第10話 濡れ衣は淑女の装い
いい日和だった
山梨県の折門集落には穏やかな風が吹いていた
そんな時、鳥が一斉に羽ばたいた
地盤があれよあれよと言う間に下がっていった
山が低くなり
畑も下がった
川の流れが部分的に逆流となり池を作っていた場所もあった。しかしそれも山の中だったので、奇跡的に人的被害は数人が転んで怪我をした程度、微小だった
富士山への影響が危惧されたが微動だにしていない
大沢崩れの崩壊のスピードが少し早まったことだけ観測された
直下型地震であったが他県への影響は少ない山梨県中央部分への影響すら皆無だった
マグニチュード4で震度4、しかし地盤が2メーター沈下すると言う常識外れな挙動
プレートがずれたと言うよりも地下の空間が潰れたようだと、気象庁山梨県支局員は感じていた。
村人の長谷川翁は、昼寝でうとうとした時間をたたき起こされた。80歳は超えたが、まだまだ足腰を達者だった長谷川は軽トラに乗って村中を回ってみた。
そこいら中に国や県の車やマスコミの車が来ていたが、別にレスキューを必要とする様な崩壊した建造物もなく、割となだらかに穏やかに地盤は沈下していた。
地割れがあって左右とか上下に引き裂かれると言うものでは無く、境目が曖昧なまま、ただなだらかに沈下していた。
立地的に運の悪かった家は、床に置いたビー玉が勢い良く転がることになった
長谷川はこういう時こそ地域防災の力を発揮しなければいけないと感じていた。
過疎ではあったが、祭りや地域コミュニティーが盛んで人とのつながりが濃かった村が急速に人の心と心が離れていったとも感じていた。
「こういう時こそ一丸となって乗り越えよう」
長谷川特に村人の一部の人間が変わってしまったと思っていた。以前には皆が楽しんで参加していた地域の行事に、全く参加しなくなった人達がいる。いどういう了見なんだろう
そんな疎遠になってしまった村人の家が見えた。斉藤の家だ。明らかに斜めになっている
玄関近くまで軽トラを乗り入れると、この家の軽トラが納屋に見えた。家の人間は居そうであった
ベルを鳴らすでもなく、いきなり引き戸を開けて、家の中に大声で問いかけた「どうだい、怪我はなかったかい。生きてるか?」
返事が無い
玄関に1歩入り、もう一度、大声を出した
「おーい、居ないのか?」
「留守か・・・畑に行ってるのかな」
何か妙に片付いて生活感のない家の中に気が付いた。首筋から肝にかけてぞっとした
何か嫌な気持ちだ
「出直すか」
帰る為に、振り返ろうとすると妙なことに、また家の奥の方を向きかけた。足をジタバタさせてもフラフラ回転してしまう
「浮いている・・・」
もがいてももがいても床を蹴ることができない。引き戸に手をかけようとした瞬間、上から降りてきたものがあった。顔は斉藤家の当主だが体は細長い手足のみで成り立っている。まるで蜘蛛。蜘蛛より細長い。長谷川は時々あるコミュニティーの勉強会で知っていた。これは蜘蛛ではない、ザトウムシだ。4億年以上前から地球にいる。
長い手足が長谷川を包み込む
「斉藤さん、うわー、どうするつもりだ。助けてくれ」
枯れた声が古い民家から漏れ、晴天の空に吸い込まれていった
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2人の男が重厚な椅子に座り向かい合っている
1つだけ小さな窓がある部屋
明るい光が差し込むわけでもなく、窓自体が薄ぼんやりと青き深い光をまとっていた
いかにも頑強そうな1人の男が立ち上がり、痩身だが精悍な男の横に立って少し屈み肩に腕を回した。近くから顔を見つめると、もう一つの手で頬を軽く撫ぜた。
調子はどうだい。えらい災難だった
記憶が断片的しか残って無い様だな
それにしても、大事にならなくてよかった。
男は無表情にうなずいた
急所がやられていたんだな。逆に言うと急所しか狙われていない。恐ろしい奴があの世界にいるんだ
しかも素性も確かめないでいきなりとは・・・危険回避の会話アルゴリズムをもってしても、聞く耳を全く持ってないのではどうしようもないな。
そこまでは我々も確認をしている。
記憶をおさらいするかい? データは画像データと音声データが断片的に残っている。見飽きたか? 嫌だろうがもう一度見てもらうよ
壁の1部がスクリーンとなった
そこには接客コーナーで渡辺が挨拶をするところが写し出されていた
こいつだな
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会社と従業員の生命力が高ぶる月曜日の午前10時
猪瀬が忙しそうに机の間をぬように歩いている
