第25話 まさかの言葉

 確実に、間違いなく目視で確認出来る。

完璧に、そして柄本迄深く刺さった己の握る短剣から伝わる攻撃成功の感触。

目の前に居るジンの左胸。心臓部分から突き出ている己の短剣。

 

「アタシのぉ・・勝ちだぁ!!」


 攻撃の刹那ですら漏れ出そうになる気合の声を我慢したリリナの勝利宣言。

瞬きの時ではあったが、その瞬間を会場に居る全ての人が確認し、リリナに呼応して歓声を上げる―――直前にリリナの左手首をジンの右手が掴んだ。


「なっ!?はぁっ!??」


 何が起こったのかわからない。確かに目の前には心臓を刺されているジンが居るし、その短剣は間違いなく自分が握っている。どんな生き物であれ心臓は絶対の急所だ。そこを破壊されて生きている生物はこの世に存在しない。

 だが、それをあざ笑うかのように目の前に居る幼馴染は口から血を吐き、左肩と左胸からの出血に対処することなくアタシの左手首を掴んだ。意味がわからない。


「グッ!・・ゴホッ!!」


 混乱して動きが完全に止まっているリリナの左腕を短剣ごと引き抜きつつジンはその衝撃で吐血する。間近にいたリリナはそれをモロに被り、ハッと意識が引き戻された。


「な、なんで!?なんで生きてるのジン!アタシ間違いなく心臓刺したよね!?目で見たし感触も手に残ってる!なのになんで無事なの!?」


 パニックの様になっているリリナが矢継ぎ早に疑問を投げかける。その間にジンは短剣を抜ききり、フロートで浮いているジンがリリナを腕一本でぶら下げている状態になっていた。


「簡単な話だよリリナ。僕はしなかっただけさ」

「は?」

「生物ってね。意外としぶといんだよ。勿論頭を割られたり心臓を壊されたりしたらまぁほぼほぼ間違いなく死ぬ。それは間違いない」

「でもジンは今――」

「でもそれは何のもしなかったらって前提条件が入る」

「前提条件・・・?」

「頭を吹き飛ばされれば即死。身体の許容以上の衝撃や重力が掛かったら即死。即死の条件は多々あれど、実際中々即死する生き物っていないんだよね」

「何を言って――」

「確かに僕は心臓を突かれた。寸分の狂い無くね。流石リリナ。」

「あ・・・え・・?」

「でもね。僕はしなかった。せめて追加で抉る位しないと心臓を突かれても数秒~数分は生きていられるんだよ生き物って。そんであらかじめリリナにバレない様リジェネーションをかけていた。」

「あ・・・っ!?」

「気付いた?刺された瞬間から心臓の治癒は始まっていた。抜いた今もそれは続いてるんだ。まだ結構苦しいけどね。」

「そんな・・・そんな」


 ネタバラシをされたリリナの顔が青くなっていき、ショックからか握っていた短剣を離してしまう。落ちていく短剣を横目に、ラッキーと思ったが僕はそれには触れず行動に移る。


