山雀拓 ~ 2 ~

07 Why does it give the rock band

 二〇〇五年七月二日 土曜日

 七本槍ななほんやり南商店街 楽器店兼練習スタジオ EDITIONエディション


 例えるならばシズの唄とギターは星飛雄馬ほしひゅうまの大リーグボールだ、とたくは思う。

 一号から何号まであるかは良く知らないが、剛速球、超スローボール、消える魔球など様々なバリエーションがあり、しかしそれでいて『大リーグボール』というスタイルが確立している。

 そして千晶ちあきのベースは例えるならばK-1ケーワンファイターのマイク・ベルナルドだ。一撃で相手をノックアウトするパワーを持っていながらの消極的な戦い方。自分の弾きに、地力に疑問を持ってしまったから強気でいけないを抱えてしまっている。

 そして、そう、莉徒りずのスタイルは例えるならば劇団四季だ。いや、四季じゃなくても良いが、とにかくはっきりとして力のある表現力を持ち、どんな演劇すらも演じ切る力を持っている。

 ドラムという拓自身の立場はシズであればマウンド、千晶であればリング、莉徒であれば舞台である。自分の上で上手く彼等を表現させるには、土台が確りしていなければならない。そんなことを考えながら自転車で走っていたらスタジオは目の前で、拓はドラムを叩く前に既に汗だくになっていた。

「おはよーございまーす」

 スタジオに入って受付のスタッフに挨拶をする。エアコンの効いた涼しいスタジオ内で汗を拭う。

「おー、きた。拓さんおはよう」

「うーっす」

 莉徒とシズが共に力なく手を上げた。二人とも顔から生気を感じない。

(中々息が合ってるじゃないか)

 とはいえ、この状態で息が合っているのは非常に困る。

「で、何?元気ないけど」

「巷のコーコーセーは期末テストだったのよ」

 べた、と小さなテーブルに張り付いて莉徒が言う。拓にも覚えはあった。

「あぁそうか。しっかしまぁ、二人ともその顔を見ると芳しくない訳だ」

「オレは毎回カンバしくないけどさぁ。赤点レポートとか考えるとウツんなるよ」

「ははは、がんばれコーコーセー」

 専門学生の拓にもテストはある。そもそも拓は学校の勉強もテストもそれなりにロジックとして器用にこなす術を身に着けているので、さほど苦労はしていないし、それは中学時代から同じだったので、特にテストで苦労した覚えはない。

「拓さんはテストないの?」

「あるけどおれは別にテストなんぞどうでもいいからなぁ」

 エアコンの空気の噴出し口の下に移動して拓は言った。冷たい空気が汗で濡れたTシャツを冷やす。

「え、拓さん学生?」

「あれ?言ってなかったっけ?専門学生」

 自分を指差して拓は言ったが、そういえばシズと千晶には言っていなかったかもしれない。

「えー、知らんかったー」

「おはよーっす。……何が?」

 シズが言ったと同時に千晶もスタジオに入ってきた。

「おー千晶、拓さんが学生だったって。知ってた?」

「え、最初会った時言ってたじゃん」

「おはよー千晶。やっぱ言ってたよなぁ」

 とはいえ、拓自身にも確信はなかった。音楽の話ばかりでメンバーとはあまり個人的な話をしたことがなかったかもしれない、と拓は顎に手を当てた。それはバンドを続けて行く上で、あまりにもドライかもしれない。

「ねー千晶ちゃんテストどうだった?」

「んー、まぁなるようにしかならんかなぁ、と……」

「なんだ千晶もテスト疲れかー」

「そっす。まぁでも今日で全部終わったんで……」

 今日は土曜だ。テストが終わってしまえば後は赤点処理と通知表、親のお小言、そして夏休みが待っている。それは拓も同じだ。いくら無難な成績を取っていたとしても、親は小言を言うのも仕事の内だ。

「学校にいる間だけでも勉強しとかないからこうなんだよ。でもま、テストも終わったんじゃストレス発散だ」

 中学生の頃から勉強は嫌いではなかったし、授業中だけでも確り聞いておけば学校のテストなどそれなりに点数は取れる。そもそも良い高校へも大学へも行く気がなかった拓はテスト勉強や受験勉強などというものをしたことがないが、最低限授業だけは真面目に受けていた。それだけでそれなりの点数は充分に稼げるはずなのだ。千晶はそういうイメージがあるが、シズと莉徒はあまり真面目に授業を受けていなさそうだ。

「そーそー!嫌なことはさっさと忘れちまおうぜ!」

 都合の良いところだけ同意してシズが声を上げた。

「あー、私さ、ちょっと提案があるんだ」

「何?」

 莉徒から提案とは。このバンドに思うところがあるということの証だろうか。

「一曲、コピーやらない?」

「コピー?何の?」

 千晶が問う。拓にも今のところ莉徒の考えていることが読めない。コピーというのはプロのアーティストが発表している曲を、自分たちで同じように演奏することを言う。それを専門にしているコピーバンドというバンドも存在している。

