核弾頭少年イウヤ 核爆発少女ノンズ

@k0905f0905

第1話

ヒソ、ヒソ、ヒソ

みんなの内緒話が聴こえた。

「イウヤは危険よ。いつ大爆発するかわからないわ」

「ノンズはもっと危険さ。もうすでにいつも爆発しているからね」

イウヤは核弾頭を三十二発搭載していて、いつでも発射できる

態勢を常に整えていた。

 ノンズは核爆発を常に繰り返していて、誰も手がつけられない

状態だった。

「イ、イウヤ。中間試験の結果だが」

「アーン⁈」

イウヤが担任の白井にガンつけた。

「イッ、イヤ、今日はいい天気だねーっと」

白井は既に小便をちびっていた。

「もう帰ってもいいっすか?」

「どうぞどうぞ、できることなら

もう永遠にキミとは会いたくない、ブルル、

いや、冗談ですよ、冗談」

「チッ」

イウヤが職員室のドアを思いきり

開けて叩きつけるように閉めた。


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