第5話 ゲーム大会本番

こうして「アニマルファイター」フリーゲ大会大会当日を迎えた。もちろん大会はライブ中継で流れることに。(ここからはキャラ名はアバターの名前を使います。)


マリット「今日は待ちに待ったアニマルファイター最強王決定戦!一番は誰になるかな?」


治昭「練習配信とかはしたけど視聴者対戦大変だったな~連続で負けたりすること多かったから精神折れかけたもん。」


マリット「何敗したの?」


治昭「4連敗。」


マリット「勝った~!私8連敗したことあります~」


コメント欄「そこ張り合うところ(笑)」


コメント欄「それは勝ちというより負けなのでは?」


マリット「でも本番では負けないですからね。」


豪樹「先輩方には悪いっすけど優勝は俺がもらっていきますから。」


治昭「豪樹くん自信満々だね~まあ今のところ優勝候補が豪樹くんだからね。」


?「豪樹にいいかっこさせてたまるかよ!僕が倒して優勝してやる。」


最初の挨拶の時にいなかった。2年生の「辰浪(たつなみ)」も今回参加した。マリット曰く女性に対してあまりデリカシーがないらしい。


マリット「でも、さっきからミャー子の声が聞こえないけどミュート中かな。」


ミャー子「あ、ごめんなさい。集中して喋るの忘れてました・・・・・・」


コメント欄「集中しているミャー子かわいい」


コメント欄「がんばれ~」


辰浪「まあがんばれよ。何なら手加減しようか?」


ミャー子はそんな情けはいらない!とか言うかと思ったが。


ミャー子「いいですけど後悔しても知りませんよ。」


豪樹「ま、ミャー子は最下位決定だからハンデくらいもらっておけばいいんじゃねえのか?」


ミャー子「うん、ありがとう。」


と満面の笑みで豪樹の皮肉を皮肉で返したミャー子だった。


コメント欄「お~早速バチバチだ。」


コメント欄「ミャー子はゲームあまり得意ではないけど今回何かが起こりそうな予感がする。」


コメント欄「豪樹の挑発を返したぞ~!」


そして改は自分の部屋でそのライブ配信を見ていた。


改「一応教えられるほどのことは教えたはず・・・・・・せめて1勝できればそれでいいけど・・・・・・」


早速試合が始まった。最初は辰浪と豪樹の試合。今大会優勝候補の豪樹は猿のキャラクター「猿武(えんぶ)」を使用。見た目は闇落ちした西遊記の孫悟空みたいなキャラ。火力が高く素早さも早い。その代わり防御が全キャラ最弱である超攻撃型キャラである。対する辰浪は鳥のキャラクターの「ウィンディ」。ハヤブサを擬人化したキャラクター。飛行能力があるため数秒間飛び続けることができる。


マリット「それでは、レディ~ゴ~!」


戦いが始まった。戦いは豪樹のプレースタイルである攻撃型スタイルで猿武の高火力でウィンディを完膚なきまで叩きのめした。


辰浪「は!?なんだよこれ?」


豪樹「あれ~パイセンこの実力ですか~?これなら小学生のほうがまだ強いですよ~」


と豪樹お得意の煽り攻撃が始まった。


コメント欄「あーあ、始まったよ。」


コメント欄「強いんだけどこういうところは悪いところなのよね・・・・・・」


辰浪「まあ、これは新入部員に花を持たせただけだからな。次の試合は負けん!」


といったのだか、第2ラウンドも戦況は変わらず豪樹の勝利に終わった。


辰浪「何で!?今まで1ラウンド取れてたのに?」


豪樹「あれ?もしかしてわざと取らせたの分かっていないみたいすか?」


改「(やっぱりそうだったのか。ホントにゲーマーとして最低なヤツだ。)」


改は自分の家でライブ中継を見ていた。自分が入って豪樹を倒そうかと思ったが、関係ない人が入っていくわけにはいかない。


改「今は猫柳さんの試合を応援しないとな。」


治昭「よし、次はマリット対ミャー子だね~」


コメント欄「キターーーーーー!」


コメント欄「かわいい対決だ。」


辰浪「でもどちらも強くないから実質最下位決定戦みたいだな。」


コメント欄「確かに(笑)」


コメント欄「お前もう一敗してるやん。」


と辰浪の敗北ネタをいじられつつ、ミャー子の大会初試合が始まった。マリットの使うキャラクターはミャー子がずっと使っていた「ニャプラー」を使ってきた。周りはニャプラーのミラー対決かと思われたが。


