学校が昼に終わり帰宅した。急に五平餅を食べたくなって、自転車を一時間程走らせて少し遠くに向かった。到着した商業施設内をコートに雪駄という格好でポケモンGOをしながら練り歩いた。この姿を誰かが見たのなら季節感バグりニキとかいうあだ名を付けられて、名物ニキになれるのかな。とかしょうもないことを考えた。施設内を五分程歩いて五平餅屋に辿り着いた。もう既に散りかけた桜を見ながら胃に入れる五平餅は想像よりも美味しかった。気づけば手には何も付いていない串だけが残り、帰ろうかと思ったが、近くでポケモンGOのイベントがあったので施設内を散歩しながら三十数分時間を潰した。イベント後ポケモンGOをやっていたおじさんに声を掛けられた。こんな縁ばかりだ。出先でできる知り合いが多すぎて、声をかけられることが多い。今日もまたその知り合いを一人増やして別に楽しかったり充実感は無いが、帰宅した。帰り道では最近購入した落語を聴いた。音だけでこんなに人を楽しませる物を知らなかったので初めて聴いた時は感動した。寄席に行った時は更に感動した。やはり古くからあるものは良いものが多い気がする。淘汰されないとはそういうことだ。