第46話:包丁のアス獣

チャプタ―1

ここは、食堂である。

「戸理二。包丁を買って来てくれ。」

「良いですけど、許可は?」

「心配するな。取ってある。」

私は、港南へ向かった。

チャプタ―2

腕は、皿洗いをしていた。

「後、五枚か。ふーっ。」

「腕。終わったら、留守を頼む。」

「留守って、何処へ行くんですか?」

「あのレストランへ行って来る。」

「気を付けて下さいね。」

製は、銀座へ向かった。

チャプタ―3

ここは、芝浦である。

そこには、ベフュルとルヒテンが居た。

「ここで、アス獣の材料を探すぞ。」

「もしかして、包丁?」

「その通り。ヒヒヒッ。」

「・・・・・。」

ベフュルは、念力で包丁を回収した。

「クククッ。これで、作れる。」

「どうにでもなれ。」

チャプタ―4

私は、山手線に乗って、上野へ向かっていた。

「後四駅ぐらいか。」

そこへ、アス獣「アス包丁」がやって来て、電車を停止させた。

「へへへっ。斬りまくってくれる。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「あいつは、アス獣みたいね。ゲヒリトチェンジ。」

私は、疾走調理師 戸理二に変身した。

チャプタ―5

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を炒める調理師。疾走調理師 戸理二。ウィームッシュ。」

「ヤロウドモ。やっちまいな。」

「アウーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、ヤロウドモ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―6

製は、任と話をしていた。

「任。お前の料理は、凄い。」

「ほう。褒めてくれるのか。」

「ああ。だが、破壊行為だけは、賛成出来ないな。」

「クククッ。そう言うと思っていたぞ。」

任は、十体ものヤロウドモを召喚した。

「連れて行け。」

「アウーッ。」

「な、何をする?」

ヤロウドモ達は、製を部屋へ閉じ込めた。

チャプタ―7

私は、苦戦していた。

「斬幻衝。乱幻衝。」

アス包丁は、私を斬りまくった。

「ウワーッ。ディレイモード。」

私は、ディレイモードになった。

「ゲヒリトキャノン。」

私は、ゲヒリトキャノンを構えた。

そこへ、ゲヒリトディーがやって来た。

「アス獣。こっちだ。そりゃーっ。」

ゲヒリトディーは、アス包丁の周りを走りまくった。

「アス獣。こっちだ。そりゃーっ。」

「何っ? ちょこまかと。あ、あれ?」

アス包丁は、目が回って混乱した。

「戸理二。倒すなら、今のうちだ。」

「ゲヒリトシュナイデンバーニング。」

私は、アス包丁を狙撃した。

「ギャーッ。」

アス包丁は、爆発して消え去った。

「盛り付け完了。」

チャプタ―8

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「やるじゃない。でも、フフフッ。怪しげなスパイス。」

ティタニィーは、アス包丁を蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。ゲヒリトライノス。」

私は、召喚したゲヒリトライノスへ飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、召喚したゲヒリトライノスを人型に変形させた。

「ゲヒリトフリート。」

チャプタ―9

「斬幻衝。投幻衝。」

アス包丁は、幻衝力の包丁を投げ飛ばした。

「ウワーッ。やっぱり、鋭いよ。」

「戸理二。山まで、行くぞ。」

「理解った。」

「待てーーーっ。」

アス包丁は、山の磁力で動けなくなった。

「し、しまっとぅあ。動けん。」

「ゲヒリトシミター。」

ゲヒリトフリートは、ゲヒリトシミターを右手に持って構えた。

「斬幻衝。ゲヒリトシュナイデンスライサー。」

ゲヒリトフリートは、アス包丁を一刀両断した。

「研いでおけば、良きゃった。」

アス包丁は、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、高級レストランである。

「リセット様。製を捕獲致しました。」

「御苦労。こいつを一週間後に、アス獣にしてしまえ。」

「仰せのままに。」

ベフュルは、その事を聞いてしまった。

「今のうちにあの人物を逃がそう。」

ベフュルは、部屋へ向かった。

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