第4話
「ちょっと待って!!」え?なんだ?
「君。名前何?あとクラスも。」
「俺は保井系。2年2組だ。お前は?」
「私は安藤咲希。2年1組。同じ学年なんだね。私、転校生なの。でも、一応同じ高校の名前は全員名前覚えてるんだけど、、、君も転校生?」そう、咲希は俺に聞いた。
「俺は転校生ではない。俺は自分の事情で2年になったから学校に来てなかったんだ。」おれは適当にこう言って、部屋を出ようとした。
残り少ない人生、こんな無意味な会話で終わらしたくないのだ。
「へー!そうなんだ!よろしく!私のことは咲希って呼んでね!君のことは系君って呼ぶね。もっと君のピアノ聞かせてよ!私、系君のピアノ聞きたいよ。」こんなこと言われても、、、
「すまん。俺は残り少ない人生、こんなことで終わらせたくない、、んだ。」しまった!!
口をすべらせた。やばい。どうすれば、、。まずはこのことを上手く間違いだと直そう。
「残り少ない人生、、、?あっはは!もしかして、君もjgd?」咲希はそう、俺に聞いてきた。
なんでこいつわかってんだ。こいつもそうなのか。こいつも俺と同じ状況なのか?
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