「千晶ちゃんてさ、いっちばん最初にコピーしたのって何?」

(……なぁるほど)

 そこで莉徒の考えが読めた。

「俺は-P.S.Y-サイFOX Ⅲフォックススリーだね」

「あーおれもそれやったな」

「拓さんも一番最初?」

「いや一番最初はスパンキンの鉄の雨」

「なるほど。シズは?」

「オレはRockin'Rollingロッキンローリング

「バラバラねー……」

「でもみんなG's系好きなんだし、G's系でいんじゃない?」

 莉徒を促す。莉徒は少し驚いたようだったが、拓を見て頷いた。

「そうね、じゃFOX Ⅲやろう」

「おぉ、いいぜー。でもあれソロ、速弾きのハモリじゃん。莉徒できんのか?」

「舐めないで欲しいわねぇ」

 莉徒は言って不敵な笑みを浮かべる。

(ほぉ、速弾きもやるんだ……)

 拓が知っている莉徒はボーカル、ギターボーカルとしての莉徒であって、純粋なギタリストとしての莉徒はきちんとは見たことがなかった。ギターボーカルだとスリーピースバンド用の弾き、リードギターがいるバンドでは、サイドギターの弾きになることが殆どだ。それは一口にギタリストと言っても役割が異なる。今までの莉徒の活動も、このバンドにおいての活動も、莉徒のギターの腕前は相当なものだということは彷彿とさせたが、純粋にギタリストとしてもバンドができる腕も持っているということになる。

 それとは別に、しっかりとフロントがリズムのために考えて動いている、莉徒の行動にちょっとした感動を覚える。いわゆる『初心に返る』というやつだ。何も各々が一番最初にコピーしたものに限らず、今のバンドの状態を考えるとコピーをやるのは良いことだと拓も思う。

「ちょっと待った。それライブでやるの?」

 千晶が尤もといえば尤もな疑問を口にする。

「やんないわよ」

「え、だってさ、曲だってまだ足りてないのにそんな時間なくない?」

「考えてみりゃそうだなぁ」

 千晶の意見にシズも同意する。オリジナルの曲はコード進行と展開さえ決まってしまえば覚えるのは割と早いことが多い。むしろコピーをやる方が、一から曲を覚えないといけない上に、バンドスコアというバンド用の楽譜を見ながら練習するということもしなければならないため、時間がかかることはある。

「足りてないのは曲だけじゃないってことだよ。な、莉徒」

 莉徒の意図を読み取って、拓は言った。

「そ」

「ん?」

 まともに不思議顔をつくる千晶とシズに拓は苦笑した。

「確かにさ、ここにいる全員、おれを含めて個人の技術で見りゃみんなそこそこ巧いし、ライブもできるくらいにまとまりは出てきたと思うんだ。当然、昔よりも自分は巧くなった、難しいことができるようになった、難しい歌い方ができるようになった、速弾きができるようになったって、確実に進歩してる。けど、それで足元掬われてないかってことなんじゃないか?」

「慢心、てことすか」

 千晶が言う。何かを感じているのだろうか。

「そ。ライブのプレッシャーとか対バンで勝ち負けだとか、そういうことに捕らわれすぎてないかなって。そもそもおれ達がバンドを、っつーか楽器を始めたのはもっと単純な理由だったんじゃない?それこそ楽器弾くのが楽しそうだからとか、カッコイイからとかその辺からきてる訳じゃん」

「まぁそうすね」

 うん、とシズも頷く。

「初めて何かをコピーしたとき、部屋で一人で練習してCDと合わせてできた時、それからスタジオで初めてみんなと合わせた時、多分すっごいヘタクソだったけど、みんな楽しくて仕方なかったと思うんだ。ま、おれも莉徒から聞いた訳じゃないから何とも言えないけど、莉徒の狙いはそこなんじゃないのかなーって」

 横目で莉徒を見る。腕を組んで大きく頷いている様子から、拓の考えが莉徒の考えていることと同じだと思っても良さそうだった。

「拓さんの言う通りよ。だってさ、実際バンドなんてのは、特にロックなんて流行りもしないものを何で一生懸命やってんの?って訊かれたら答えなんか一つしかない訳よ」

「楽しいから!」

「そう!」

 何故かハイ、と挙手したシズをびし、と莉徒は指差した。

「もっともっと楽しみたくて練習死ぬほどして、確かに巧くなって……初心を忘れてるってことか」

「忘れてないって言い切れる?」

 自分の手を見て千晶も頷く。上手く伝わるかは、おそらく莉徒も気にしているだろう。

「オレはいつでも楽しいぞ」

「あんたは別よ」

 余計な茶々を入れるシズに一瞥。

「……判ったよ莉徒。とどのつまり、俺に言いたい訳だ」

 千晶は莉徒の思惑の最も深い部分にようやく辿り着いたようだった。莉徒は千晶のためにこれを考えたのだろう。ただ、初心に返るということに関しては、千晶だけの問題ではない。

