エピソード02 対水上艦戦闘訓練2:長距離魚雷発射訓練
訓練を始めて約1時間が経過した時、今まで実戦でしか使用していなかった
「敵想定を追加だ、敵の通常動力型潜水艦が2隻上下を通過した時の訓練だ。 対潜水艦ーー戦闘訓練、発令!」
艦長の
「敵潜の推進音、補足。 深度50と深度10にそれぞれ1艦ずつです」
そう言ったのは、
「
「10秒セット、
※ここで、ちょこっとだけ解説。
魚雷には大きく分けて2つある。通常魚雷か、特殊魚雷かの違いだ。
1つ目の通常魚雷とは、敵を沈めるのに十分な炸薬や火薬を搭載しており更に2つの用途に分けた物を短距離用と長距離用としている。
短距離は文字通りに発射されてから短い距離を自走し炸裂する魚雷のことであり、同じように発射されてから長い距離を自走するのが長距離魚雷という事である。また、長距離魚雷と短距離魚雷には別名があり【重魚雷】と【軽魚雷】と呼ばれている。
続いて2つ目の特殊魚雷とは、敵艦の推進音を探知しながら距離を詰めていく用に魚雷の弾頭部分に
通常魚雷は【軽魚雷】で特殊魚雷は【重魚雷】と分けているのは、SSM-800だけだ。
※説明を終えて、話に戻ります。
発射管から射出された
「起爆音を探知」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。