ウチのクセモノ! 年末番外告白編

本城 冴月(ほんじょう さつき)

年末番外告白編 クレジットカード

 今、私の目の前に、1枚のWAONカードがある。


 これは多分、クレジットカードとしても使えるはずだ。


 多分、というのは、私はクレジットカードとしてこれを使ったことがないからだ。


 イ〇ンで現金チャージして、その分だけを使う、しかやったことがない。


 告白する、私は今まで、自分でクレジットカードを使ったことがない。


 いつもニコニコ現金払い、といえば聞こえはいいが、クレジットカードを使うようなデカい買い物を自分でしたことがない。


 クレジットカードで買い物をするのは、旦那だけだ。

  

 大根一本98円が、昨今の値上がりで120円になっただけで、愕然として野菜売り場に棒立ちになり、しょんぼりおつとめ品売り場に移動する私には、クレジットカードは縁遠いものだった。


 しかし、カクヨムで皆さまの素晴らしい作品に星をつけたい!


 それには、どうしてもクレジットカードが必要、ということがわかった。


 これまで私は、星一個つけるのにその都度、140円かかると思って、恐怖していた。


 ばんばん星をつけてらっしゃる皆さまには


「こ、この人ら、どんな金持ちやねん、私みたいな貧乏人には、無理やん」

 

 と思っていた。


 だが、優しくて気高い某作家さまが、その誤解を解いてくださった。


 どうやら、月間定額らしい。


 そこで私は、生まれてはじめて、クレジットカードを使う勇気が出た。


 ただ、おそらくクレジットカードであろうこのWAONカードが、どこの銀行と紐づいているのか、もはや記憶にないのだ。


 まずそこから調べなければならない。


 残金がなかったら、大変だからだ。


 そのうえ、もしこれがクレジットカードでなかった場合、クレジットカード自体をつくらねばならない。


 ああああああああああああ。


 でも、頑張る。私はきっとクレジットカードを手に入れてみせる。


 時間はかかるかもしれない。


 年末は、色々と忙しいし、イ〇ンのサービスカウンターはめっちゃ混んでるし、銀行は休みになるだろうし。


 今日コロナワクチン打ったから、明日からは熱が出るだろうし。  

 うう、来年になりそうだ。


 どうもすみません、皆さま。


 私とクレジットカードは、クセモノ! である。



 【追記】 


 ひいぃぃぃぃ、ほんとだ、星、クレジットカードなくてもつけられた。


 星って無料だったんですね。


 し、知らなかった。


 お、教えてくださってありがとうございます。


 ハズカシイ、地球の中心まで穴掘って、入りたい……


 明日から、星をつけたかった作品に星つけに参ります。


 WAONカードは……とりあえずそのままにしときます。

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