「よし！　これで影の王国へ行けるぜ！」

「そんなことよりも、おにいちゃん。早く影の王国へ行かないといけないんじゃ」

「うぎっ！　妹よ！　いつの間に俺の背後に！？」

　それに妹よ、それは俺のセリフなんだが……。

　そういえば、おじいちゃんとおばあちゃんにも話を聞いてみようかな。

　恵さんたちの影が徐々に俺にまとまりついて来た。

　そのまま屋敷の外へと妹と恵さんたちの影を連れて出る。

　恵さんたちの影は、俺の背中に張り付て消えていた。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい