第30話:レパリーフリート

チャプタ―1

ここは、整備場である。

「美差気。それ取って。」

「うん。これだね。」

私は、薔薇にレンチを手渡した。

「ありがとう。これで。」

「凄い力。どうやって?」

「これくらい、どうって事無いって。」

チャプタ―2

ここは、横浜駅のホームである。

そこには、アプシャルとシャルテンが居た。

「次の怪人、どうする?」

「私に聞かれてもね。」

「何か良い物は?」

その時、シャルテンは、連結部分を見て思い付いた。

「連結部分なんて、どう?」

「使えそうだな。へへへっ。」

チャプタ―3

ここは、港南である。

私は、一人で散歩をしていた。

「もうすぐ、駅か。パンケーキ。」

ちなみに私は、パンケーキしか食べない。

「パンケーキ、パンケーキ。」

チャプタ―4

アプシャルは、電車の連結部分を回収していた。

というよりは、窃盗していた。

「クククッ。後、一個。これで。」

「ウワーッ。キャーッ。」

アプシャルは、高島へ向かった。

チャプタ―5

ここは、品川駅である。

私は、そこで、文字ニュースを見た。

「横浜で、電車の連結部分、盗まれる?」

私は、電車に乗って、横浜へ向かった。

チャプタ―6

「クククッ。出でよ、アプショ獣「アプショフェアビンデン。」

アプシャルは、アプショ獣アプショフェアビンデンを誕生させた。

「御命令を。」

「この街を破壊せよ。」

「仰せのままに。」

アプショフェアビンデンは、街を破壊し始めた。

「拳幻衝。アプショナックル。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「何処まで、耐えられるか?」

チャプタ―7

私は、横浜へ辿り着いた。

「この気配は、アプショ獣?」

私は、その気配を辿って行った。

すると、アプショフェアビンデンに遭遇した。

「クククッ。お前も圧し潰ぶしてやる。」

「レパリーチェンジ。」

私は、万象整備士 美差気に変身した。

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を断つ整備士。万象整備士 美差気。正義の味方行きです。」

「アプショ兵。」

アプショフェアビンデンは、十体ものアプショ兵を召喚した。

「アアーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りでアプショ兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「やるな。連幻衝。拳幻衝。アプショナックル。」

アプショフェアビンデンは、拳を決めまくった。

「ウワーッ。」

「どうした、どうした?」

「何とかしないと。そうだ。雷幻衝。」

私は、雷を想像して術を放った。

「ウワーッ。お、俺の拳がーーーっ。」

「レパリーワンド。」

私は、レパリーワンドを構えた。

「斬幻衝。レパリーシュネルマッシャー。」

私は、アプショフェアビンデンを一刀両断した。

「まもなく、終点です。」

「ギャーッ。」

アプショフェアビンデンは、爆発して消え去った。

チャプタ―9

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「また、あなたが? まっ、良いわ。怪しげな踏切音。」

ティタニィーは、アプショフェアビンデンを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。レパリーティクティス。」

私は、召喚したレパリーティクティスに飛び乗った。

「レパリーティクティス。よろしくね。」

「ああ。美差気。カイザーモードと叫んでくれ。」

「理解ったわ。カイザーモード。」

すると、レパリーティクティスは、人型に変形した。

「レパリーフリート。」

チャプタ―10

「喰らえ。拳幻衝。アプショナックル。」

アプショフェアビンデンは、拳を決めた。

「ウワーッ。凄い破壊力。」

「レパリーファングだ。」

「理解ったわ。レパリーファング。」

レパリーフリートは、右手にレパリーファングを装着した。

「拳幻衝。レパリーシュネルドライブ。」

レパリーフリートは、アプショフェアビンデンに拳を決めた。

「ギャーッ。」

アプショフェアビンデンは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、上空である。

「また、敗れたか。クククッ。」

そこへ、アプシャルとシャルテンがやって来た。

「申し訳ございません。」

「ここまで強いとは、思いませんでした。」

「気にするな。デノミネ様が来るまでの辛抱だ。フハハハーッ。」

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