ですか!?じゃあ、このままデートしましょう!!」


「うぇ!?」


「どこ行きますか!?冬音さんの行きたいとこに行きましょう!」


「え…え?」


俺は冬音さんの"デートしてもいい"という言葉に嬉しくなり、急かすような感じでどこに行くか詰め寄ってしまった


「と、とりあえず落ち着いて!」


「あ、すいません。」


「とりあえずその辺歩こうよ!」


「そうですね!」


服の代金を払い2人でその辺をブラブラすることにした


「冬音さんお腹すいてないですか?」


「あー…まぁ少し」


「じゃあ、どこか入りましょうか!どこがいいですか?」


「じゃあ、ファミレスで!」


そう言って俺たちはファミレスに向かってたんだけど…


「冬音さん、なんか俺変ですかね?」


「え?」


「なんかみんな俺の方見てる気がして…変なとこあるのかなって」


「そんな事ないよ!すごくカッコいい」


「あ、ありがとうございます。冬音さんにそう言って貰えるのすごく嬉しいです!」


俺がニコッと笑って気持ちを伝えると冬音さんは真っ赤な顔をして"ま、まぁそれは悠音くんがイケメンだから"と言ってフイっと顔を背けてしまった


俺、何か変なこと言ったかな?



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