「ねぇリリナ。錬金術って知ってる?」

「―――えっ?」


 質問を投げかけながらリリナを掴んでいた手を開く。自由落下を始めたリリナは意味がわからず、反射で出た驚きの声を漏らして落ちていく。


「我が請うは泥土の大地!錬金発動!!」


 大声で叫ぶ。それは錬金術の発動の為では無く、右手に残った手甲を少しでも勢いよく地面に投げつける為。

 最小限の手甲にしたのはこの為。大きすぎては投げづらいし勢いが付き辛い。

リリナを掴んだまま発動させようとしたら何かしらの対応を取られてしまうかもしれない。

 だからこそこのタイミングしかなかった。リリナは魔法が微塵も使えない。と言う事は空中に投げ出され、武器も持たない今の彼女は落下に対する対抗策を持たない。

彼女より早く手甲が地面にたどり着けば・・・。


「なっ!?何よコレェッ!!?」


 未だ砂煙舞う中から聞こえたリリナの驚愕した声に会場は響めく。

しかしその観客の中で数十人纏まって座り、大きな声は出さずともリリナ以上に驚愕している者達が居た。


「ありえない・・・嘘だ。実践で錬金術なんて不可能だ・・現実的じゃない」


 高等部三年。錬金術科目主席のマリア・ベンである。

そもそも錬金術とは彼女の言う通り常識として戦闘に向いていない。

サポート等は出来るが、それも戦闘を本職としている様な人から見れば、あれば少し楽になる程度の物であるため重宝されることはまず無い。

 錬金術の本質は生活環境の向上にある。

暗闇を作らない街灯。食物を長期保存出来る冷蔵庫。嗜好品となる酒や煙草等ありとあらゆる分野に置いて世間から一目おかれ、また頼りにされる一つである。

 だが勿論簡単な物ではない。術に必要な物は大きく分けて三つあり、一つが魔法陣だ。これは三角や四角、ひいては五芒星や六芒星に星型など様々な形があり、まずこれが無いと錬金術は発動すらしない。しかも使用する錬金術によって形を変えなければいけないので、錬金術師はまずどの魔法陣がこれから使用する術に合っているのか考える事から始めなければいけない。また、画数が少ない魔法陣程小さくて性能が良く、多い魔法陣程大型で大味な結果が出るので此処で頭を捻る者が続出する。

 二つ目は術者の体液。これは汗でも唾液でもなんでも良いが、生命に直結する物程強い力が宿る。主に主流となっているのが血液である。量を間違えれば己の死に直結することから一定以上の成果が出る。だが痛みに耐性をつけないと使用できない事や、失敗すると悪戯に自傷して出血するだけという成果ゼロの嘲笑される未来が待っている。

 三つ目は術に対する対価物だ。石を金にしたり冷蔵庫を作るのに紙を使ったりしてもそれは間違いなく成功しない。錬金術は常に平等で無慈悲な術として周知されている。

ありもしない夢の為に私財を投げ打ち破滅した者がいれば、ひょんな事から大発明に繋がり大成功した者もいる。

 錬金術は万能ではない。錬金術に夢を見るな。だが錬金術は生活に必要不可欠な物と云うのが学園でも習う一般常識だ。

 マリアも家格は低いながら貴族として錬金術科目で主席を取る為努力してきた一人であり、常に背後から自分を追い続けてきたジンの事は勿論知っていた。共に研鑽してきた友でありライバルとも思っていた。

 実際錬金科目は戦闘に向いていないので模擬戦には一人として出ていない。

今自分を含めた錬金科目の同級生達は、クラスメイトであるジンの応援に来ていたのだが、初戦からありえない戦い方で会場全てを敵にするジンに対して素直に応援する事は出来ず、静かに観戦しているだけに留まっていた。

 しかし今、眼前にて晴れていく砂煙と、それによって顕になった会場を見てマリアは絶句するしかなかった。


「あり・・えない。戦闘で、一体一で、錬金・・・術?」


 明瞭になっていく会場にリリナの姿が見えてきた。だがどうにもオカシイ。先程までよりリリナの姿が小さくなっている様に見える。いや、確実に縮んでいる。

おまけにその人影はもがく様に蠢いている。まるで何かから抜け出そうとする様に。


「やぁリリナ。具合はどうだい?」

「なによこれ!?なにしたのよジン!」


 先程迄の青い顔は何処へやら。今のリリナは顔を真っ赤にして踏ん張っていた。

で。


「何って錬金術だよ。会場の地面を泥の性質に変えたんだ」

「は、はぁっ!?錬金術!!?」


 ジンの発言に会場も響めく。未だかつて自分たちが見てきた戦いで錬金術を使った者は一人足りとも居なかった。これは卑怯なのかどうかの判断も今一つかず狼狽している。


「そう。錬金術。リリナから奪った五本の短剣を会場の隅に投げて星型のガワだけ作って血液は僕が散々会場に撒き散らした。砂の地面の質を泥のようにする対価物として鉄の手甲を使ったって訳。実際創った星型は短剣を刺したそれぞれの先端だけっていうガワだけだけど凄いよねこれ。術者が正確にガワの間の線を意識して脳内で補完すれば魔法陣って完成するんだってさ」

