第7話 ひと休み

どうも、yuukiです。前話に引き続きこの作品を読み始めていただきありがとうございます。では、この作品をお楽しみください。


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 (さて、休むのはいいんだけど何しよう。あ、そうだ。アニメ観ようアニメ、最近忙しくて観れてなかったからこの機会に一気見するか。なに観ようかなぁ〜。あ、このアニメ面白そうだなぁ。よし、これにしよう。)


 (あ〜面白かった。セリフを真似して言ってみようかな。ボイトレで色んな声出るようになったことだし。声の高さは)

 「あーあー」


 (このぐらいか。よし、実際にセリフを言ってみるとしますか〜。)


 「ーーーーーー」


 (う〜ん、ちょっと違うなぁ。こうか?)


 「ーーーーーー」


 (お、いい感じだ。後は最後のところの言い方を少し変えて)


 「ーーーーーー」


 (かなり良いんじゃないかこれは、案外出来るもんだな。これなら本家とほとんど変わらないんじゃないか。ちょっと楽しくなってきたな。他のキャラもやってみよ。)


「ーーーーーー」


 (これで全キャラの声真似が出来るようになったーーー!大満足だわ。あ、そうだ。アニメの音量をゼロにしてアテレコしてみようかな。)


 「ふぅ〜」


 (よし!始めるか。録音もしちゃおっ。)


「出来たーー!」


 (これ良くね。これを色んな人に聞いてもらいたい。でも、この音声だけだとただのアニメの録音だと思われるんだろうし、そもそもボクが投稿したって誰も見てくれないだろな。でも諦めたくない。色んな人に聞いてもらいたい。これまでとこれからのボクの努力の成果も発信して見てもらいたい。でもどうしたら…)


 「はぁ〜。」


その日の夕飯にて…

『今日はゆっくり休めた?』


 「うん、しっかり休めたよ。でも…」


 『何か悩みでもあるの?』


 「うん、頑張ってることの成果を色んな人に見てもらいたいんだよね。でも僕がYtubeに投稿したって誰の目にも止まらないだろうし、どうしたらいいのか分からなくて…」


 『それならお母さんが力になれそうね。ちょうど仕事の復帰を考えてたところだったしちょうど良いわ。お母さんが碧のママになってあげる!』


 「え?どういうこと?」


 『碧はVTuberって知ってる?』


 「う、うん」


 『お母さんは元々VTuber専門のイラストレーターをやってたのよ。ねぇ碧、VTuberとしてデビューしてみない?お母さん結構有名だからスタートダッシュは出来ると思うよ。』


 「VTuberかぁ。うん、やってみたい。」


 『お母さんに任せときなさい!』


 「うん、よろしくね。」


 『(伊織さんにも1枚噛ませないと拗ねそうだし言っとかないとね)ボソッ』


 「ん?何か言った?」


 『じゃあ来週末のお母さんの所属会社のVTuberのオーディションの申し込みまでに出来ることやっとかないとね。』


 「え!?そんなすぐ?聞いてないよーーー!」


 『だって今言ったもの。ふふっ。』


 こうしてボク達は急ピッチで準備を進めていくのだった。


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ここまで読んでいただきありがとうございました。毎日投稿出来るよう出来るだけ頑張ります。この作品をこれからもよろしくお願いします。

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