第27話:旅先でございますが

チャプタ―1

俺は、ディーネビーに乗って走っていた。

「かなり進みましたね。」

「半月には、なるかもな。」

「ディーネビー。あなたにお聞きしたい事がございます。」

「何だ?」

「以前、御曹司から、お聞きしたのですが、私の他にも、

 正義の核酸操作人間がいらっしゃるとか?」

「それは、真実だ。」

「そうでございましたか。安心致しました。」

チャプタ―2

ここは、境である。

そこには、ティタニィーが居た。

「街でも破壊したい気分ね。出でよ、「悪のヒーロー代表」。」

ティタニィーは、悪のヒーロー代表を召喚した。

「仰せのままに。」

チャプタ―3

俺は、ディーネビーに乗って、御前山辺りを走っていた。

「このまま行くと、山梨方面でございますな。」

「それは、合ってるぜ。」

「ん? 上から何か来ます。」

「この雰囲気は、敵?」

チャプター4

そこへ、降りて来たのは、悪のヒーロー代表であった。

「クククッ。街を破壊する前に、お前で、準備運動してくれる。」

「さようでございますか? ならば、仕方ありませんね。」

「輝。本気か?」

「ディーネビーは、下がっていて下さい。」

ディーネビーは、物陰に隠れた。

「ディーネチェンジ。」

俺は、画龍執事 輝 ヘラクレスモードに変身した。

チャプタ―5

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を宥める執事。画龍執事 輝。お相手願います。」

「見習いライカン兵。」

悪のヒーロー代表は、十体もの見習いライカン兵を召喚した。

「キエーッ。」

「シュート。」

俺は、見習いライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―6

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺と悪のヒーロー代表は、互いに攻撃しまくった。

「ウングリュカード。」

悪のヒーロー代表は、ウングリュカードを投げ付けた。

「ウワーッ。やりますね。ディーネボンバー。」

「ウングリュスピーカー。」

俺と悪のヒーロー代表は、互いに狙撃しあった。

「ウワーッ。全幻衝。」

俺は、大宇宙を想像して術を放った。

「ウワーッ。き、貴様。」

「ブレードギラーシャルフフェニックス。」

「ブレードギラーウングリュフェニックス。」

俺と悪のヒーロー代表は、不死鳥に姿を変えて、激突した。

「ヌオワーッ。バ、バカな。」

「ディーネボンバー。」

俺は、ディーネボンバーを両手で持って構えた。

「聖幻衝。ディーネゲリンゲン。」

俺は、悪のヒーロー代表を浄化した。

「ゲリント。」

悪のヒーロー代表は、消え去った。

「またのお越しを。」

チャプタ―7

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「えっ? 何て事を。出でよ、「ゴーレム」。」

ティタニィーは、ゴーレムを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。ディーネラーテル。」

俺は、召喚したディーネラーテルに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、ディーネラーテルを人型に変形させた。

「ディーネフリート。」

チャプタ―8

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

「グオーッ。」

ディーネフリートとゴーレムは、互いに攻撃しまくった。

「グオーッ。」

ゴーレムは、全身に幻衝力を付加して、突撃した。

「ウワーッ。まるで、岩石でございますな。」

「ゴーレムなら、拳のみで倒せるはずだ。」

「そんなに弱いと?」

「砲撃では、びくともしないが。」

「だったら、行きましょう。」

「グオーッ。」

ゴーレムは、全身から、幻衝力を放った。

「くっ。でも、これくらいなら。」

「お返しするぞ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

ディーネフリートは、ゴーレムを攻撃しまくった。

「グオーッ。」

「拳幻衝。ディーネシャルフドライブ。」

ディーネフリートは、ゴーレムに拳を決めた。

「グウーッ。」

ゴーレムは、爆発して消え去った。

チャプタ―9

「もうそろそろ、行くとしますか?」

「ああ。そうしようぜ。」

「休憩は、この先で。」

「もう、朝の二時だぞ?」

「すっかり、忘れておりました。」

チャプタ―10

ここは、橋である。

そこには、首領が居た。

「クククッ。何人出て来ようと、同じ事。」

そこへ、ライカン兵がやって来た。

「キエーッ。」

「そうか。理解った。面白くなるな。正義の味方どもよ。

 フハハハーッ。」

首領は、十体ものライカン兵を同行させながら、ゆっくりと去って行った。





















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る