「まぁ正直に言えばね。責めてんじゃないってことくらいは判ってるわよね」

「楽にいこうぜ、ってことだろ」

 ふ、と笑顔になって千晶は言う。確かにどこかいつも切羽詰まっている感じはあるような気がしていた。バンドに切られてしまったこと、そのバンドと対バンすることになったということ、そうした嫌な気持ちばかりが先に立って、焦っていたということもあるのかもしれない。

「そ」

 莉徒は笑顔になって頷いた。

「でもま、おれも身につまされる思いだよ」

 拓は言って苦笑する。慢心という点では確かに反省すべきことだ。千晶のフォローのためではなく。そこそこ難しいことをできるようになって、ある程度パーソナリティが確立すると自分に合わないことはオミットしてしまう。必死でコピーをやっていた頃にはそれがなかった。できないことはできるまで練習していたはずだった。それが今の自分の土台になっているのだから。莉徒の気持ちに気付けなければ、できないことと自分に合わないことをいつの間にかイコールにしてしまったことに気付けなかったかもしれない。

「リズムがバンドをまとめるなんてのはあくまで音の上での話よ。メンタル面でのまとまりは個々の意識の問題。何のための複数人なのか、そういうこと少し考えなくちゃって、気付いたの」

 それは今まで莉徒が歌えればバックの演奏はそこそこ鳴っていれば良い、という考えから脱却し始めているということなのかもしれない。以前の莉徒はそう拓に言っていたことがあった。自分が気持ち良く歌えればそれで良い、と。だから、このバンドに入った時も歌うことが楽しければ何でもいい、と言っていたはずだ。そしてそれはシズにも言えることだった。莉徒の影響でシズもそこから変わって行く得たとしたら、このバンドは価値のあるバンドになる。

「判ったよ。んじゃコピーやろう。曲が足りなきゃそのコピーやっちゃったっていいってくらいの勢いでさ」

「飲み込み早いじゃん千晶ちゃん」

「ちゃんは余計だ」

 く、と眉間に皺を寄せて千晶は言う。

「んじゃ言葉でまとめるのはここまで。私らバンドでしょ」

「おっけー、莉徒様の期待に応えるためにもあとは音で語るとしようか。バンドらしく、なぁシズ」

「オレはいつでも語るって!」

 罪のない笑顔でシズは立ち上がった。そろそろ時間だ。

「……なんかさ」

 千晶が立ち上がりながらみんなの顔を見る。

「ん?」

「頼りにしてるわ」

 千晶が言って照れくさそうに笑った。



「ライブをするにあたってさ、ホームページ創ろうと思うんだ」

 拓はかねてより考えていた案を口にした。

「おー、いいねそれ!」

「それはいいけど……バンド名決まってないでしょ」

 莉徒が言う。拓がホームページ作成に踏み出せないのは正にそこだった。

「シズ、考えとくって言ったよな?」

「あー、バッチリよ。Crusherクラッシャー Stonesストーンズ!」

「……マジ?」

 莉徒が呆れて言う。拓も莉徒と同じ意見だ。よりにもよってそういった類の単語を並べただけのネーミングセンスか、とは口には出さなかったが。

「ダメか?じゃあDestroyデストロイ Beatsビーツ!」

「はぁあああああ?」

「必殺技かよ……」

 こんなもの、お約束でしかないと思っていたが、現実の世界に実在しているのだと拓は初めて知った。チーム名をつけるシーンがあるアニメや漫画では必ずこの手の人間がいる。もはやベタどころか古典と言っても過言ではない。

「文句言うなよー!オレに任せるつったじゃんか!」

 どちらの言い分も最もだが、このままではバンド名を人に言うことができなくなってしまいそうだ。かと言って拓は何も考えてきてはいない。バンド名には拘らないし、自分で考えるセンスもないので、文句は言うまい、と思っていたが、シズのセンスがここまでとは思ってもいなかったのだ。

