第三章✧予知夢

 夜になりました。モウ寝なきゃ。寝るのやだな。

――ジジ、ジ、ジジジジ――

耳を指すようなノイズが流れた。これだ、私が寝るのを嫌がってた理由。これは――

 ――今朝あった男の子が歩いていた。すると、右から猛スピードでトラックが突っ込んでいく。すると、キッキキーー!男の子はひかれて無惨な姿になってしまった――

 これは『予知夢』だ。今日は一つで良かった。予知夢は、その日、目があった人が次の日になにか不幸なことになる場合に起こる――みたい?私もそこらへんはわかんない。ただ、物心つくときから『予知夢』はあって…。って、もう7:30!!やばっ!わたしはそのまま家を飛び出した。

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