ミャー子「これにするニャ!」


なんとミャー子は「エレファス」を使用した。これにフリーゲのみんなは困惑していた。


辰浪「エレファスを使うのか。確かにパワーキャラだけど・・・・・・ニャプラーよりは扱いづらいキャラだぞ。」


豪樹「ふっ、勝てないからってやけくそになったんじゃねえのか?」


ミャー子がエレファスを使うのには理由があった。それはミャー子こと猫柳都が改の家に泊まって翌日の時、改にこのキャラを使えばいいじゃないかと言われた。


都「エレファス?たしか犬神くんが練習キャラで使っていたよね。」


改「そう、ニャプラーの方が使いやすいけど。俺が昨日の猫柳のプレイを見てこっちのほうがいいと思ってな。」


都「え~象のキャラクターなんて可愛くないよ~」


改「・・・・・・今の発言、象好きな奴ら全員を敵に回したぞ。まあそれは置いていて、エレファスは元々防御力も高いからごり押しでもいけるキャラなんだ。」


都「それって?」


改「ニャプラーは動きが早いから制御するのが難しい。でもエレファスはただ攻撃するだけでいいから無駄なことを考えなくていい。」


その言葉を信じミャー子はエレファスを使った特訓が始まった。


マリット「いけっ!このっ!」


マリットはニャプラーお得意のジャンピングパンチを当てているがミャー子はそのパンチを防御しているためダメージを最小限に抑えている。そして攻撃のターンに入るとその一撃の重さは全キャラクタートップクラス。体力ゲージがあっという間にゼロになった。


マリット「強~い!」


治昭「確かに、今までよりも強くなっているね。」


コメント欄「スゲ~!!」


コメント欄「ミャー子覚醒か!?」


第2ラウンドも同じように相手の攻撃を最小限に抑え、自分の攻撃技を使いマリット相手にストレート勝ちを達成した。


辰浪「ならミャー子、僕と勝負だ!」


ミャー子「負けませんよ~」


次の辰浪戦もウィンディの乱打をものともせず攻撃技を使い2対1ながら勝利することができた。


治昭「すご~い。本当に強くなったね。」


豪樹「・・・・・・。」


豪樹はチヤホヤされているミャー子を見て苛立ちが増した。


豪樹「(俺との対決では完膚なきまで叩きのめす。)」


途中結果は豪樹が3勝、ミャー子が2勝、治昭が1勝1敗。辰浪が1勝2敗。マリットが3連敗となった。


辰浪「次はミャー子と治昭さんだね。」


治昭「いや~さっき豪樹くんに負けたから自信ないな~」


辰浪「とは言え僕には勝ったじゃないですか。」


ミャー子「おねがいします。」


そう言いながら治昭はフリーゲの中ではゲームセンスが良くプロゲーマーのスカウトが来るレベルなのである。しかし、このことは口外していなく本人は大学進学を目指しているらしい。


ミャー子「(ここが第一の突破ライン。ここで倒さなければ豪樹くんに挑めない・・・・・・)」


治昭は人気キャラのライオンの「ライオネル」を使用。王冠を被った炎のような鬣が特徴なキャラクターである。


ミャー子「(出たっ!ライオネルの遠距離攻撃!)」


ライオネルは必殺コマンドの操作方法が難しいが遠距離と近距離攻撃ができるキャラである。でも、このことも改は想定していた。


再び改の部屋で都の特訓まで時を戻そう


改「おそらく治昭さんは「ライオネル」を使ってくる。このキャラは遠くから攻撃してくるタイプだから近くまで近づいていかないと勝ち目はない。」


改はミャー子と模擬戦をするときにこんなことを言っていた。


都「じゃあどう対処すればいいの?」


改「実はこのエレファスは一発逆転の必殺技がある。その代わり発動するコマンドが難しいからあまり使う人はいないけど一か八かってところかな。その発動条件は・・・・・・」


