第3話
神様。なんでだよ、、、、、。
俺は泣いた。たとえどんなに平凡な毎日だったにせよ、家族や友達が死んだ。今思い返したみた。今までの毎日を。
楽しいことがなかった?
そんなことない。俺は笑ってた。楽しかった。
幸せなことがなかった?
違う。新作のゲームが買えて幸せだと感じた。
何が平凡だ。昔親にこう言われた。「世界には、満足に食べ物が食べれない子や、紛争や戦争で親がいない子供もいるんだよ。だから力が、その子たちの分、精一杯生きなきゃなんだよ。」こんな風に言われたな。この頃の俺は今の生活があれば何でも良かった。ましては、何故他の子供のために行かなきゃなんだよとか馬鹿みたいなことを考えていたほどだ。俺ってほんとは幸せで平凡なんかじゃなく楽しい生活、毎日だったな。余計に悔しさや悲しさが増した。俺は一日中泣きじゃくった。あー。
俺は無力だな。その横で俺の友達、東野 大成も泣いていた。こいつにもこいつなりの生活があったんだな。俺はそう思って、彼を泣きながら見つめた。
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