「岩屋さん悪い、トライデンスの営業が接客コーナーに向かって歩いてるんだけど、ちょっと待ってもらうよう伝えてもらえないかな」
自分がやればいいじゃんと言う目線を猪瀬に送る
「部長にすぐ来いって言われちゃったんだ」
そんな事、理由になるかという色を目に浮かべる。
「トライデンスの風間だよ」
何だったら会ってきてもいいんだよと言う取引の目線を岩屋に返す
「分りました」
「どうせ売り込みなんだよ。何だったらカタログだけ受け取ればいいよ。長く待たせるのも悪いから」
岩屋はうなずいた
急に聞き分けが良くなった岩屋に、猪瀬はちょっと変な顔した
まずい、読まれていると岩屋は思った
私は風間さんに会いたくて行くんじゃないの、ちょうど向こう行くタイミングがあるんだから。と声なき声を噛み殺した
この男は間抜けな顔して変なとこに鋭いから。まぁ図星なんだけどね
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風間がつい立てしかないオープンスペースの机に機器を乗せ、何やら触っている
せわしない
難しい顔してモニタを見ている
風間は猪瀬が来る前の一仕事に取り掛かっていた
上から貸与された機器だが高性能だ
・・・重力波が他の次元に漏れているのは普通のことだが、ここはダダ漏れ、漏れ過ぎた
前から思っていたことだが、この場所は何か重力が抜けてるような気がしていたんだ
案の定だ
それにしても、重力波を測定できるなんて、この機器はこの世界の技術ではないな
俺のボスは一体誰なんだ
本日の任務はドライデンス製品の売り込みが表で、裏の任務は、重力波が抜けている地点を特定することにある。2系統ある指示系統の1つからの任務
本当に地道な任務
それでも俺には不満は無い
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岩屋は廊下の先の接客スペースに風間を視認した
一生懸命、セッティングしてるわ
ちょっとだけ、驚かしてやろうかな
そっと近づいて行った。真後から腹からの声で呼んだ
「風間さん」
不意をつかれた風間は手を滑らせ、機器の増倍管に繋がる穴に指を突っ込んでしまった
「あちっ」反射神経の限界で立ち上がり、右手を振りまわす
岩屋は上半身を捻って、その右手を避けると、バランスを崩し、風間に抱き付く形で二人は横に倒れた
「あっ、ごめんなさーい」
二人に軽い振動が伝わった
何故か目の前が暗くなった
頭を打った影響かと思いきや、まぶたをきつくつぶってしまっている
まぶたを通した網膜への刺激が少ない
風間は努めて冷静に情報収集を続ける
痛みは少ない
床がかっちり固くない
恐る恐る目を開ける
「あら困ったわ、何この薄暗い空間」岩屋の声が響く
岩屋にはうっすらと心当たりがあった
確か、旧海軍の大井航空隊飛行場の敷地にうちの会社を作ったって聞いたことがある。地下にはいっぱい空間があって穴だらけと部長が言ってた。
そんなところに落ちたらしい、でも・・・
「床があったのに落ちるってあるかしら」
余裕のある岩屋をよそに、風間は慎重に360度見回した。
・・・これは大変だ。他次元に落ちたんだ・・・
行ったことのあるイマジナリーとは空気感が違う。
ダークワンの領域なのか
初めて来た。いや、来てしまった
ニヒルな風間もぞっとした
二人は立ち上がった
暗い
でも、ぼおっと全てが見える
小さな部屋だ
これは目で見えているわけでは無いのではないか
実態のある幻覚
「でもここは快適ね、水浸しの洞窟でなくて良かったわ。もしスカートが濡れてたら落ち込んでいたところよ」
風間はより渋い顔となった「第二次世界大戦中の部屋じゃないようですね」と白々しく言った。
どうしたものか、いつまでも落ち込んでいてもしょうがない。"エージェント風間 " は逆境においてもタフでスマートのはずだ
何はともわれ脱出だ
戻る道があるはずだ
また少し辺りが把握できる。小さな部屋だと思っていたら、袋小路だった。廊下が奥に続いている
風間が目を見開く
頭が冴えてきた
他次元に導かれた事はある
それは、物理学で計算された工程に従った科学力に裏付けされたものだった
他次元に落ち込むという様な実例は聞いたことが無い
それは元の次元にいる状態の方がエネルギー的に低い状態だからだ。エネルギーの高い状態には通常では移行しない
逆に言えば、元の低エネルギー状態には戻り易いということだ
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「それにしても、どこから落ちたのかしら。上に穴なんかないわ」
岩屋は落ち込むどころか、テンションが上がって来ていた
