第3話カクヨムの会の破門者

僕と、せんちゃ、ヒロちゃんは皆が休みの日曜日、時々グループトークをしていた。

そこに、実はカクヨム仲間がもう1人存在した。

ソイツは、グループトークではあまり喋らなかった。2人以上人間が集まると喋れなくなるそうだ。

ソイツ曰く、「自分は優し過ぎるのが欠点だ」らしい。

しかし、僕とせんちゃがあまりにも仲が良いので、個人的にせんちゃにメールして、

「羽弦から、せんちゃちゃんを奪う!」

と、狂ったセリフを抜かして、愛の告白までした。

そして、僕をインポ野郎と罵った。

どこが、優し過ぎるのか?

バカだから、せんちゃも一旦はソイツの告白を受け入れた。

毎日、8時間リモート電話していると、書いていたが、実際は1時間程度しか喋らず、7時間は自分の過去の作品を読み直している横顔しか見せなかったそうな。

そして、ソイツは僕らの仲間から外した。

せんちゃは取り戻した。

挙げ句ソイツは「カクヨムの仲間から、僕だけ仲間外れにされました。彼女とも別れました。理由を話すと彼女の批判になるので辞めます」報告。

お前が、A級戦犯じゃねぇか!


それから、僕らは平和に仲良く会話を楽しんだ。見たこと無いくせに、インポ野郎は言っちゃならねぇよなぁ。

ソイツ、仕事してません。親族のお金で遊び放題です。

毎日、ヒロちゃん情報でソイツの1日の行動が分かるのだが、人生を舐めきっている。これが、60前のオッサンの思考か?

コイツを仲間にしようと声を掛けたのが間違いだった。地雷を踏んでしまった。

人を謂れの無い誹謗中傷する人間が、「自分の欠点は優し過ぎる」と豪語するのはおかしい。

せんちゃはソイツに甘いが、我々僕とヒロちゃんはソイツを絶対に許さない!

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