2923-4-8
どうやら友達は眠りについたらしい。22時までのバイトを終え友達と私の家で麻雀をしていた。日記を書く暇もなく5時を迎えた訳だが、やっと時間を作れて一人ベランダに抜け出した。友達を起こさないように慎重に、音を立てないように気を使った。悪いことなどしていないのにどこか背徳感のある行為だ。美の基準は人それぞれという話は再三してきたが、友達と話していてその認識が確かなものとなった。友達は私と美の基準が似ていたのだが、返ってそれが認識を固める根拠となった。ちなみに友達は女の子だ。今家には私と彼女だけしかいない。性的に見れるか。という話なら、私は否定する。周りが何を言おうと、そういうものとしか言いようがない。私にとって友達として関わる彼女は正常な関係だが、歪と言われればそうなのだろう。顔云々ではなく、いや、そうなのかもしれない。どこが違うのだろうか。友達と接することが出来る女性とそうでは無い女性の差。今はそれが分からない。
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