「っ!?・・・ジ、ジンッッ!!!」


 ジンがそう説明すると、ざわめいていた会場から大きな声で呼ぶ声が聞こえた。思わず声のした方を見ると、そこに居たのはマリア・ベンだった。


「あれ?マリアじゃん!応援に来てくれてたの!?ごめんねーこんな戦い方ばっかで」

「戦い方とかどうでもいい!吃驚したけど今はどうでもいい!!」


 飄々と、まるで悪戯がバレてしまった子供の様に振舞うジンに対してマリアは大きな声をあげる。


「今の話は何!?魔法陣の線を脳内補完って何!?そんなの知らない!私そんなの知らない!習ってないよ!?見た事も読んだ事も無いよ!?そんなとんでもない事誰に教わったの!??」


 普段の落ち着いた彼女のイメージからは想像も出来ないほど取り乱すマリアを見てジンも驚き目を開く。

 会場にいる誰もが知りたいその情報。十年以上主席を取れずもがいていた平民。それがたった数日で誰からも教わっていない戦い方をし、主席でさえも知らない知識を持ち、その主席を圧倒した。一体に教わったんだ・・・と。


「師匠だよ」

「え?し、師匠?」

「うん。おっかなくて、でも優しくて、面白くて、滅茶苦茶で、物凄く博識で・・・物凄く強い世界最強の師匠が出来たんだ」


 会場がジンの言葉に耳を澄ましていた。

今回の異常な戦闘方法や知識を誰から得たのか?その師匠とは誰なのか?皆がそれを知りたがり、再び会場は静まり返る。

 マリアに対して「早くその質問をしろ」と云う無言の圧力を投げながら。


「だ・・誰なの?その師匠って」


 会場の皆が期待していた言葉がマリアの口から放たれる。子供にこの様な戦い方を教える輩は誰なのか?どんな奴なのか、興味がジンの今迄の行動を上回ったのだ。


 「・・・まだ試合中だからその話は後で。ごめんねマリア。我が身を風に。フロート」


 そう言ってマリアに背を向け、リリナの元へ降り始めたジンに再び声が投げかけられる。

 しかしその言葉を放ったのは、今この会場に居るマジョリティの師匠は誰だ?と思っている者ではなく、マイノリティに属するものだった。


「何が世界最強の師匠だ!そんな卑怯な戦い方を教える奴はどうせロクでもない奴に決まっているだろう!貴様の様な何の価値も無い者にはお似合いの下劣な人物に違いない!!」


 下降を続けるジンがピクリと反応し、その顔を怒りに染めていく。リリナも聞き覚えのある今の声は間違いなくグランが言ったものだ。

 多少残っている砂煙が見えにくくしているものの、下にいたリリナはジンの表情が変わっていく様を見てギョッとする。

 十年以上の付き合いがある中で、ジンが怒った事は勿論あった。

必要以上にボコボコにしてしまったり、おやつを盗ったり驚かしたりした時、ジンは怒っていた。

でも今のジンは見たことの無い顔をしている。例え怒っても謝れば「全くもう」と言って許してくれていたあのジンではない。まるで今すぐにでも殺してやりたいとでも言いたげな表情で背後に殺気を放っている。

