第11話 2人目と3人目の婚姻届にサイン書いて、魔力を流しました
極炎が漏れないように火属性結界と、漏れても大丈夫なように火属性結界を使ったけど、大丈夫だよね?
「ララ王様、ルル女王様、お体など大丈夫ですか?」
「ああ、サリン君のお掛けで大丈夫だよ」
「私も大丈夫よ、ありがとうねサリン君」
「人を助けるのが、カザエシサですから。
それに助けれなかったら、アマン様に怒られてしまいます」
「そうだな」
まあ、俺よりラシル様が怒られそうだけど。
もしかしたら、今怒られているかもしれないな。
拉致された事を言わなかったんだから。
助けれなかったら、ラシル様どうなっていたんだろ?
他神様や魔神様にぼこぼこにされていたのかな?
サリン達が王宮に向かった瞬間。
「聞こえるか!ラシル!」
「なに怒っているんだよ、アマン」
「なに怒っているんだよ、じゃないの!
昨日ラシルに伝えた事覚えてる?」
「昨日…き…のう…き…の…う…
すいませーん!忘れてました!」
「なんで、忘れたのよ。
まあ、大体想像付くんだけど、一様理由教えてくれる?」
「サリンの家に泊まって、サリン達と飯食って、サリンと風呂入って、サリンと一緒に寝た」
「だろうね。サリンは嫌がらなかったの?」
「嫌がってたけど、無理矢理一緒に入って、一緒に寝た!」
「あの2人に怒られるわよ」
「まあ、怒られたんだけどね♪︎」
「ザルドー!お前最強の盾だろ?あ?なんで守れてないんだよ!
それでも最強の盾か?最強の盾引退か?
それもとなまったか?練習しとけや次期王様がよ!」
「はあー?!俺は盾なんだ!攻撃できるわけ無いだろ?
それに国民を人質にされたら、攻撃できるわけ無いだろ!
王族は国民を守るためにあるんだよ!」
「家族守れてないじゃんかよ!盾でも攻撃できるようにしろ!
魔法覚えろや!身体強化や回復を使えないんだ!
もったいないだろ!もったいない!」
「ち!言い返せる事が無くなっちまったじゃねえか!
まあ、助かったわ」
「魔物討伐する時は守れよな!」
「ああ」
「まだ鍵開けれてなかったので開けますね」
(ホワ、どの魔石が牢屋作るための魔石だ?)
(真ん中の魔石以外破壊していいよ!
真ん中が土が落ちないようにしている岩魔法だからね、後は、穴の隠蔽魔法と、王様達が魔法使えないようにしている、結界魔法だけだよ)
(了解)
俺は真ん中の魔石以外を破壊した。
透明化
「サリンー!
あれ?お父様サリンがいません!」
「お母様は分かりますか?
サリンはどこに行ったんですか?」
「透明化を使ったみたいだよ」
「そ…そんなー」
がっかりしているこの2人が、ザルドの弟の双子だ。
この双子にも好かれているので、透明化を使っている。
ザルド達に他の人を好きにするように願ったら。
好きな人と結婚してほしいからだめ!と言われてしまっている…
魔法使ってもどこにいるかバレなければ良いから、こいつらも魔法縄で縛るとするか。
魔法縄 起きたら死にたくなるほどの苦痛を与えるを付与
これで起きても大丈夫だろう。
アマン様に渡したら帰ろう、帰りたい!会いたくないから!会ったら終わるから!早く帰りたい!
「は?え?ちょっと待って!なにこれ!」
意味が分からなさすぎて声が出てしまった。
縄に縛られている感じがする。
それは普通か、混乱してしまっているせいで、普通の事を不思議だと思ってしまった。
「サリンさ~ん!
なに驚いてるんですか?僕達になにも言わずに帰ろうとするなんて…酷くないですか?」
「そうですよ、サリンさん!
