第2話 最初の2週間はバカみたいに遊んでた。

休職届を出すまでのスピードは早かったかもしれない。

それから、精神科にも足を運んだ。

薬が解決するよりも時間が経つことでしか解決はしなかった。

パワハラされたことですら、いつまでも被害者でいないで一歩踏み出さなければいけないとすら思った。

まず始めたことは、毎日を生きることだった。

休職中にやろうと思ったのは、ぽくんと毎日遊びながら過ごすことで、それに飽きたら映画観て過ごすというくだらないこと。

ぽくんと遊んで気づいたのは、ぽくんがバカみたいに可愛いことだった。

そんな日を大体2週間過ごした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る