第6話 お布団
かえるさんがドアを開けると〜
そこは、トオル君のお布団の中でした。
かえるさんは、トオルくんの横にちょこんと寝転がりました。
すると、トオル君は、寝返りをして
かえるさんの方に転がりました。
「おっと。」
かえるさんは、もう少しで
踏み潰されそうになってびっくりしました。
トオル君と前にお風呂で遊んだことを思い出し、かえるさんは
「トオル君」
と声をかけました。
目を覚ましたトオル君は
かえるさんを見つけ、大喜び。
一緒に布団の上で飛び跳ねたり
枕の滑り台を作って遊んだり
お布団で波波を作って泳いだりして
遊びました。
かえるさんは、たくさん遊んで
眠くなったのでお家に帰りました。
トオル君は朝になって目を覚まし
かえるさんを探しました。
「ママ、かえるさんは?」
とトオル君は、聞きました。
ママは
「楽しい夢を見たのね。」
と言ってにっこりと笑いました。
「あー、今日も、楽しかった。」
かえるさんは、いつのまにか眠っていました。
おしまい。
※
このお話は、なんてことない話なんですが
子供がまだ2、3歳の頃
寝る前の本の読み聞かせのかわりに
聞かせていた創作物語です。
かえるさんがドアを開けると〜
から、始まって
ハッピーエンドで終わり
毎回、新しいストーリー を語る
というのが
子供とのお約束で
いつしか、子供も
かえるさんがドアを開けると〜
の物語を話せるようになっていました^_^
ふと思い出して
書いてみました。
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