複線回収
ただしくは「【伏線】回収」
ミステリについて語るという企画もしているので、私の場合、伏線なんて言葉は予測変換リストの最初に出てくるはずなのです。
伏線とするべきところを「複線」と誤用してしまうケースのほうが多いはずなのですが。おそらく鉄道のことを書いたか、エンターキーを押す前にもう一度、変換キーに触れてしまったのかでしょう。
伏線という単語も、近年よく目にしたり耳にしたりするようになりました。それだけミステリ的手法を用いた手の込んだエンターテイメント作品が増えてきたということなのかもしれません。前はミステリファンくらいしか使っていなかった言葉だった気がします。
伏線の意味というかニュアンスにも変化を感じます。「真相を知った後で伏線が張られていたことに気付く」という表現はありましたが、回収という言葉は用いられていなかったような。次第に「伏線を回収する」が増えてきて、いつしか「伏線回収」という四文字が定着した印象です。
伏線回収というものには思うところがあるので、「誤字脱字展」ではないかもしれませんが、後ほど、機会を設けて書きたいと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます