20221222 公衆トイレ

 そのトイレには行列が出来ていた。


 公園にある公衆トイレ。

 どこにでもあるような、ごく普通のトイレだ。


 行列が出来ていたので、私は並んでみる。

 トイレの行列だとわかっているのに、なぜか最後尾に並んでみている自分がいるのは不思議だ。


 後ろに並んできたのは若い夫婦の家族連れだった。ここのトイレは男女関係ないのか、家族連れは全員が同じ列に並んでいる。

 若い夫婦は優しそうな父親と若いママさんといった感じの母親。そして、なぜか金髪で後ろ髪の長いヤンキーファッションなチビッ子(4歳ぐらい)。

 何だか知らないが、そのチビッ子ヤンキーが私に因縁をつけてくる。

「てめえ、どこのもんだ?」

 まるでヤクザ映画に出てくるチンピラのようなセリフ。

 私は笑って受け流す。


 するとトイレの個室のドアすごい勢いで開いて、ヨレヨレの灰色のスウェット上下を着た男が現れた。坊主頭で痩せこけていて、目は完全にイッちゃってる。

「オレが代わりにやってやるよ」と叫んでいる。

 なんかヤバい奴が来ちゃったな。

 そんな風に思っていると、その男が頭をヘッドバンキングのようにブンブンと振りはじめる。

 そして、男が別人格に代わる。男は多重人格者らしい(夢なのでなぜかそれがわかってしまう)。

なぜか「ごめんなさい、ごめんなさい」とその男に謝られる。


 そこで目が覚めた。

 スマホを見ると、目覚ましアラームの5分前だった。


 ※ ※ ※ ※


 もはや意味不明な夢です。

 夢を記録しようと慌ててスマホのメモ帳アプリに書き込みました。


 この文章は、夢の記憶を覚えている限り書いて、あとから物語として繋がるように書き直しています。一部、脈絡もなく意味不明な突拍子もないことが出てきたりしますが、それはということでご容赦ください。

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