 だが集団心理とは斯も恐ろしい物である。一つの流れの道筋が出来てしまうと周囲もまたその流れに乗ってしまうのだ。


「そ、そうだ!そんな卑怯な戦い方をするなんて盗賊や殺人者にでも師事したのかこの犯罪者!」

「どうせ主席が取れない腹いせにこの最後の模擬戦でどうにかして勝ってやろうって入れ知恵されてそれに乗っただけだろ臆病者!!」

「栄えある人魔教育学園の恥さらしめ!お前の師匠とやらもこの世界に必要のない犯罪者だ!!」


 皆が思い思いの罵詈雑言をジンに浴びせる。悪態をつかれるのは想像していた。避難されることも予期できた。だが―――


「それは・・・駄目だろう」


 勿論彼の師匠が人魔共に伝説の人物である等と云う事は誰にもたどり着く事はおろか、想像する事すら無理だろう。公式記録では故人なのだから。

 だがしかし、その二人は確実にジンの中に存在し、心が折れかかっていた彼を救ってくれた恩師だ。どうすることも出来ず彷徨っていた自分に進む道を示してくれた師匠だ。こんな平和な世の中であっても、例え二人の存在を感知する事が出来ないとしても、カイルとマディラにその様な言葉を放って良い筈がない。皆がそれを自覚していなくても、此処に唯一一人。二人の存在を知り、かつ今聞こえてきている悪意ある言葉をリアルタイムで二人は聞いていると云う事を知っている自分が居るのだから。


「それは・・・言っちゃダメだろうが・・なぁ」


 自分でも驚く程怒りが込み上げてきている。理由はわからない。恩師を貶されたから?伝説の人物に対しての罵詈雑言に耐えられないから?自分でも制御できない怒りが己の内から溢れだそうとしている。