俺達になにも言わずに帰ろうとするなんて…
酷すぎますよ!」
「な、なんで…魔力縄に透明化解除付与を持っているんだよ!」
「そんなの…サリンさんがいつも、透明化で逃げるから、覚えたんですよ?」
「そうですよ?サリンさん。
それに、魔法使ったらまだ、サリンさんがいるって分かるので、魔力縄を使ったんですよ?
ここのつーろ狭いんですから」
「あ!それと、僕達は魔力縄透明化解除を付与を覚えてますよ!」
「そ…そんな…」
「俺達と楽しい事いっぱいしましょうね!」
「ち、ちなみに…拉致されて何日たっていますか?」
「うーん?昨日かな?だから2日間だよ!」
「ザルド…助けて!ララ様、ルル様助けてください!おねがいします!」
「ごめん!サリンの頼みでも、可愛い可愛い弟達のためだからな!
でも、ザルドお兄ちゃんって言ってくれるならいいよ?」
「俺もだめかな…可愛い可愛い息子達のためだからな!
でも、ララお義父さんって言ってくれるならいいよ?」
「私もだめかな…可愛い可愛い息子達のためだからね!
でも、ルルお義母さんって言ってくれるならいいよ?」
「言っても助からないじゃないですか!
前出会った時に、お兄ちゃん、ララお義父さん、ルルお義母さん、1つでも言ったら、結婚するルールって、言ってたじゃないですか!」
それは、数年前の話。
影の者の仕事で、アマン国に来てザルドと話すなんてな。
まあ、その内容が次期王様をどうするかの話なんだけど。
「ザルド、どうするの?次期王様」
「俺は1人でおりたいから、結婚願望は無いんだよな」
「じゃあ、ラルとルラどちらかを王にするのか」
「うん…だから…サリン、可愛い可愛い弟達の妻になれ!」
「嫌だ!」
「俺以外の人を好きにしたら良いじゃないか」
「それは駄目だ!サリン君」
「ララ王様とルル女王様、ご挨拶してなくて申し訳ありません!」
「サリン君ご挨拶なんて大丈夫よ」
「そして、なぜ俺以外を好きにしたら駄目なんですか?」
「子を持つ1人の夫なら分かる事だよサリン君。
自分の子供達には自分がすごしたいようにしてほしいと思うのだよ」
「それはそうなんですけど…俺より良い人間なんて、そこらじゅうにいますよ?」
「サリン君…それが真実だとしてもよ?
ラルとルラが好きなサリンと結婚してほしいのよ」
「まあ、それでだな。
結婚したい事を伝えるのが恥ずかしかったら。
俺の事をララお義父さん、ルルの事をルルお義母さん、ザルドの事をザルドお兄ちゃんと言ってくれ!」
「絶対に言わないと思います!
それでは、イタス国に戻りますね」
「仕事以外でまた来てくれよな」
「もちろんだよ!」
そして、今に戻る。
「ああ、言ってたな…まあ、サリンだけのルールなんだがな!」
「じゃあ、行きますよ!」
「い…嫌だー!」
「うちは待ってるね!」
「嫌だ!俺も待つ!待つから!」
「なにを待つんですか?待つ理由無いですよね?」
はあ…嫌だ…ラルとルラはドSだからな…怖い。
部屋は見たこと無いんだが、ザルドから、ラルとルラ、SMグッズをサリンのために色々買っているぞ!
て聞いていたから怖いんだよな…
怖いと思い続けながらいたらラルとルラは止まった。
「サリンさん!ここが楽しむ部屋です!入りますよ!」
「嫌だ!絶対に入りたくない!」
「嫌がっても無理矢理入れさせるんですけどね!」
ラルはドアを開けて、ルラに無理矢理入れさせられた。
そしてその部屋には、いろんなSMグッズが飾られていた…嫌だ…逃げたい…
「サリンさん、ラシル様から聞いたのですが、オスガキになって、ラシル様に分からされたんですよね?
分からせたいので、オスガキになってください!」
「は?嫌に決まってるだろ!
それに…あれはなんか気分だし…なんか、煽りたくて、煽っただけだし」
「ラルは分かってないよな。
分からせるのもいいんだが、嫌だ!嫌だ!言ってるやつお、無理矢理するのがいいんだよ!
