第11話進化論

通り過ぎた心が夢を観た


誰もが理解した瞬間消え行く光は


僕らの世界を想うだろう


誰もが自分を認めない 誰もが自分を探している


人々は夢の中で自分を想い


孤独感に笑みさえ浮かべ 自分で自分を嘲笑する


君の言葉が君の思いが 一つの物語を追悼する


死に逝く感性が唄いだす


誰もが多くの感情を育み 君の中で一つになろう


楽間的な人々が笑っている 僕の棺桶で


致死量を越えた 存在の為に君を思う

再生するたびに詩を唄え


個個にある能力は日々自分を超えて逝く


その為に自分があるなら夢を刻め


嗚咽するだけの日々よ


孤独すら昔話を演じるのか


太陽がカーテンの隙間から詩を嘲笑い


僕の中で 君の中で

偽りの平和が普遍的な夢を描き出す


君は思うだろう 僕は傷ついた心を隠し生きていた


きずき諭す事はない 耐える力が必要なだけだ


君は詩を唄いだして 全ての勇気に力を貸す


空に映ったプラネタリウムが恋人を映して


僕の中で進化する星を描き夢を観ていた


あの日僕と君は時を超え様としていた

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