 砂煙が完全に晴れ、会場内には錬金術の効果が切れて地面から抜けた後、ジンの怒りの形相を見て固まってしまっているリリナと着地しているジンだけが居た。


「お前ら!それは・・・それだけは言っちゃ駄目だろうがぁっ!!師匠は・・師匠達はっ!」


 押さえ込む事が出来なくなった怒りがジンの口から声となって飛び出るが、何百と居る会場の生徒や教師達の暴言の前では、誰の耳に届くことも無くかき消されていく。

 目の前のリリナ以外には。


「この世で最強の!人間と魔族で一番のっ・・・!!!」


 喉が裂かれても構わないほどの勢いで叫ぶジンだが、到底数の暴力には敵わない。そんなジンを悲痛な目で見つめるリリナ。

 だがそんな発狂とも言える状態のジンの足元に何かが投げ込まれた。

ガシャン!と音を立てて落ちてきたそれは、先程迄カレハが使用していた拡声器だった。

 一も二もなくジンはそれを拾い、大きく息を吸い込んで全力で叫ぶ。


「卑怯じゃない!!!これは・・・!これはマディラ師匠とカイル師匠から学んだ!!勝つための!生き残る為の!効率化だあぁぁぁぁぁっっ!!!!!!」


 あまりの大声で拡声器から発された声は完全に音割れしてしまった。そして会場ほぼ全ての人が大声で叫んでいた為、ジンの言葉はまともに届くことは無かった。

 観客達は拡声されたジンの大きな声に吃驚して思わず声を止めてしまい、会場の音が全て掻き消えたその瞬間、ジンの前に七人の人物が瞬時に現れた。


「君・・・今かなり聞き捨てならない事を言った気がしたんだけど。もう一回いってくれないかな?」


 金髪目立つ細身のイケメン。五天魔の一人である閃光のアラン。


「そうさなぁ。我々としても中々興味深い事を言っとった。どういうことだジンとやら」


 剃り落とした坊主頭と対照的に蓄えた髭を弄りながら次いで話したのは勇者パーティの一人、拳聖オルドラ。


「そうですねぇ。違うならそれでいいのですけれど万が一ということもあります。私も詳しく聞きたいですねぇ」


 真っ赤な腰まである長髪を風に遊ばせながら真っ黒なスーツをビシッと着こなしている妙齢な女性。これまた勇者パーティの一人である鮮血姫【ミリアリア】。


「・・・返答如何では君をこの場で拘束させてもらうが・・悪く思うなよ?」


 顔中に深い皺を刻み、正に厳格を象徴するその威厳を放つ勇者パーティ最後の一人、知略王【ドルドルイ】。


「気持ちはわかるけど頭ごなしに威圧してんじゃないよジジィ。まぁ手荒な事さえしないのであれば私も概ね賛成だけどね」


 ドレスの様なフリフリの服を身に纏い、紫色のショートヘアを手で梳きながらドルドルイに同意するのは五天魔の一人、鏖殺の【マイン】。

 そして何も言わず唯々ジンを見つめる慈愛のアスティアと狂戦士リアナだった。


「あ・・・え?な、なんで勇者パーティと五天魔の方々が此処に・・・?」


 あまりに突然の事で焦るジンに対して、ドルドルイは答えず、再び目にも止まらない速度でジンに詰め寄り首下に手を伸ばす。


「っ!?っつあ!」


 短い期間とはいえ、カイルとマディラに散々扱かれたジンは思わず反射でその手を振り払った。


「ほほぅ・・・まさか反応するとはなぁ。これは是が非でも捉えねばならなくなった」


 ドルドルイのその言葉と同時に他の面々からも威圧感が滲み出始めた。

これは流石にどうすることも出来ない。

 ジンの思考が諦めて考えることを止めようと一息吐いたその時だった。


『今か!?今がその時なのか!?』

『俺に聞かれてもわかんねぇよ!でもこれ以上の事あるか!?』

『ええい!あやつめ!何故詳しい状況を我らに教えなかったのだ!』

『いやもう問答してる場合じゃねぇって!ドルドルイがマジの目ぇしてるから!イケイケ!!』


 ジンが胸元に下げている紫色の水晶が淡く光り、カイルとマディラの声が聞こえてきた。


「んん?なんだその玉は?光っているな」


 ドルドルイが視線を水晶に移すと、二人の意見は一致した。


『こりゃまじで無理だ!ここしかねぇ!』

『小僧!聞こえているな!今から言う言葉を叫べ!直ぐにだ!!』


 聞いた事が無い程狼狽えた声を出す二人。そしてマディラから叫べと言われた言葉を聞いたジンは――。


「えぇっ!?いや無理無理無理無理ですってそんな事言うの!」

「んんん?」


 その言葉があまりにも命知らずで不躾な内容だった為、思わず無理と言ってしまったジンだが、周りからすれば急に一人で騒ぎ出した様にしか見えない。

 訝しんだドルドルイは疑問を抱きながら再びジンに手を伸ばそうと動く。

今度は反射もされないようゆっくりと。


「もしや通信魔法等で誰かと連絡でもしている可能性もあるな、アスティア、探知しておいてくれ」

「わかった」

『おいおいおいおい!マジでヤバイマジでヤバイって!此処でこいつらに捕まったらオシャカだ!』

『やはりここしかない!小僧!早く叫べ!』

「いやだってご本人に知覚されたら流石にそれは不敬が過ぎて――」

「また独り言・・・こりゃあ黒だなぁ」

『頼む坊主!今だけは俺らの言う事を聞いてくれ!!』

『そうだ小僧!魔王直々の頼みだ!ここ一番だけ師の事を信じてくれ!』


 二人の余りの慌てように思わず冷静になる。まぁでも確かに試さなきゃ此処で捕まっちゃうし・・・やるしかないか!もうどうにでもなれ!


ドルドルイが近づき、ゆっくりとその手がジンの首に伸びてきた時。


「リア!アスティ!此処は任せた!!」

「「承知!!」」


 ジンがそう叫ぶと、他のメンバーとは違いリリアの傍で威圧感も出さず様子を伺っていたリアナとアスティアが呼応し、即座に動いたリアナがドルドルイをその体ごと蹴り飛ばして会場の壁まで吹き飛ばした。





            ~あとがき~


お久しぶりです。作者のマスタースバルです。この度は二ヶ月も間が空いてしまい誠に申し訳ありませんでした。


私事で恐縮ですが、四月から転職いたしまして、新しい仕事を覚えるのに全然時間が足りなくて・・・(;´Д`)


以前の様な投稿頻度は夏期休暇や年末年始休暇以外無理なんですが、いよいよ第一章も大詰めですのでまだこの作品を読んでくださっている方の為に頑張って続けます!


アイデアは一杯溜まっているんですが如何せん時間がない(´;ω;`)


不定期更新で下げる頭は既に地に埋まっておりますが、心の広い方はお付き合い頂ければ嬉しいです。


これからも当作品をよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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