それに、無理矢理してる時に、分からせる事もできるしな!」
「ルラ…それめっちゃいいじゃん!
無理矢理を考えていなかったよ!
サリンさん、おとしてあげますね」
「嫌…嫌!」
「そうやって、俺達を誘って楽しいですか?
まあ、楽しみましょうね♪︎サリンさん」
どうなったのかはご想像にお任せします。
「サリンさん僕達と一緒にお風呂に入りに行きますよ?」
「は、はい」
「俺達お風呂に入りに行きますね」
「ゆっくり入ってて良いからな!全員入ったから」
「分かりました、ありがとうございます。
ララお義父さん」
そして、風呂のある場所に行った3人だが。
ララ王達がなにか話をしている。
「ルル、ザルド…今の聞いたか?」
「はい!ララお兄ちゃん!
サリンが…サリンが…ララお義父さんと言ってました!」
「お父さんとお母さんも聞こえたのですね!
あれは聞き間違えじゃないと、いう事ですよね!?」
「ルルとザルドも聞こえていたか!」
「ラルとルラの妻が決まったんです!
パーティーの準備をしなくてはなりません!」
「どどどどどすればいいんですか?」
「ザルドおおおおおちつけ!
こここここはれれれれれいせいが大切だ!」
「お父さん冷静じゃないですよ!」
「拉致の事もありますので、2日後に来てもいましょう。
その時にパーティーを開催しましょう!
そして、呼ぶ方達なんですが…」
「だ…誰を呼ぶのでしょうか…アマン様」
「王家と神達を呼びましょう!
貴族の方は呼ばずのパーティーです!
貴族の方や国民にはその後に伝えましょう!
王家と神達に伝えるのは私がします!」
「アマン様ありがとうございます」
「ルル感謝は不要です!
サリンとやっと結ばれるのですから!
それに私が伝えた方が早いですし」
そして、サリン達が風呂から上がると。
「サリン、ザルドお兄ちゃんと呼んでくれ!」
「サリン、ルルお義母さんと呼んで!」
恥ずかしい…でも、ララお義父さんって言ったもんな。
「ザルドお兄ちゃん、ルルお義母さん」
「サリンからやっと!やっと!お兄ちゃんと言われた!」
「私もよ!私も!お義母さんと言ってくれたのよ!」
「え…あの時の、僕達との結婚OKって本当だったの?サリンさん!」
「うん…いいよ?」
「やったー!」
「じゃあ、俺婚姻届持ってくるから!
逃げないと思うけど逃げるなよ!サリンさん!」
「逃げないよ」
これで…婚姻届を出すのは2人目と3人目だね。
アルとエリスのも婚姻届出さないと行けないのか。
2日後にパーティーするみたいだし、その時にサインや魔力を流さないとだな。
婚姻届にはサインと魔力が必要だ。
魔力が必要なのは、本当に、結婚したい!
と言う気持ちがあるかどうか分かるから、婚姻届には魔力を流す決まりになっている。
結婚したい!と思っていない人がいた場合は、婚姻届を渡しに行く国の神様や魔神様と1対1で、なぜ結婚したくないのに魔力を流したのかを理由を聞く。
「サリンさん、ここにサインと魔力を流してください!」
俺はラルとルラの婚姻届にサインと魔力を流した。
「アマン様魔力を流したので婚姻届みてください」
「了解!すぐ終わるからね」
神様や魔神様は魔力をみただけで、流した時の気持ちが分かるらしい。
だから本当にすぐに終わった。
「ラルとサリンの婚姻届は両方好き!という気持ちがあったよ。
今日から夫婦だ。
ルラとサリンの婚姻届は両方好き!という気持ちがあったよ。
今日から夫婦だ。
という事でおめでとう!」
「ありがとうございます」
「サリンの事が好きだけど、婚姻届を出してない人には婚姻届持ってきてもらう?伝えてもらうけど」
「はい、お願いします」
「じゃあ、私は他の神に言ってくるね」
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