「あんまり変なら言うって言ったでしょうが!」

「じゃあ考えてきたのかよ!」

 ムキになるシズに莉徒がゆっくりと頷く。助かった、と思ったのは千晶も同じようだった。表情で判る。

「……Koolクール Lipsリップスってどぉ?」

「クール?冷たいクチビル?」

「そ、直訳ならね。でもクールはコッチ」

 そう言って莉徒は自分が吸っている煙草を取り出して見せた。高校生の癖に煙草を持ち歩くのは感心しないが、言って聞くような性格でもあるまい。

KOOLクール

「ほぉー、中々いい!それはいい!」

 拓はうんうん、と大仰に頷いた。シズが考えてきたバンド名にされてはたまらないという気持ちと、心から莉徒のネーミングセンスに賛美を送りたい気持ちで胸いっぱいだ。シズが考えてきたバンド名は断固拒否したい。

 それに音だけ聴けばLipsという言葉はセックスシンボルになる。それはつまりバンド内で紅一点の莉徒を表す言葉で、KOOLはクール、つまりバンドのスタイルやサウンドが常にクールで、カッコ良くあるようにイメージさせることができるし、そのクールが煙草ならそれこそロックのイメージ色がつきやすい。どう言う訳か大昔、ビートルズがやる音楽は不良の音楽だというイメージが古き日本にはあったようで、煙草イコール不良、不良イコールロックというもはや連想ゲームのような発想での煙草とロックの結びつけだが、煙草がロックに結びつかなくても別に何の問題もない。

「いいね、俺も莉徒の方がいい!」

 顎に手を当ててうんうんと頷く拓に、千晶も全力で乗っかってきた。

「んー、ま、まぁさ、莉徒がいるからオレもちょっとは悩んだんだけどさぁ」

「男同士だって嫌だよ!シズのは!」

「何でだよ!超カッチェーじゃんよー!」

 ぶつぶつ言いながらシズはまぁそれでも良いか、と納得する。結局のところ自分よりも莉徒のネーミングセンスの方が良いと認めたのだろう。何も案を考えていなかった拓が言えた義理ではないので心の中でひっそりと「あたりまえだ」と言っておく。

「んじゃ次、コレを次までに書いてきて」

 拓は用意しておいた紙を三人に手渡す。

「プロフィールと……百の質問?」

「そ、面倒かもしれないけど宜しく」

 折角ホームページをつくるのだから、公開できる範囲でのバンドメンバーの個人情報も載せたい。カッコイイホームページよりも面白く、楽しくできたら良い、と拓は考えている。

「了解。そいじゃ休憩オシマイ。後半行ってみよう!」

「あいよー」

「てっててれっててってってー」 



 練習を終え、自宅に戻ると拓はインターネットで千晶が前にいたバンド、Beatビート Releaseリリースのホームページを調べた。

「新しいベーシストは……まぁ決まってるよな」

 呟いて拓はメンバーのプロフィールを見る。

(ボーカルは……)

 一瞬、手が止まる。

(え、今時お化粧?)

 多少の化粧なら別に珍しくもないが、数年前、大分前に流行った所謂女の子系だ。今でも見かけなくはないが、そうなると本当にカテゴリは異なる。それにしても学生バンドでここまでやるというのはそれなりに自信の表れでもあるのかもしれない。その自信が実力を伴ったものかは別として。

「なるほどね。でもまぁ、これはこれである意味ではビジュアル面でも力入れてるってことだ……」

 他のパートを見る。

「あれ、ギターは普通だな。アンバランスな……。でもメンバー全員化粧なら千晶もとっくに辞めてるか……」

 楽器を見る。ギタリストは二人だ。レスポールにストラトキャスターという王道だが、ストラトの方はIbanizeアイバニーズ社の変形ストラトで若干ビジュアル系の思考も入っている。ピックアップで言うならばこちらもハムバッカーとシングルコイルだ。ベースはMoonムーン社の変形ベース。やはりこちらもビジュアル系でも良く見るタイプだが、化粧をしているのはボーカルだけ。千晶の話では自分がベーシストだった時はベーシスト以外は誰をとっても巧い、とのことだった。

「人気は学生バンドにしちゃ上々かな。夕香ゆうかさんも知ってるくらいだし、ビジュアルは好き好きだけど、勢いがどんなもんか、ってところか」

 バンド力とステージング。こればかりは本番を見てみないと何とも言えない。ライブ動画でもあれば少しは判りそうなものだが、流石にそれはないようだった。

「ウチはMCは……やっぱりシズかな」

 千晶は間違っても表立って話すようなタイプではないし、莉徒はある意味では有名人だし、紅一点だからこそ、あまりメインでMCをやらせない方が意外性はある。シズに到っては何を言い出すか判ったものではないが、早々馬鹿なことは言い出さないだろうし、莉徒も突っ込めるところは突っ込むだろう。となれば拓がフォローを入れつつシズをメインに据えてやって行くのが良さそうだった。

(中々強敵かもなぁ……演奏で掴めなかったらMCで掴めないとかなりキツイよなぁ)

 拓は新たな悩みを確認すると共にブラウザを閉じた。

 

 Why does it give the rock band END

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