第47話:ステノモード

チャプタ―1

ここは、製が閉じ込められている部屋である。

「どうにかして、ここから出ないと。」

製は、拳で、門をこじ開けた。

「これで、出られそうだ。でも、何で、鍵が?」

製は、脱出に成功した。

「済いません。逃げられました。」

「そうか。理解った。それにしても、誰が?」

チャプタ―2

私は、浜松町で休んでいた。

「朝食。朝食。ヒューッ。」

私は、支払いを済ませてから、モノレールに乗った。

「後、一駅で乗り換えよう。」

そこへ、ベフュルがやって来た。

「戸理二。貴様を倒してくれる。炎幻衝。」

ベフュルは、炎を想像して術を放った。

「ウワーッ。ゲヒリトチェンジ。」

「させるか。刃幻衝。乱幻衝。」

ベフュルは、刃先から、幻衝力の刃を放ちまくった。

「ウワーッ。まるで、隙が無い。」

私は、気絶して、その場に倒れた。

チャプタ―3

ここは、食堂である。

「腕。戸理二を捜しに行くぞ。」

「あては、あるんですか?」

「無い。だが、何かやばい気がする。」

製と腕は、店を後にした。

チャプタ―4

私は、洞窟に閉じ込められていた。

「クククッ。そこで、じっとしているんだな。」

ベフュルは、消えるように去って行った。

「どうにかして、ここから出ないと。」

私は、素手で、周りを触ってみた。

すると、もろい場所を発見した。

「柔らか過ぎる。これなら、出られるかも。」

私は、壁を崩しながら、進んでいった。

チャプタ―5

ここは、高級レストランである。

「料理長。戸理二を閉じ込めました。」

「ベフュル。でかした。戸理二を退治して来い。」

「仰せのままに。」

ベフュルは、洞窟へ向かった。

チャプタ―6

ここは、洞窟である。

私は、蛇の置物を発見した。

「何だろう、これ?」

チャプタ―7

ベフュルは、洞窟へ辿り着いた。

「ん、居ない? そんなバカな。ヤロウドモ、捜せ。」

ベフュルは、十体ものヤロウドモを召喚した。

「アウーッ。」

私は、ヤロウドモ達に囲まれた。

「どうしても、出したくないみたいね。ゲヒリトチェンジ。」

私は、疾走調理師 戸理二 ディレイモードに変身した。

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りでヤロウドモ達を一掃した。

「キエーッ。」

私とベフュルは、いつの間にか、京橋へ瞬間移動していた。

チャプタ―8

「クククッ。炎幻衝。はーっ。」

ベフュルは、炎を想像して、刃先から放った。

「ウワーッ。ステノモード。」

私は、ステノモードになった。

「拳幻衝。打幻衝。脚幻衝。」

私は、拳とチョップと蹴りを同時に決めた。

「ヌオワーッ。刃幻衝。乱幻衝。」

ベフュルは、幻衝力の刃を放ちまくった。

「壁幻衝。」

私は、防ぎきった。

「な、何だと?」

そこへ、ゲヒリトディーがやって来た。

「戸理二。ベフュルを倒しちゃいけない。」

「それって、どういう事?」

「操られているだけって事さ。」

「フハハハーッ。氷幻衝。」

ベフュルは、氷を想像して、刃先から放ったが、私は、びくともしなかった。

「理解った。ゲヒリトキャノン。」

私は、ゲヒリトキャノンを構えた。

「聖幻衝。ゲヒリトシュナイデンべフラィエン。」

私は、ベフュルを浄化した。

「俺は、何という事を? ベフラィーング。」

ベフュルは、コアラだった。

「盛り付け完了。」

チャプタ―9

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「ちっ。真実を知ってしまったか。怪しげなスパイス。」

ティタニィーは、巨大なベフュルの幻覚を出現させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。ゲヒリトライノス。」

私は、召喚したゲヒリトライノスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、召喚したゲヒリトライノスを人型に変形させた。

「ゲヒリトフリート。」

チャプタ―10

「刃幻衝。乱幻衝。フハハハーッ。」

ベフュルの幻覚は、幻衝力の刃を放ちまくった。

「ウワーッ。でも、今の私達なら、勝てる。」

「戸理二。ダブルドライブだ。」

「ゲヒリトファング。ゲヒリトシミター。」

ゲヒリトフリートは、右手にゲヒリトファングを装着し、

ゲヒリトシミターを左手で持って構えた。

「斬幻衝。ゲヒリトシュナイデンダブルドライブ。」

ゲヒリトフリートは、ベフュルの幻覚に拳を決めつつ、一刀両断した。

「ギャーッ。」

ベフュルの幻覚は、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、高級レストランである。

「ほう、ベフュルが敗れたか。」

「はい。いかが致しましょう?」

「ルヒテンに任せるとしよう。耳を貸せ。」

「幻衝力爆破ですと?」

「そう伝えておけ。クククッ。これで、消滅だ。」

「仰せのままに。怖-っ。」

チャプタ―12

ここは、食堂である。

だが、製と腕は、居なかった。

「二人とも、何処へ行ったんだろう?」

私は、ゲヒリトディーに乗って、

二人を捜しに向かった。

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