よくよく考えてみれば、クリスマスとかサンタクロースなんて文化、イベントはいつ日本に入ってきたのだろう。なんて普段は考えもしませんが、どうやら明治らしいです。定着したのは大正時代とのことなので、明治の頃はまだまだ一部の層(主にキリスト教の信者でしょうか)が知るばかり。そんな時代に、思いもかけずサンタクロースと違われてしまう泥棒さんの心温まるストーリー。クリスマス・イブのお供に是非!!
メリークリスマスな寄席はいかがでしょう?軽快な語り口により、明治時代にタイムスリップ!やさぐれた男が、空き巣に入って一人の少年にサンタクロースと間違われるお話。寒い季節にこそ読みたい、人の温かさにポカポカする逸品。ぜひご一読ください。