せっかく異世界に転生したんだから、どうせなら世界の帝王を目指してみる。

国語力 レー点

第1話

神様とは、理不尽だ!


俺は、幼いの頃から大抵の事は何でも出来た為。


苦労をした事が無い。


しかし、その事が俺を苦しめた。


優秀すぎるが為。親に期待され


医療の道を強要されていた。


俺は、その事に・・・


ある日。嫌気がさしていた!


そして、俺は自分のしたい事をする為。


自由に生きた!


俺の名前は【夜神 静夜】


今は、ホストクラブのNo.1だ!


俺は、この仕事を天職だと思っている。


今や俺は、夜の帝王!


指図する者など、誰もいない・・・


それに俺には、落とせない女など居ない。


俺は、なるべくしてNo.1 になった!


誰もが、そう思っているに違いない。


今日も店が終わった。


俺の今日の売り上げは、1億円だ!


そう!俺は、この時代に1億円を売り上げる。


モンスター級のホストだ!


そして、俺達は店を出た。


「静夜さん!今日は、どの女の所に行くんですか?」


「そうだなぁ!今日は、アゲハの所にでも行こうかな!」


アゲハと言うのは、彼女では無い。


都合のいい時に、使える女を何人も用意している。


そう中の1人だ!


「いいっすッ!ねぇ~。アゲハさん

No.1キャバ嬢じゃないすッかぁ~!

俺も一回でいいんで、ヤってみたいすッ!!!」


「あ"!!!

なら落とせよ。

別に俺の女って、訳じゃねぇーだ!

自分で、落とせればヤっていいぞ。」


「いや!自分じゃ無理っすッ!!!

静夜さんだけっすッよ。

あんな!いい女とヤレるの。」


そんな話をしながら俺は、同僚と別れてアゲハの家へと向かった。


アゲハの家は、超高級マンション!


何でも、太客からのプレゼントらしい。


そんな太客からのプレゼントを 俺は、ラブホテル替わりに使っている。


俺は、電話をかけアゲハを入り口まで!


呼び出すと、、、


アゲハは、来るなり


抱きついてきた。


スレンダーなアゲハは、俺に抱きつくと・・・


甘い声を出してきた。


「静夜~

来てくれたの~ 寂しかった~・・・」


アゲハを抱き上げ!俺は、マンションへと入っていった。


エレベーターに乗り


上へ上へと上がって行くエレベーターの中・・・


俺とアゲハは、濃厚なキスをする。


そして・・・


チンッ! と言う音が鳴り。


扉が開くと・・・


俺は、またアゲハを抱き上げ!アゲハの部屋へと向かった。


そして・・・


アゲハの部屋に着くなり。


俺は、アゲハをベットに押し倒し。


行為を行う。


俺は、事を済ませると・・・


シャワーを浴びた。


俺は、今までの人生で満足した事が無かった。


そして、全裸のままアゲハの隣に寝転がると・・・


酔いのせいもあったのか、すぐに眠りに落ちた。


そして、気づくと・・・


朝になっていた。




次の朝。


俺は、男の怒鳴り声で目を覚ました。


「おい!コラ!ガキー!!!」


俺は、寝起きだが・・・


少し考える。


アゲハは、隣で寝ている。


とりあえず、体を起こし・・・


落ち着いて、話す事にした。


「あ!?何?」


「何?じゃねーわ!!!」


まぁ、こんな事もある。


こんな仕事、こんな生活をしていると


こう言う事に巻き込まれる事も・・・


しばし、ある。


こんな時の対処法の心へもある。


とりあえず立ち上がる。


全裸の俺とアゲハ・・・


アゲハは、まだ寝ている。


俺は、全裸のまま男に近づくと・・・


ズブッ!


お腹を殴られた!


まぁ・・・こんな事も、あるある大辞典!


「まぁ、落ち着いてくれ!

・・・ぐはっ!!!」


初めは、殴られたかと思ったが・・・


気づくと!


俺は、お腹を刺された!


そして、その場に倒れ込む。


すると・・・男は力任せに、俺の背中を滅多刺しにした。


意識が遠のく・・・・・・・・・その中!


(暖かいなぁ〜・・・)そう思った。


そして、暖かい感触が終わると!


「さぶっ!」寒気がして!体が、ガタガタと震え出し。


そして、意識を失った。




また、暖かい感覚・・・


俺は、死んで無いのか・・・?


そして、目を覚ますと・・・


1人の女性が、俺を覗き込んでいた。


(アゲハ・・・いや!違う・・・

看護師か・・・?違うなぁ〜・・・)


俺には、ただただ普通の女性に見えた!


