第36話:ブレードギラー

チャプタ―1

ここは、整備場である。

私と薔薇と低は、車両の点検をしていた。

「この車両は、異常無し。」

「ちょっとだけ、緩んでる。」

「こんなもんで良いかな。ふーっ。」

チャプタ―2

ここは、上野駅である。

そこには、惑とティタニィーが居た。

「クククッ。さてと、美差気を誘き出すとしよう。」

「それなら、もう、手は、うってあります。」

ティタニィーは、百体ものアプショ兵を召喚して、

街を破壊させていた。

「アアーッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―3

ここは、上野である。

私は、日比谷線で、そこへ辿り着いた。

「えっ、何で、アプショ兵がこんなにたくさん居るの?

 レパリーチェンジ。」

私は、万象整備士 美差気に変身した。

「レパリーブラスター。シュート。」

私は、アプショ兵達を一掃しながら、出入り口へ向かった。

そして、JR上野駅の出入り口前へ辿り着いた。

チャプタ―4

「ほう、ここまで来るとはな。」

「あなたは、不星技 惑。」

「良く理解ったな。お前に過去を見せてやろう。」

惑は、異空間へ私を連れて行った。

チャプタ―5

私と惑は、研究所らしき場所へ辿り着いた。

「ここは、何処?」

「覚えていないのか。良いだろう。」

私は、書類をめくった。

「核酸操作人間作製構成図? 何々、動物の核酸と植物の核酸と

 プログラミングソースと幻衝力を一つにする。」

「まだ、納得していないようだな。ついて来い。」

しばらく進むと、生命体を作る装置のような物が見えて来た。

「これは・・・。」

「そうだ。お前は、核酸操作人間なのさ。」

「そ、そんなはずは・・・。」

私は、最初の部屋へ戻って、書類をめくった。

「核酸操作人間 第七号 美差気?」

私は、その事実に言葉を失った。

チャプタ―6

私と惑は、いつの間にか、元の世界へ戻っていた。

「クククッ。美差気。ここで、始末してやろう。」

「私は、それでも戦う。レパリーチェンジ。」

私は、万象整備士 美差気トレインモードに変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を断つ整備士。万象整備士 美差気。正義の味方行きでーす。」

「クククッ。この恐魔丸から、良い者を召喚してくれよう。召幻衝。

 出でよ、万象整備士「闇」。」

惑は、恐魔丸という名の刀の刃先から、万象整備士 闇を召喚した。

チャプタ―7

「消去してくれる。」

「悪の万象整備士?」

「連幻衝。乱幻衝。アバーティックブラスター。シュート。」

闇は、私を狙撃しまくった。

「ウワーッ。」

「アバーティックスコア。はーっ。」

闇は、私を狙撃した。

「ウワーッ。まるで、隙が無い。レパリースコア。」

「遅いな。アバーティックワンド。」

闇は、レパリースコアを粉砕した。

「こ、これじゃ、戦えない。」

「クククッ。止めよ。ブレードギラーアバーティックフェニックス。」

チャプタ―8

その時、私の目の前に、ブレードギラーという名の武器が

出現した。

「これは、何? ブレードギラー?」

私は、白い光に包まれて、アスタルトモードになった。

「万象整備士 美差気 アスタルトモード。」

私は、不死鳥に姿を変えて、突撃して来た闇にブレードギラーを

突き刺した。

「ギャーッ。」

闇は、大爆発して消滅した。

「まもなく、終点です。」

チャプタ―9

「そ、そんなバカな。ティタニィー。何とかしろ。」

「お任せを。召幻衝。出でよ、万象整備士 美差気の本性

 「ドレイク」。」

ティタニィーは、ドレイクを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。レパリーティクティス。」

私は、召喚したレパリーティクティスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、召喚したレパリーティクティスを人型に変形させた。

「レパリーフリート。」

チャプタ―10

「グオーッ。」

ドレイクは、黄色いブレスを吐き出した。

「ウワーッ。何て、破壊力なの?」

「ん、居ない?」

ドレイクは、背後から、レパリーフリートを引っかきまくった。

「ウワーッ。速いって。」

「正面から来たら、決めるぞ。」

「グオーッ。」

ドレイクは、尻尾を振り回した。

「捕幻衝。投幻衝。」

レパリーフリートは、ドレイクの尻尾を捕らえて、丸ごと上空まで、

投げ飛ばした。

「レパリーバルカン。」

レパリーフリートは、レパリーバルカンを両手で持って構えた。

「レパリーシュネルライトオーバー。」

レパリーフリートは、ドレイクを狙撃しまくった。

「グウーッ。」

ドレイクは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

私は、レパリーフリートを飛び降りた。

「惑。覚悟して。」

「するものか。邪幻衝。」

惑は、邪気を想像して術を放った。

私は、強行突破した。

「レパリースコア。」

私は、レパリースコアを構えた。

「聖幻衝。レパリーシュネルアプウィルゲン。」

私は、惑とティタニィーを浄化した。

「し、しまった。アハトゥング。」

「わ、惑様? ちっ。この次は、必ず。」

惑とティタニィーは、消えるように去って行った。

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