xxv DEAR MY FRIEND

「ふぉぁー、やぁっと終わった!」

 学期末試験最終日、最終教科の試験を終えて、柚机莉徒ゆずきりずは恐らく心の底から出たであろう言葉を伸びをしながら言った。

「返ってくるのが怖いけどね」

「大丈夫!オレチョーベンキョーした!」

 何やら今回は随分と勉強したらしく、自信があるとのことだった。帰り支度を早々に済ませた莉徒は夕衣ゆいの机に腰掛ける。

「なんかそれちょっとシズくんみたいだよ」

「え!あんなアホと一緒にしないでくれる?」

 うげ、と嫌な顔を作って莉徒は苦々しく言った。

「でも結構いいコンビじゃないの、あんた達」

「確かに」

 隣で奏一そういちが笑う。奏一は試験中溜息が絶えなかったが、できはあまり芳しくなかったのだろう。夕衣はそれなりにできたとは思うが、それでも好成績ではないだろうな、と思う。今のところこのまま瀬能学園の大学部を目指している夕衣としては猛勉強をするほどでもないが、成績を下げるようなことになってしまってもよろしくない。夕衣の予想通りのできであれば、そこそこ及第点、と言ったところだろう。

「ま、音楽面だけはね。さ、涼子さんとこ行ってお昼食べよ」

「うん」

 確かに莉徒とシズはKool Lipsクールリップスの中では良いコンビだと思うし、お互いが出す、声でも音でも、相乗効果が出るほど息が合っている。それとこれとは話は別だとは思うが、莉徒はシズのことをどうにか思っているのか夕衣は知りたかったのだ。が、随分と軽く流されてしまった。

「おっ、じゃあ俺も着いてこうかな」

「ダーメ、今日は女子のヒミツのオハナシすんのよ」

 ぴ、と人差し指を立てて莉徒は言う。その仕草は恐らく涼子の真似をしているのだろう。

「え、なにそれ」

「だからヒ・ミ・ツ」

 夕衣もそんな話は聞いてはいなかったが、たまには莉徒と二人で話したいと思っていたので、何も言わずに帰り支度を終わらせた。

「お前そういうのって恥ずかしくない訳?」

「本気でやったりしないわよ別に。んじゃね!」

 ぺしぺし、と奏一の頭に手を置く。夕衣も席を立ち、奏一に小さく手を振った。

「おー」


 学校から商店街へ向かう途中、河川敷に出る。この街は海も近く、微かな潮の香りを風が運んできた。普段の帰り道ならば美朝みあさやすみれ、二十谺はつかなども一緒にいることが多いのだが、今日は莉徒と二人だけだ。すみれは学校が昼までならアルバイトが半日できる、と意気込んでアルバイト先に行ってしまったし、二十谺はとおるとデートなのだそうだ。

「あんたさー、今好きな男とかいる?」

「え、いない」

 莉徒が唐突にそんなことを訊いてきた。秘密の話とはこのことか、と夕衣は理解した。莉徒の言ったことに誰の顔を思い浮かべるでもなく、夕衣は即答する。クラス内の男子では奏一としか接点はないし、別のクラスでも英介くらいしか接点はない。そしてそのどちらも特別に意識したことはなかったし、接点がない男子でも特に憧れを抱くような人間はいなかった。

「早っ!前の街にも?」

「う、うん……」

 ぱ、と一人の男の顔が浮かんだ。思い出したくないというほどではないが、あまり良い思い出でもない。

「何よその煮え切らない返事」

「うん、まぁ振られた相手ならいるけど、別にもう好きって訳じゃないし」

「ほぉ、カタブツに見える夕衣さんでもそんな経験が」

「堅物に見える?」

「堅物っつーかウブ?」

 やはりそういう部分は見透かされてしまうのだろうか。確かに猥談などになれば夕衣はついて行けずに聞いているだけになってしまうし、あまりに凄い話を聞いてしまうと人ごとながら赤面してしまったりもする。

「そ、そぉ?」

「うん。でもま、振られたんだ」

「あ、でもそういうんじゃないよ」

 莉徒が勘違いしているようだったので、夕衣は慌てて訂正した。

「は?」

「え、あの、好きだったんだけど、彼女できちゃって」

「え、付き合う前?」

 ゆっくりと歩きながら莉徒は行言った。

「うん、ていうか告白もできなかったんだけど」

「振られるとか以前の問題じゃん」

「う、うん、まぁ」

 憧れてはいたが、夕衣が告白する前に彼女ができてしまって、取り付く島もなくなってしまっただけのことだ。ぐずぐずと独りで悩んでいても何も解決しないことは確かに判ったが、夕衣が告白をしたところで相手には好きな人がいたのだから、結果的には同じことだった。