アニメだったら中身が入れ替わっているところだわ
この日常から逸脱したシチュエーション・・・
吊り橋効果って言ったっけ、これは恋が芽生えてもおかしくない
岩屋の顔が明るくなった
「ははーん、わかったわ。ここはうちの会社の隣の敷地にあるスーパー青柳の地下室ね」
田舎の独立系非チェーン店、それが "スーパー青柳 " だった、
「ちょっと文句を言ってきてやるわよ。うちの会社の敷地まで地下室を伸ばすなんて、建築基準法違反よ。素人の私でも分かるわ。管理部としてここは引けません」
岩屋は風間を手で制して、自分だけでぐいぐい奥へ歩いていった
「ここは任せてください。三花製作所とスーパー青柳の話なんで、風間さんは危ないからじっとしてて下さい」
岩屋は賭けに出ていた
そんじょそこらの若い子よりしっかりしてるところを見せつけないと差別化ができないわ
気難しい女と記憶されてしまう危険性があるけど、ここはそこにかけるしかない。ある意味、武器が少ないから、ちゃんと話がつけられる女なんだとアピールしなきゃ
「ごめん下さい、誰かいないの?出てきなさーい、責任者は何処なの?」
風間はあっけにとられた
「あんな大声で・・・未知との遭遇をしたらどうなるんだ」
そんな時、懐のセンサーが震えた。
風間は懐を抑えた
「重力波の異常振動だ」
風間は頭を抱えしゃがみ込んだ
「うわー、ぐぐぐ」
歯をくいしばって耐えた
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岩屋は部屋の前に立ち、ぞんざいにノックをすると扉を開けた
薄暗い中には、水平近くまでに倒した1人用ソファーが並び、20名位が横になっていた。しっかりとした表情で、固く目をつぶっていた
「24時間サウナの宿泊ベッドなの?起こしてすみませんけど、責任者は誰ですか?あなた方はスーパー青柳の方ね」
20名は微動だにしない
意識だけは20名で通い合っている。会議中だった
「察するところ惣菜部の人たちでしょ?うちの会社の主婦の噂にもなってるわ。ここの惣菜部が奥の方で卑猥なことを言ってるって」
20名のまぶたが緩み、各々首を微かに振り出した
「反応が薄いわね、あなたたち夜勤なの。もういいわ、恐らく出るとこに出ますよ。管理部長から近々連絡が行きますので、対応をお願いします」
岩屋が部屋を出ると、サブマシンガンとスタンガンを混ぜたような道具を持った縦に細長い人間と出くわした
その細長い人間は道具を水平に構えた。岩屋のおでこに赤い光が映った
「ハロウィンのコスプレなの?」
表情は闇に紛れて変化が無い
「DEATH」低い声を発し、引き金に指がかかる
次の瞬間、引き金にかけた指がポロリと落ち、ドラム缶を乱打する様な音がしたかと思えば、縦に細い人間の体積が更に半分に縮んだ
ばたりと倒れた
倒れた向こうに龍の大きな腕に見える黒煙の固まりがあった
背後の咆哮に岩屋が振り返ると、龍の髭が揺れているのが見えた
岩屋が目をつぶり、声が飛び出した
「何これ、風間さんのところへ帰りたい」
静かさを感じた
目を開くと下に風間が横になっていた
「岩屋さん、良かった。無事だったか」と風間は弱々しく下から声をかけた
「会ってきたわ」岩屋はしゃがんで風間の顔を覗き込んだ
「一体全体、どうなっているの?」
風間は首だけ起こした
「ここの世界はこうしたいと思えば実現する世界の様だ。脱出したいと思えば廊下が出てくるし、岩屋さんが責任者と会いたいと思えば、会えてしまう」
「パッとしない責任者だったわよ。それに、不思議な龍の腕を見たのよ、あれは何?」
「あれは私が助けを願った友人です」
「変わった友人ね。でも、思ったらそのとうりになるのかしら」
「ここ数十分間の経験ではそうですね」
「試してみるわ」
岩屋は目をつぶり、目を開いた
目の前にベットが現れた
「イヤだ、風間さん」岩屋が風間の頬をビンタした
「違うのよ風間さん。寝不足だし、疲れたっていうことなの、あれ、風間さん起きて!」
弱っていた風間は最後の一押しで意識を失った
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風間が目を覚ますとベットの上だった
時計が見える
午前12時、どのぐらいこのベットの上にいたか分からないが、日が同じならおそらく妥当な経過時間だ。
時間の流れの方向が、90度違うなんていう "虚数時間" の世界にいっていた可能性が高いが、浦島太郎状態にはならなくてよかった
それにしても・・・
思った途端、目の前の環境が変わる世界って何?
観察しようとすると結果が変わる量子世界の様なものか
変に次元が絡み合ってやがる
そして、ここは何処だ?
