プロローグ2

2025年1月1日 天宮幸之助&天宮幸太郎


あ... ありのまま 今起こったことを話すぜ!

野生の宗教勧誘が現れた、それだけさ。


どうしたものか...


「ちょっ幸之助さーんドア閉めないでくださいよー」


「言われて開ける奴が居るかアホ!」


「せめて話だけは聞いてくださいよー!世界の危機なんですからー!」


ふむ...


「扉越しからなら...」


残念ながら俺はイケメンを直視するとム@カな大佐みたいにメガァ!してしまうほど重度なイケメンアレルギーなんでな(嘘)


「じゃあ直球に言いますが驚かないで下さいよ、僕は!」


(;・`д・´)ゴクリ


「未来から来たんです!」


...................シ―─―(;^ω^)―─―ン


「...わかった、つまり青い猫型ロボットを連れてきたってことだな?とりあえず四次元なポケットだけは置いておいてさっさと未来に帰ってくれ」


「いや四次元なポケットは持ってきたけどちげぇよ、どっちかって言うと僕がド@えもん枠だよ」


いや持ってんのかぁーい


「ぬっ、お主素を出したな?」


「クックックッバレてしまってはしょうがない...ってちげぇわ、なんもしないから家に入らせてー」


こいつ...ノリがいい!


「だが断る」


「ナニ!?」


「いやだって君あれでしょ、いわゆる陽キャでしょ?てかさっきさらっと名前で読んでたし政府の関係者だったり宗教勧誘だったりする?」


「いや、僕これでも君の孫だからね?」


うん?孫...?こんな陽キャ、知らないよ

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ひとまず俺の孫を名乗るイケメンくん(同い年)を家に上げてみたが....


「とりあえず四次元なポケットをここに置きなさい」


とテーブルを指さす


「いや僕の四次元なポケットはこのジーパンに付いてるから無理ですよ」


「ならジーパンを置け」


「嫌ですよ未来から持ってきたのこれしかないですしってか何が好きでじいちゃんの前で脱がなきゃいけないんですか」


ピキッ


「自称孫、アウトー」


と言いながら俺はイケメンくんをドアの前に引きずっていく。


「てっちょっそんなガ@使みたいなイントネーションで引きずらないでくださいよー!」


「ほら、未来の媚薬とか未来の穴あきゴムとかありますからぁ」


「いやお前なにしに来たの?過去に女でも引っ掛けに来たの??てかさらっとゴムに穴開いてるのやめろ???」


「今からわけ話しますからぁ」

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幸太郎から聞いた話を要約するとこんな感じだ。


つい三ヶ月前に起きた男達の反乱が原因で生き残っていた多くの種あり男子が死亡&残ったもののほとんどはでのトラウマでEDになりそのせいで未来では人口が激減してしまったらしい。


ちなみに外国でもほぼ同じ時期に同じことが起こってしまったらしい。


だからこそ未来ではゴムやピルなどの避妊具はほぼなくなったらしく、穴あきゴムはそういうシチュエーションを楽しむためらしい...


他にもピルの見た目をした媚薬などなど恐ろしいほどに性具が用意されている。


「いや、こんなにあってもつかわないだろ、俺こんなんだし...」


「だからこそダイエットですよ!ダイエット器具持ってきてますからモテてハーレム作るために頑張りますよ!」


「う、うん?ハーレム?」


「あ、行ってませんでしたね、例の反乱の影響で一夫多妻が許可されたんですよ、だからどんどん女の子を堕としてハーレム作っちゃいましょう!」


「ムリムリムリムリムリムリムリ」


「はいはい、大丈夫ですから、一旦外に出ますよ」


「ヤメロー!悪魔ー!イケメンヤロー!」


「最後褒めてるじゃないですか」


そうこうしてるうちにも地獄のドアは近づいている。


くっそぉぉぉぉぉぉぉぉ!



プロローグ2 天宮幸太郎の事情 完


「ハーレムなんて無理ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」

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俺と孫のハーレム大作戦~少子化問題を解決する為に未来からやってきた孫と一緒にひきこもり男が頑張ってハーレムを作るそうです~ 暇杉 小次郎 @546kun

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