改の教えを思い出し、治昭の攻撃をミャー子は耐え続けていた。


ミャー子「(よし、今だ・・・・・・)」


ミャー子はコントローラーをガチャガチャと動かした。するとエレファスはライオネルに猛突進をした。


治昭「これは、「ヘビーインパクト!」今まで受けたダメージを倍返しにする大技!コマンド操作が難しすぎるから使いこなすゲーマーはほとんどいないがまさか・・・・・・」


ミャー子「これってそんなに難しい技なんですか?」


治昭「分かっていなかったのか!?」


ミャー子「でも、これで形勢逆転です!」


ライオネルはその後も押されなんとミャー子の勝利となった。


治昭「いや~負けた。本気でやったんだけどな~」


マリット「結構本気出していたよね。途中から無言になっていたし。」


治昭「それほど余裕がなかったんだから・・・・・・」


コメント欄「すっげ・・・・・・」


コメント欄「今までの下手なミャー子は何だったんだ?」


コメント欄「治昭を本気にするなんて・・・・・・」


辰浪「コメントが早くなっているぞ。」


マリット「まあ、ミャー子がここまで強くなっているからね。」


そんな話をしている4人の後ろで豪樹こと猿渡豪はイラつきのあまり拳を握りしめた。


改はその配信を見ながら


改「アイツ、ゲームの才能があるかもしれない。」


こうしてミャー子対豪樹の戦いが行われた。お互い3勝しており勝った方が優勝者となる。


ミャー子「よろしくな。」


しかし豪樹は挨拶を無視し椅子に座った。


ミャー子「(まっ、アイツはこんなことしないだろうし、勝負で決めるしかないだろうね。)」


キャラは今までと同じくミャー子は「エレファス」豪樹は「猿武」を使用。決勝戦が始まった。


豪樹「行くぞオラ!」


最初の攻撃は豪樹の猿武からだった。動きが早く今まで攻撃をかわしていたミャー子も攻撃をもろに食らってしまった。豪樹は攻撃を止めず連続攻撃を仕掛けていきあっという間に1ラウンド目を取られてしまった。


辰浪「手加減なしかよ・・・・・・」


マリット「ミャー子、まだまき返せるよ!」


2ラウンド目。豪樹は1ラウンド目と同じように先手必勝の攻撃を仕掛けた。ミャー子は今までなら同じく連打で対応していたがそれだと思うつぼだと改に教わり、あくまでも冷静に攻撃をかわし、攻撃を当てていった。


豪樹「当たれ、クソっ!」


豪樹が操る猿武は連続攻撃の代償で動きに隙ができた。


ミャー子「(今だ!)」


ミャー子はコントローラーをガチャガチャと動かし大ダメージを倍返しできる大技ヘビーインパクトが猿武にクリーンヒット。2ラウンド目はミャー子が取った。


治昭「お~豪樹くんが初めて1ラウンド取られた。」


勝負は最終ラウンドにもつれこんだ。


豪樹はまたしても先制攻撃を仕掛けた。


ミャー子「(これは、豪樹くん。冷静は判断できていないね。)」


ミャー子はこのラウンドも冷静に攻撃をかわしていった。しかも1,2ラウンドの時より攻撃が単純になっていた。


ミャー子「(これは、こっちも攻撃で返していくか)」


ミャー子は最初の時と同じ攻撃重視で行くことにした。しかしあの時のミャー子とは違う。適当に攻撃するわけではなく自ら選んだ攻撃技で豪樹にとどめを刺した。


ミャー子「ミャー!!」


猿武は倒れ、見事ミャー子が優勝を勝ち取った。思わず叫んだミャー子はそのまま左手でガッツポーズをした。


マリット「おめでとうミャー子!」


治昭「とてもいい決勝戦だったよ。」


辰浪「おまえ、いつの間にそんなに上手くなったんだ?」


ミャー子「いや~それほどで・・・・・・」


そういおうとした直後隣で悔しそうに机をバンバンと叩いている{この行為を台パンと呼ぶ}豪樹がいた。


豪樹「なんで俺がこんなゲーム下手に負けなくちゃなんねえんだよ!!」


豪樹の顔は真っ赤になっており、そのままミャー子の胸ぐらをつかんだ。


辰浪「オイ、本番中だぞ!」


豪樹「うるせぇ!雑魚は引っ込んでろ!」


コメント欄もざわつき始めた。


コメント欄「おい、大丈夫か?」


コメント欄「本番中だぞ、めちゃくちゃしてんな!」


コメント欄「炎上案件キターーーーーー!」


コメント欄「ケンカか、やれやれーー!!」


マリット「(一旦配信を止めるしか・・・・・・)」


マリットが配信ボタンを切ろうとしたその時、あるコメントが目に留まった。


マリット「みんな、これを見て!」


マリットが指差したのは料金を支払えば少し派手なコメントが投稿できる「ゴールドチャット」というもの。1万円のゴールドチャットにはこんなことが書かれていた。


ゴールドチャット「こんにちは、フリーゲさんのアニマルファイター対戦見ました。私は「犬氏」というものです。ぜひ一つ御手合わせお願いしたいのですがよろしいでしょうか?」