「今まで何人と付き合った?」

「……ぃ」

 ついにきたか、と夕衣は思った。今までそういった話題が出なかったのが不思議なくらいだったが、訊かれてしまったものは仕方がない。

「ん?」

「付き合ったこと、ない……」

「はぉっ!」

 頓狂な奇声を莉徒はあげた。

「う、うそつくなー!」

「嘘じゃない!」

 莉徒に見栄を張ったところで何の意味もない。別に珍しい訳でもないはずだ。流石に莉徒のように恋愛経験が豊富な相手にそれを打ち明けるのは気恥ずかしい気持ちが勝ってしまうけれど。

「……いやん」

「何それ」

 両頬に手を当ててくにゃり、と腰をくねらせ莉徒が言う。

「ちょっと高校最後の夏休みよ!ひと夏のあばんちゅーるとかいうやつをですね!こうなったら形振りなんか構ってらんないのよ!もはや覇王翔こ」

「うるさい」

 ずびし、と莉徒の額を突く。ひと夏も何も相手がいない。それにひと夏の恋などではなく、ちゃんと好きな人とは一緒にいたいと夕衣は思う。遊び感覚で、など夕衣にはとてもではないができそうもない。

「え、まさか婚前交渉はなし?」

「ん?」

「え、いや、なんでもない。へぇー、しかし意外だなぁ」

「何が」

 莉徒も奏一と同じように夕衣がもてるとでも思っていたのだろうか。

「男の食いつき良さそうな顔してんのに」

「そういう品のない言い方やめてくれる?」

「あぁごめんごめん、男にモテそうな顔してるのに」

 要するに同じことではないだろうか。

「なんかね、前に秋山あきやま君にもそんなこと言われたけど、わたし全然モテたことなんてないよ」

 告白などされたことはないし、そういった類の手紙もメールも電話も貰ったことなどない。

「気付いてないだけじゃないの?」

「言われなきゃ気付かないでしょ」

 夕衣がそうだったように、態度に出さなければ気付いてもらえる訳などないのだ。

「そぉ?」

「え、判る?」

 もしも夕衣の想いが伝わっていたとしても、結局態度に出さなければ、相手もそれに気付いてくれなければ、なかったことと同じことではないのだろうか。気付いていたとしても、明らかに行動を起こしたのではなければ、黙殺できる。そうして黙殺されてしまえば、なかったことにできる。だから夕衣もその時の自分の気持ちをなかったことにしようとした。

「判るときも、あるよ」

「それは莉徒がモテるからじゃないの?」

 明確な数など判らないが、莉徒ほど恋愛経験を重ねていれば判ることもあるのかもしれない。経験上のことなどその経験を積んだ人間にしか判らないものだ。今の夕衣には想像もつかない世界の話だと思う。

「まぁ自分のことだと気付かないかもしれないけど、人のことならねぇ」

「え、わたし誰か好きなように見える?」

 特にそんな雰囲気は出していないはずだが、もしもそう思われるとしたら英介えいすけなのかもしれない。英介とは確かに良くメールも電話もしているし、アコースティックライブの一件以来ないが、二人でスタジオに入ったりもした。アコースティックライブの時にきちんと否定もしてあるし、そんな風に思われてることなどないと思っていた。

「あぁ夕衣は見えない……かな?って感じだけどさ」

「え?」

「いや、まぁあんたのことはとりあえずいいとして、あんたを好きな奴もいるんじゃないかな、って思ってさ」

 話が見えなくなる。夕衣のことではなかったと思うと尚更判らない。夕衣に思いを寄せている人間など全く思いつかないし、想像もできない。

「音楽、音楽もいいけど少しは周りに気ぃ配ってもいんじゃない?」

「んー」

「ま、夕衣次第か」

 特に好きな人がいる訳ではないし音楽は楽しい。それと一緒に素敵な彼氏がいれば確かにもっと良いのだろうが、それは中々に贅沢な望みだろう。それにしても莉徒の、何か含んでいるような言い方が気になる。

