第十三章✧始まりは学年RINEグループから?

―――ピコン!

電子音が鳴り響いた。誰の?私のじゃないっ!というか、誰とも連絡先つないでないからね……。アハ。―――ということは

「――ごめん。僕の」

でしょうねー。

「学年RINE見た?」

「……学年RINE?」

何それ?食べれるの?アハ。

「まさか、入ってない?」

「……」

「新島さん、僕とRINE繋がない?」

「……?」

RINE、を、繋ぐ?

「学年RINE繋ぐよ!」

「……はい。」

そして、繋いだ。これか、学年RINE?

―――ピコン!――ピコン!ピコン!ピコッ!ピコッ!ピk!ピk!


「きゃー!」

「どうしたの?」

通知?が、、、

「通知?が、、、」

「通知オフにするといいよ。うるさいからね。見てみて。」

【RINE】

沢木『新島さん、よろしくー!高梨くん、みんなでさがしてるよ!!』

A子『今、せんべいポタポタにいるって!』



「えぇー!!!」

「急ぐよ!新島さん!」

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

「高梨くん!待って!」

「どけ!邪魔だ!」

「警察が時期に来る。おとなしく待つんだ。」

「嫌だね。」

高梨くんは逃げようとした。予想通り!

「みんな!」

そこを、みんなで取り囲む!作戦どおり!

「観念して!」


―――ピーポーピーポー――――

こうして、高梨くんは今度こそ捕まった。今度こそ―――。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る