第31話:レパリーシー

チャプタ―1

ここは、整備場である。

私は、車両の点検をしていた。

「この車両は、OKと。」

そこへ、低がやって来た。

「美差気。こっちの車両も見てくれ。」

「はい。って、十五両も?」

「済まん。薔薇は、車輪の交換中なんだ。」

「了解って、多いよーーーっ。」

チャプタ―2

ここは、外神田である。

そこには、アプシャルとシャルテンが居た。

「次は、あれにするぞ。」

「電車のドアね。」

「回転力だけは、最強。」

「良いのか。悪いのか。」

シャルテンは、あきれた。

チャプタ―3

ここは、上空である。

「クククッ。デノミネ様が来る前に、あの刀を探さねば。」

「と言います刀は?」

「恐魔丸だ。それさえあれば、万象整備士など敵ではない。」

ティタニィーは、寒気を感じた。

チャプタ―4

私は、電車に乗って、自宅へ向かっていた。

「これで、あさっては、休み。」

電車は、有楽町で停まった。

そこには、アプシャルが居て、電車のドアを外して集めていた。

「フハハハーッ。ドアをよこせ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「ここは、逃げるしかない。」

私は、走りながら去って行った。

チャプタ―5

その頃、薔薇と低は、銀座を歩いていた。

「低リーダー。詳しいですね。」

「リーダーって、言うな。」

「済いません。よく、ここに来るんですか?」

「ああ。毎週な。ふふふっ。」

「格好つけられても、困るんですけど。」

チャプタ―6

一時間後、アプシャルは、アプショ獣「アプショドア」を誕生させた。

「アプショドアよ。街を破壊しろ。」

「仰せのままに。」

アプショドアは、街の破壊を開始した。

「ドアの開閉で、旋幻衝。はーっ。」

アプショドアは、竜巻に姿を変えて、暴れまくった。

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―7

私は、後を追っていた。

「あの怪人を倒さないと。レパリーチェンジ。」

私は、万象整備士 美差気に変身した。

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を断つ整備士。万象整備士 美差気。正義の味方行きです。」

「アプショ兵。」

アプショドアは、十体ものアプショ兵を召喚した。

「アア―ッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、アプショ兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「吹っ飛べ。旋幻衝。」

アプショドアは、竜巻に姿を変えて、突撃して来た。

「ウワーッ。」

「斬り刻んでくれる。」

私は、レパリーブラスターを構えて、目を閉じた。

「コアがあるはず。狙幻衝。レパリーブラスターフルパワー。」

私は、アプショドアを狙撃した。

「ウワーッ。ド、ドアが。」

チャプタ―9

そこへ、一台のスクーターがやって来た。

「やっと、見つけた。乗って。」

「うん、って、何で、スクーターが喋るの?」

「私は、レパリーシー。」

私は、レパリーシーに乗った。

「レパリーワンド。」

私は、レパリーワンドを構えた。

「幻幻衝。レパリーシュネルインパクト。」

私は、アプショドアを浄化した。

「ギャーッ。」

アプショドアは、爆発して消え去った。

「まもなく、終点です。」

チャプタ―10

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「またしても、怪しげな踏切音。」

ティタニィーは、アプショドアを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。レパリーティクティス。」

私は、召喚したレパリーティクティスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、召喚したレパリーティクティスを人型に変形させた。

「レパリーフリート。」

チャプタ―11

「喰らえ。旋幻衝。うりゃーっ。」

アプショドアは、竜巻に姿を変えて、突撃して来た。

「ウワーッ。くっ。」

「美差気。レパリーシールドだ。」

「理解った。盾幻衝。レパリーシールド。」

「吹っ飛んでしまえ。斬幻衝。旋幻衝。」

レパリーフリートは、アプショドアの必殺技を防ぎきった。

「ば、バカな。」

「レパリーファング。」

レパリーフリートは、右手にレパリーファングを装着した。

「拳幻衝。レパリーシュネルドライブ。」

レパリーフリートは、アプショドアに拳を決めた。

「ギャーッ。」

アプショドアは、爆発して消え去った。

チャプタ―12

ここは、電車の車内である。

「美差気。さっきの凄かったね。」

「もしかして、見てた?」

「ああ。変身して敵を倒すところまでな。」

「そこまで、見られてたんだ。あはははーっ。」

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