第13話

 「おはよう、お兄ちゃん」


目が覚めるとちょうど小学生くらいのサイズになっている妹が俺にのかっている。


 「うん、おはよう」


「お兄ちゃん、辛そうだね。」


「うん、思いのもあるけど、ちょっと最近色々あって頭が追いつかなくて」


「ちょっと、思いのは失礼だよ!!色々だって私のことを見れば良いじゃない!」


「そうだけど、」


「あんな、脅迫諸共しないで、真っ直ぐに私のことだけを見れば良いんだよ!!」


「でも、脅迫されてるし」


「うっ、確かにそうだけど」


「それとも何??私よりあのクソ花の方が魅力的に見えるの?」


「そんな訳じゃ無いけど」


「じゃあ、何??」


「俺、一応彼氏だし」


「・・・お兄ちゃん、」


「何?」


「私だって彼女だよ!!お兄ちゃんの馬鹿」


そして、部屋を包むほど大きくなった妹に潰されて、俺はしばらく動けなくなった。



ーーーー


 少々の喧嘩はあったが、妹は学校に着いて来てくれた。最初は引きこもりだったけど、最近は外に出るようになってくれた。


 本当によくわからない力だけど、妹が外に出られるようになって良かった。

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 ひきこもりのブラコンの妹は小さくなる力を手に入れた。 激 辛 @eaconnn

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