人の気配がした
白衣のおばさんだ
三花製作所の医務室か・・・
「目が覚めましたか?働き過ぎなのかな。変な病気だったらまずいから早めに病院に行きなさい」
風間はうなづく
「岩屋さんは、どうしています?」
「岩屋さんは疲れて体調不良と言って帰りました」
「そりゃ、気の毒だ」
「風間さんは睡眠不足なだけだと言うから救急車を呼ばなかったんだけど、本当にそれで良かったの?」
「それで良かったと思います」
白衣のおばさんは少し声を落とした
「変なのよ。岩屋さんはあなたの肩を担いでここまできたの、そんなパワーを持った人が体調不良で帰るなんて、まず変」
「それぐらい、あるでしょ」
「それとですよ、先週も赤池さんが来客が倒れたと担ぎ上げてきたの、そして体調不良として帰ったわ」
「へえー、赤池さんがね」
「来客は虐待されているの?スパーリングでもさせられているわけ?そうでは無いとは思うけど」
「偶然ですよ、でも・・・」
「でも、何?・・・」
風間は天井を見た
「きっと、ここは女性の魅力が過多なんだよね」
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由々しき問題
我々の存在を左右する事象
最高指導部は協議を続けている
中枢にまで破壊工作員に侵入されたことは、全国民に衝撃を与えたいた
中枢の指導者達は国会の最中。半覚醒通信状態で無防備であった
しかし、幸い危害の形跡は無い
重力波セキュリティーは確かに稼働したが、破壊され、突破された
中枢施設でのセキュリティ人員の始動が遅かったのも問題だ
しかし、最大の問題はセキュリティのヒューマノイドが1分間持たず破壊されたことである
これで2体目の被害
最初のヒューマノイドの破壊は、活動維持に必要な部分を集中的に破壊された
今回は、全身バラバラ。部品交換で治るレベルのものではない。技術班の概算では20メガパスカルの圧力負荷があったとの見解だ
今回、侵入した他次元の工作員には瞬間移動の能力が確認された
中枢まで侵入されたことについて、他次元人間特有の問題との科学者の見解が有力
例えば、ある3次元空間の人間が、並行して存在する次元に飛ぶことができれば、その3次元に対して、空間を飛び越すショートカットが可能と思われる。
これは他次元空間を自由に出没できるという示唆で、我々も部分的に実現している。部分的にしか実現出来ていないのは、自由で効果的なショートカットが極めて難しいからである
今回の侵入者については、このハードルを難なく超えている
重大な脅威だ
侵入者はヒューマノイドが壊された事件のあった地域、日本の特殊部隊員と思われる
侵入者の政治的主張は、現在分析中だ
言語は日本語だと解析済み
我々の国会を「24時間サウナの宿泊ベッド」と評し、挑発していることが判明している
我々を「ソウザイブ」と呼ぶ理由は不明だ
「ヒワイナコトイッテル」も不明
「スーパーアオヤナギ」は大量破壊兵器の名称の可能性が高い
「レンラクガイキマス」は「レールガンが行きます」という脅しと捉えることが妥当と確定している
なお、国の最高指導部が一番動揺していたことは、自慢の思念波国会運営システムを「24時間サウナの宿泊ベッド」と揶揄されたことだった
そして出た最終結論は
「先手必勝の総攻撃」となった
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それでも、最高指導部は1つの危惧を持っていた
最終兵器スネークの稼働
スネークという伝説的な兵器が地下深く、次元の境に配備されていた
いや、配備されていたと断言はできない。あくまでそうらしい。過去の言い伝えからすればあるらしいと言うレベル
しかし、無いと言う証拠は1つもなかった。
ついさっきまでは誰も望まない最終兵器だった
そんなスネークが自動的に発動される可能性があった
何をもって国家の危機と認識し、何処の誰をどの様に攻撃して、どの様になったら止めるのか
歴史の本にしか出てこないスネーク
何世代も前の戦いに明け暮れていた時代、ゲームチェンジャーになりうる兵器が求められ、天才科学者が集められて開発された。
その運用、効果、威力攻撃の対象、すべて過去の科学者たちにプログラミングされ、世代を超え、クーデター、政変、政権交代を超えた挙げ句に、完全にブラックボックス化してしまった。
今となっては、厄介な毒蛇とになっていた
最高指導層においても、最終兵器スネークに関する引き継ぎ事項はもう世代前から無かった。
歴史家と技術者の検証から、失われた兵器、スネークは稼働する可能性があると結論付けられていた
スネークを頼みの綱と考える者もいれば、スネークが攻撃対象を正確に把握できるのか、疑念を持つ者もいた。
本音では、スネークは稼働せず、通常兵器で勝利を得たいと思っていた
正確に制御できるかわからないような自動稼働兵器があるなんて事は、許されないことであった
解体すべきと何世代も前から議論されていた
しかし、その手段に辿り着く技術者・指導者はいなかった
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