ただただ普通の・・・


何故か、その女性に見つめられると・・・


心が暖かくなった。


(あの〜・・・俺は、どうなったんだ?)


女性は、微笑みながら俺の頬に触れた。


(はぁ?何してんだ!?お前・・・

てか!さっきから・・・アウ〜‥アウ〜!

うるせーな!)


【!!!】


(てか!さっきから・・・アウ〜アウ〜!

言ってんの俺か!?)


「アウ〜‥アウ〜‥‥」


「見て!あなた・・・産まれたばかりなのに、何か話してるわ!

きっと!この子は、賢い子になると思うわ・・・!」


「ああ、見ているよ・・・君に似て、とても綺麗な瞳をしている。間違いなく!賢くなるよ。」



「あら!あなたに似て、女の子にモテモテになるかもよ。」


「ははっ!それは、楽しみだな・・・

そうだ!名前は、このグリーンの瞳にちなんでアレキサンドライト! とても貴重な宝石から名前を取ろう。」


「いいわね。

・・・でも、少し長いからアレキサンダーにしましょう。」


「アレキサンダー・・・うん。 とても良い名前だ!」


「宝石の様な!この子を私達で、大切に育て!守りましょう。」


「ああ・・・この子に辛い事や苦しい事が、起こらない様に!

俺達が、精一杯!護るんだ!」


そんな会話を聞きながら・・・俺は、自分の手を動かして見ると!


自分が、赤ん坊に転生した事を理解した。


そして、俺は絶望した!


俺は、前世で全てが満たされていた訳では無いが・・・


不満も無かった。


女も沢山いて!金もあった。


何より!自分で、切り開いた道。


そして、登り詰めた!No. 1ホスト・・・


夜の帝王の称号!


そこにプライドも持っていた。


その記憶を持ったまま0歳からのスタート!


誰が、嬉しいものか・・・


戻れるなら!前世に戻りたい・・・


しかし、現実はそう甘く無いのも・・・もう0歳にして理解していった。


(はぁ〜・・・)

「アゥ〜・・・」


動かせない体!言葉を話せない声帯!


食べ物は、少し甘いだけの母親の母乳だけ!


(塩分が欲しい!ポテチが食べたい!)


そう思っても叶わない・・・


しかも、女を知っている俺に・・・女性の胸!


母の母乳は、何の感情も湧かなかった・・・


この世界の俺の母親は、とてま綺麗だが・・・


何も思わない・・・


その感情が、俺を何とも悲しくさせた。


(これが、親子という者なのか・・・)


そう思った。


そして・・・


俺は、少しずつ大きくなるにつれ!


状況を整理する。


初めは、凄く貧乏だと思っていた。


この家!


この時代に電気も無く・・・


ロウソクやランタンでの生活・・・


(おい!どこの民族だよ!!!)

「あう!あうぁあうあううう!!!」


衣服も古い感じである事から俺は、そう思っていた。


そして、ある日。


母親が、俺を散歩に連れて行ってくれた。


俺は、母親に抱き抱えられ。扉を抜けると・・・


少し肌寒さが残る季節と、暖かく吹き抜ける風が・・・春の訪れを感じさせた。


そして、視界いっぱいに広がる!


草花の色彩・・・


俺は、初めて草花の美しさに感動した。


(ぁぁ・・・なんて綺麗なんだ・・・)

「ぁぅ・・・あぅあうあうぁ・・・」


すると・・・


俺の目から涙が、溢れていた。


「ぁ・・・あう・・・あう・・・あう・・・」


母は、俺を強く抱きしめると・・・


「あらあら・・・大丈夫・・・? アレク・・・

寒かったかしら。」


優しく声をかけてくれた。


母は、俺の事をアレクと呼ぶ・・・


なら、初めからアレキサンダーではなく!


アレクと名付ければ良いのに! と思ったが、今は気にしていない。


俺は、母の胸にうずくめられた顔をずらすと・・・


この世界を目に焼き付けた。


なんて、綺麗な世界!


そこに暮らす。人々・・・


(あぁ・・・この世界は、俺が暮らしていた所とは全くの別物なんだろう・・・)


俺は、この時そう理解した。




それから俺が、3歳になると・・・


新たな発見が!


今まで、気にしていなかったが・・・母の料理は、魔法が使われていた!


魔法と言っても火を起こす程度だか・・・


俺は、それを初めて見た時!理解、出来なかった・・・


(何じゃそれー!!!)

「あぅあぅあぅあぅー!!!」


そして、母と父は何も無いところから物を出し入れしたり!


お風呂も魔法で、沸かしていたらしい。


(何それ!!!)

「あぅあぅあぅ!!!」


そして、この日!初めて・・・


俺は、この世界に魔法がある事を知った。

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