治昭「いぬ・・・・・・し?あ、もしかしてアニマルファイター元世界ランク1位の「犬氏(けんし)!?」


コメント欄「え、あの犬氏!?」


コメント欄「まさか、偽モンだろ。」


コメント欄「噓つきはお帰り下さい~」


豪樹「おい、今のゴールドチャット。ほんとうに犬氏か?なら俺と勝負しろ!」


ミャー子は胸ぐらを離し、突き飛ばされしりもちをついた。


ミャー子「イタタタ・・・・・・」


治昭「大丈夫かい?」


ミャー子「はい・・・・・・(でも、まさか・・・・・・犬神くん?)」


ミャー子は治昭に起こしてもらい、席を外した。そして人気のないところで改に連絡をした。


都「もしもし、あのゴールドチャット犬神くんが書いたの?」


改「猫柳か、ケガは大丈夫か?」


都「それは大丈夫だけど。でも猿渡くんに挑むつもり?」


改「ああ、猿渡ならこの挑発に簡単に乗るはずだから話題をそらすのにぴったりだろ。」


都「でもゲーム機は?」


改「あの後買ってきた。先生が分からないまま教えるわけにはいかないしな。それに猫柳には感謝しているんだ。ゲームは楽しいものだってことを教えてくれたんだから。」


都「私は、何もしていないわよ・・・・・・」


改「まあ、長話はここまでにしてそろそろ対戦できそうだ。後は俺に任せろ。」


都「・・・・・・うん。犬神くんならできるニャ!」


改「ありがと。」


都がスタジオに戻ると豪樹と改がキャラ選択を行いゲームが始まることだった。


豪樹「行くぞオラ!」


豪樹の操作する猿武が改の操作するガルベロスに攻撃してきたが攻撃は当たらずすべての攻撃をかわしていた。そしてかわしたすきにお得意の人間離れした連続コマンド攻撃を使い、猿武をノーダメージで叩きのめした。


コメント欄「あの豪樹相手にパーフェクトノックアウトかよ。」


コメント欄「でもまぐれだろ?」


改「これでも信じてくれないか・・・・・・なら、これなら信じてくれるかな?」


2ラウンド目、ここで改は「アイアンクロー」からの「デュアルバイト」の連続攻撃をした。このコンボは改にしか使えないと伝説になっている。


コメント欄「このコンボ!」


コメント欄「この犬氏は本物だ!」


コメント欄「俺、鳥肌立っちゃった・・・・・・」


コメント欄「この動画は伝説になる!」


豪樹は、なすすべなくガルベロスに一撃も攻撃を当てることなく完敗してしまった。


豪樹「ぐっ・・・・・・」


コメント欄「うわ、豪樹弱わ・・・・・・」


コメント欄「あんなにイキッておいて完敗かよ。」


コメント欄「おまけにミャー子に手を出そうとしてたとか男としても最低・・・・・・」


コメント欄「俺、豪樹のチャンネル登録解除しよ・・・・・・」


と今度は豪樹の誹謗中傷が飛んできた。そこへ今度は普通のコメントで改が入力してきた。


犬氏「対戦ありがとうございます。久しぶりにゲームできて楽しかったです。これからまたゲームにまた参加していきたいと思いますので視聴者の皆様よろしくお願いします。」


そうコメントを残したら、コメント欄の熱は犬氏の復帰に移動した。


コメント欄「まじで、犬氏復帰すんの?」


コメント欄「俺、ここに来てよかった・・・・・・」


コメント欄「これは切り抜き確定。」


マリットは今だと言わんばかりに配信を終わらせるあいさつに入った。


マリット「はい、突然のスペシャルゲストに驚きましたが、見事優勝はミャー子になりました。またこういった大会を部内で行うのでその時はまた来てね。ではフリーゲ終了。解散!!」


マリットは配信ボタンを切り、生放送は終了になった。


マリット「はぁ・・・・・・あのね、豪樹くん。今回は何とかなったけど今の行動炎上待ったなしだよ。今後はそういった態度は控えるように。」


豪樹は返事もせず黙ってカバンを取りスタジオを後にした。


次の日の祝日、ネットニュースでは十二ゲーム放送局のコメント欄に突然現れた伝説のゲーマー犬氏復活宣言!がトレンド入りされていた。


改「まさかここまで広がっているとは・・・・・・ネットって怖いな。」


と改はベッドで寝っ転がってスマホを見ていた。昨日の騒動もあって午後11時まで眠っていた。


改「体動かしたくないし今日はゴロゴロするか。」


その時玄関のチャイムが鳴った。オートロックのチャイムではないため相手はアパート内の住人である。改は眠い目をこすりながらドアを開ける。


改「はい、どちら様?」


そこには見覚えしかない白髪の女子高生が菓子折のようなもの持って来た。


都「こんにちは。」


改「何で猫柳が?」


都「え、知らないの?あたし、隣に引っ越してきたの。」


改「ふ~ん・・・・・・はあ!?」


都「私が契約したのがここでね?最近まで人が住んでて引っ越しができなかったの。」


改「そういえば、すぐに引っ越しできないからってホテルに泊まってたんだっけ?」


都「そっ!だからこれからお隣さんとしてよろしく~」


こうして改の部屋の隣に人気ヴィーチューバーミャー子が引っ越してきた。


第5話(完)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る