応援コメント

多分一生忘れない」への応援コメント

  • 私は、やっと物心がついたくらいの幼少時に、近所の床屋に散髪に行かされた記憶があります。

    白布をかけられ、椅子に座って散髪の途中、前面鏡下の棚に置いてある霧吹き容器に入った緑色の液体から、メロンのような甘い香りが漂って来ました。

    何だか分からないけど、だんだんと気になって仕方ない状態になりました。

    そして床屋のマスターが後ろの湯沸し器洗面台に髭剃りのシャボンを作りに行った隙に、その容器を取って自分の口にシュッ! と噴射してみたのです!

    次の瞬間、致死量的な激しい苦さが口の中に広がりました。

    それはもう子供には号泣レベルな苦さでしたが、マスターにバレたらまずいと子供心に思って、容器を棚に戻し、平静を必死に装いながら散髪を続けたのでした。


    …そんな遠い記憶を思い出させるお話でした。

    この先も拝読します。


    では。