第48話:ルヒテンとの対決

チャプタ―1

ここは、六本木である。

私は、ゲヒリトディーに乗って走っていた。

「腕と製を捜さないと。」

「この近くに居ると思うけど?」

「もしかして、超能力?」

「んな訳ないだろう。そんな事より、たぶん、近くのはず。」

ゲヒリトディーは、ブレーキをかけた。

「どうしたの?」

「誰か来る。」

チャプタ―2

ここは、高級レストランである。

「ティタニィー。恐魔丸は、見つかったか?」

「はい。これが、その刀かと・・・。」

ティタニィーは、任に恐魔丸を差し出した。

「ほう。これが恐魔丸か。まさに怪しげな刀だ。」

任は、恐魔丸を構えた。

「料理長。どうなさるおつもりで?」

「この刀の切れ味を確かめて来る。」

「留守は、このティタニィーにお任せを。」

チャプタ―3

その頃、私は、元麻布で、ルヒテンと話をしていた。

「ベフュルを倒すなんて、良い度胸してるわね。」

「ええ。だけど、浄化しただけ。」

「コアラに戻したのね。」

「そうだけど?」

「それなら、私も元に戻して。」

ルヒテンは、消えるように去って行った。

チャプタ―4

腕と製は、南麻布のビルの中に閉じ込められていた。

「どうにかして、出ないと。」

「私に任せろ。良い考えがある。」

そこへ、ルヒテンがやって来た。

「何をしても無駄よ。」

そこへ、任がやって来た。

「ルヒテンよ。このビルごと吹き飛ばせ。」

「で、ですが、この二人は、関係ないのでは?」

「何を言っている? この二人もだ。」

任は、消えるように去って行った。

チャプタ―5

私は、南麻布のビルへ辿り着いた。

「このビルの何処かに居るはずだ。」

「行って来るね。」

私は、ビルの中へ侵入した。

中は、ヤロウドモだらけだった。

「アウーッ。」

「ゲヒリトブラスター。シュート。」

私は、ヤロウドモ達を一掃しながら、奥へと進んで行った。

チャプタ―6

その頃、ルヒテンは、腕と製を脱出させていた。

「早く、ここを離れて。」

「どうして、助けてくれるの?」

「とにかく、早く、このビルから出て。」

「理解った。腕。行くぞ。」

腕と製は、出口へ向かった。

チャプタ―7

私と腕と製は、合流した。

「戸理二。ルヒテンを助けてあげて。」

「ルヒテンは、そんなに悪い奴じゃない。」

「理解った。任せておいて。」

私は、ルヒテンの居る部屋へ向かった。

チャプタ―8

私は、そこへ辿り着いた。

「良く来たわね。戸理二。」

「ルヒテン。何をするつもり?」

「ここを爆破するのよ。」

「(混乱しているみたい。)」

「邪魔しないで。はーっ。」

ルヒテンは、突撃して来た。

「仕方ない。ゲヒリトチェンジ。」

私は、疾走調理師 戸理二 ステノモードに変身した。

「破壊を炒める調理師。疾走調理師 戸理二。ウィームッシュ。」

「斬幻衝。連幻衝。乱幻衝。」

ルヒテンは、私を斬りまくったが、私は、びくともしなかった。

「効いていない?」

「ゲヒリトキャノン。」

「聖幻衝。ゲヒリトシュナイデンべフラィエン。」

私は、ルヒテンを浄化した。

「べフラィ―ング。」

ルヒテンは、パンダだった。

「盛り付け完了。」

チャプタ―9

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「あなたの本性、見せてあげる。出でよ、幻衝怪「クルルカン」。」

ティタニィーは、幻衝怪「クルルカン」を召喚した。

「ビーッ。」

「召幻衝。ゲヒリトライノス。」

私は、召喚したゲヒリトライノスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、召喚したゲヒリトライノスを人型に変形させた。

「ゲヒリトフリート。」

チャプタ―10

「ビーッ。」

クルルカンは、幻衝力のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。この蛇が、私の本性?」

「らしいけど、気にせず、戦え。」

「ビーッ。」

クルルカンは、幻衝力の旋風を放った。

「ウワーッ。強過ぎない?」

「ゲヒリトバスターを使うんだ。」

「理解ったわ。ゲヒリトバスター。」

ゲヒリトフリートは、ゲヒリトバスターを手に持って構えた。

「ゲヒリトシュナイデンクエーサー。」

ゲヒリトフリートは、クルルカンを狙撃しまくった。

「グウーッ。」

クルルカンは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、高級レストランである。

「料理長。ルヒテンも敗れました。」

「二人とも動物に戻ったか。ティタニィー。

 リセット様の元へ戻って来い。」

「料理長は、何をなさるおつもりで?」

「戸理二に過去を見せてくれる。」

「仰せのままに。」

ティタニィーは、消えるように去って行った。

「クククッ。面白い事になりそうだ。フハハハーッ。」

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