「なんか気になる言い方するなぁ」

「んー、まぁ本人に聞いた訳じゃないし、別にいっかぁ」

「えー、何?」

 ひとしきり唸って、莉徒は頭をかいた。

「いや奏一さ、あいつ、あんたのこと好きなんじゃないかと思って」

「えぇっ!」

 鞄を取り落としそうになり、そのままずっこけそうになる。何とか転ばずに済んだものの、急に動悸が激しくなった。

「随分大袈裟にきたわね」

「え、だって、そんなの全然、判んない……」

 もしも莉徒の言うことが本当だったとしたら、夕衣は奏一に対して酷い態度を取ってきてしまったのかもしれない。

「え、そぉ?」

「え、判る?」

「うん、結構」

 それこそ経験の成せる業だろう。事実夕衣は全く気付かなかった。

「んー……」

「で、どうなのあんたは」

「えー、別に好きも嫌いも……秋山君のこと良く知らないし」

 同じクラスで、隣の席で、英介と同じバンドに所属している。真面目で明るい性格、程度しか夕衣は奏一のことを知らない。

「今告白されたら断る?」

「うん、多分……」

 それだけの情報で人を好きになれる訳がない。それは莉徒も充分判っているのだろう。

「でもあいつばかだけどマジメだし、いいやつじゃん」

「うん、まぁ、それは判る」

「ま、イコール好き、にはならないのも判るけどね」

「うん……」

 夕衣を家まで送ってくれたことや、奏一が夕衣はもてる、と思っていたのはそういった気持ちの表れだったのだろうか。それだけでは判断材料にはできないのではないだろうか。

「まぁ無理して付き合えって言ってんじゃないんだからあんま考え込まないの」

「うん、まぁでも知ろうとするのは悪くないよね」

 好きになれるかどうかなど判らないけれど、まずは友達としてもっと接しても良いのかもしれない。好き嫌いの天秤などどう動くかは全く判らないし、かけるつもりもないが、確かに奏一よりも英介のことの方が知っている情報は多い。

「思わせぶりなことしなきゃね」

「思わせぶり?」

「お、カミナさんはオレにキョーミあんのか?って思わせるとね。気があるんじゃないか、なんて思っちゃうもんでしょ」

「あぁ、なるほど……」

 そんな些細な態度でも一喜一憂するものだ。それは夕衣にも良く判った。もしも莉徒の言うことが本当なのだとしたら、一番に気を付けなければならないことだ。

「まぁ言っといて何だけど、自然にしてた方がいいよ。無理に好きになろうったってそうは行かないしさ」

「かもね」

 そういうつもりではなくても、奏一にはそう思わせてしまうかもしれない。例えば奏一の気持ちのことは莉徒の言ったことであり、事実ではないにしても、そんな話を聞いてしまうと意識をしないままでいられるだろうか。

「……なんかさ、樋村には電話番号もメアドも教えてるし、割と連絡取ったりしてるんだけど、そういうのも大丈夫なのかな」

「別にあんたと英介の関係なんて奏一には関係ないじゃん」

「……そっか」

 それこそ変に意識してしまっているということなのだろう。こういった経験がないのでどう立ち振る舞って良いかが判らない。

「何だかんだ言って意識しちゃってるとか?」

「え、ちがうけど」

 そんな些細なことで同じバンドを組んでいる英介と奏一の仲が拗れてしまったらもったいない、と思ったのだが、それはよくよく考えてみればかなりの自意識過剰だろう。

「まぁそういう話聞いて意識して、好きになるってのもあると思うけどさ、自然であることは心がけとかないとねー」

「うん」

 それは勿論そうだと思う。たとえ奏一が夕衣に思いを寄せてくれているのだとしても、夕衣が誰かを好きになるのは夕衣自身が決めることだ。奏一の気持ちだけに左右されてはいけない。

「好き好きー!って盲目的になんのも悪くないけどさ、そういうのっていつか冷めちゃうもんでしょ。それが冷めた時に、自然体でいられて疲れない相手ってのが一番いいのよ、結局は」

「そうかも」

 極端な話だけれど、恋愛をして結婚をして家族を作り、ということになれば、確かに疲れもストレスもなく自然に相手を愛することが理想なのだと思う。理想は理想で、それが簡単に得られる物でもないということは、言葉では判ってはいるけれど。

「かもじゃないって、絶対そうだよ」

「流石にレンアイ経験豊富な柚机ゆずき先生は違いますねぇ」

 好きで好きでたまらないという相手がいればその方が良いのかもしれない。夕衣は人を好きになっても今まで己を見失うことはなかったので、人を好きになるという感情が希薄なのかもしれない、とさえ思ったこともあったが、恋に恋するような考え方ができない人間と、できる人間、というだけの違いなのだろうと思うようになった。人とのスタンスを大きめに取ってしまうのもそういうことが積み重なってのことなのかもしれない。

「ま、伊達に悪名高くないし!」

 ない胸を張って莉徒は高らかに言う。

「今はそんなことないでしょ」

「いやいや残ってるとこには残ってんだって。学校じゃシヤワセなことに私の周りには理解あるヤツが多いから助かってるけどさ」

「なるほど」

 それでもきちんと生きていけてる。夕衣や夕衣と知り合う前からの仲間達のことを思えば、さほど接点のない人間に何を言われようとどうということはないのだろう。裕江ゆえがそうであったように。

「自慢じゃなけど敵多いよ」

「ほんとに自慢になんないよソレ」

 苦笑して夕衣は返す。こういうところは本当に裕江に似ている。

「まぁでも私が敵視してる訳じゃないからねぇ。判ってくれてるヤツだけ判ってくれりゃいいでしょ」

「それもそっか」

 外野に何言われても関係ないでしょ、と裕江も良く言っていた。夕衣には陸上競技を辞め、絵を始めた裕江に対するバッシングだったと言っていたが、きっとそれだけではないのだろうことは、夕衣も薄々感付いていた。

「そ。要するに私自身の問題なんだし、外野が何言ってたって基本的には関係ないよ」

 やはり裕江と同じようなことを言って莉徒は笑う。

「でも相手のこともあるでしょ」

「まぁ本人同士判ってればね。判ってないのも結構いるけど」

 聞けば莉徒の悪名はバンド内の恋愛からバンドが破綻することが続いたせいで広まったという。相手がいなければ成り立たないことだ。その相手や、相手と関係の深い者が莉徒を悪く言ったりした結果、噂がどんどんと、それも尾鰭をつけて広まっていってしまったのだろう。

「だから敵も多いってこと?」

「ま、そういうことだね。私自身のせい、ってのもあるし」

 恋愛が原因ともなれば、お互いにそれなりの理由はあるのだろうことくらいは夕衣も想像できる。それが善か悪かはともかく、莉徒に原因があったこともあれば相手に原因があったこともあるのだろう。

「そっか……」

「まぁレンアイの縺れなんて厄介なことばっかだからね。奏一のこともまぁ私の推測に過ぎないけど、気を付けるに越したこたないよ」

「自然でいて気をつけなくちゃいけないとか無理なんだけど……」

 言っていることが無茶苦茶だ。こんな不確かな情報ならば聞くべきではなかったのかもしれない。

「なるようにしかなんないか」

「そうじゃない?」

「そらそうだわ。でもまぁできたはずのことをやらなかったせいで私みたいになっちゃったりするからさ」

 自重気味に莉徒は苦笑した。そこにはやはり少なからず悔恨の念があるのだろう。

「でもそれって、わたし思うけど莉徒が自分に正直に生きてきたって結果じゃないの?」

「うん、まぁそうだね」

 だからきっちりと受け入れる。それが障害だと思うことならば全力で立ち向かう。そうして莉徒は今も笑顔でいられる。夕衣にその生き方は真似できないが、それはそれでとても素敵なことなのだろうと思う。

「好きに生きるって障害多いしね……」

「ほぉ」

 顎に手を当てて莉徒が詰め寄ってきた。

「え、何」

「いや、あんたさ、なんか私に話してないことあんでしょ」

「え?」

 頭の上にハテナマークを浮かべ夕衣は首をかしげた。

「いやまぁ今まで生きてきた経緯を洗いざらいなんてことじゃなくて、なんか言いたいこと言ってないんじゃないの?会ったばっかの頃じゃあるまいし、別に私にもう壁作ってる訳じゃないんでしょ?」

「あぁ、うん……そうだね」

 鋭い、と思ってしまう。いつか莉徒には裕江の話をしようと思っていた。今までその機会がなかったことも理由の一つとしてあるにはあるが、莉徒の反応も怖かったのだ。似ているところがあると思うことには変わりはないが、莉徒は裕江ではない、と夕衣も判っている。いや最初から判っていた。けれど、だからこそ莉徒とは仲良くなれるとも思ったし、だからこそ仲良くなるべきではないと考えたこともあった。夕衣なりに考えたことではあるが、きっと莉徒は簡単に笑い飛ばしてくれる、と今なら思える。裕江との過去に捕らわれていたことで様々な機会を台無しにしてしまうところだったのだ。裕江がそんなことを望んでいる訳もないのに。

「お店で話せることなら聞きましょう」

「うん判った」

「よし、それでこそ我が親友」

 思わぬ言葉を莉徒から聴いた。

「親、友?」

 莉徒はそういった付き合い方をしない人間だと決め付けていたのかもしれない。誰とでもフランクに付き合いはするけれど、常に一線を引いて、決してその先に踏み込むことも、踏み込まれることも望まない、と。

「あれ違う?」

「ううん、違くない」

 夕衣の一方的な考えだけで人一人を理解などできる訳がないのだ。事実や真実は人の数だけある。まずは莉徒が夕衣を親友だと思ってくれていた事実を知ることができた。そして夕衣はその気持ちをしっかりと莉徒に返さなければならない。裕江に似ている莉徒ではなく、夕衣の親友の一人として。

「莉徒は、わたしの親友!」

 夕衣は飛びつくように莉徒の肩に腕を回した。

「うふふ、あとは一夜を共にするだけね」

「しないから」


 xxv DEAR MY FRIEND END

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る