第20話:歪の猛毒

チャプタ―1

ここは、野栄町のキャンプ場である。

俺は、たき火をしていた。

「一人で、キャンプをしていても、楽しいですな。」

俺は、バーベキューを開始した。

「うまい。ふーっ。食った、食った。」

俺は、火を消して、テントで眠った。

チャプタ―2

俺は、歩いて、蓮沼海浜公園へ辿り着いた。

「何処へ行けば良いのか、理解らなくなりました。トホホ。」

俺は、バスに乗って、九十九里町のいわし博物館へ向かった。

チャプタ―3

その頃、油季は、遮と会話をしていた。

「御曹司。輝って、何者なんですか?」

「輝は、人間ではない。」

「人間でないって、どういう事ですか?」

「地下室に資料がある。それを見ても良い。」

「良いんですか? 極秘資料なんじゃ・・・?」

「もう、その必要性は、無い。」

「理解りました。」

油季は、地下室へ向かった。

チャプタ―4

俺は、大網駅で外房線に乗った。

しばらくすると、そこへ、十体もの見習いライカン兵が乗り込んで来た。

「キエーッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「またしても、ライカン兵。何処かに、誘導しなければ。」

「ライカン兵の方々。こっちです。」

俺は、大原駅を降りて、椿公園へ向かった。

チャプタ―5

「キエーッ。」

「今の時間は、誰も居ないみたいですね。はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、見習いライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

「そろそろ、帰るとしますか。」

俺は、いすみ鉄道と小港鉄道を乗り継いで、五井へ向かった。

「五井からは、理解しやすいですね。」

チャプタ―6

歪は、市原市のこどもの国に居た。

「ここなら、良さそうだ。」

歪は、恐魔丸の刃先から幻衝力を放って、

疾風検事 偽を召喚した。

「疾風検事 偽。街を破壊してくれ。」

「任せておけ。アンチレットブラスター。シュート。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「クククッ。もう一人、召喚しておこう。アーク刑事 衝。」

歪は、アーク刑事 衝も召喚した。

「フハハハーッ。」

チャプタ―7

俺は、五井駅で降りた。

そこへ、ディーネビーがやって来た。

「輝。早く乗ってくれ。」

「どうかなさいましたか?」

「悪のヒーローが二人も出現した。」

「理解りました。早く向かって下さい。」

俺は、こどもの国へ向かった。

チャプタ―8

歪は、俺が来るのを待っていた。

「あ、あなたは、歪どのでいらっしゃられますな。」

「クククッ。いかにも。輝。お前をここで始末してくれる。フハハハーッ。」

「そうは、いきません。ディーネチェンジ。」

俺は、画龍執事 輝に変身した。

「破壊を宥める執事。画龍執事 輝。お相手願います。」

「ここまで来るとは。ステージ変更。」

俺と歪は、高滝湖まで、瞬間移動した。

チャプタ―9

「クククッ。この恐魔丸の餌食になってもらおう。」

歪は、恐魔丸を構えた。

「ディーネクロー。ディーネブラスター。」

俺は、右手にディーネクローを装着して、左手にディーネブラスターを持って構えた。

「いくぞ、画龍執事。恐魔丸恐毒衝。」

歪は、恐魔丸の刃先から、史上最強の毒を放った。

「ウワーッ。オワーッ。ぐはっ。」

俺は、のたうち回って、気絶して、その場に倒れた。

チャプタ―10

「クククッ。止めだ。恐魔丸逆鱗斬り。」

歪が、俺に止めを刺そうとしたその時、遮がやって来て、

幻衝力で防いだ。

「歪。輝を殺めても、何の得にもならんぞ。」

「そんな事は、知っている。御曹司。こいつは、もう駄目なはずだ。

 フハハハーッ。」

「ならば、貴様を倒す。」

「ほう。だが、そうはいかない。レイド。」

そこへ、レイドがやって来た。

「歪んだ反射。」

レイドは、べデンの幻覚を出現させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。ディーネラーテル。」

遮は、ディーネラーテルを召喚した。

「遮。どうすれば、良い?」

「あの怪人を倒してくれ。」

「了解。カイザーモード。」

ディーネラーテルは、人型に変形した。

「ディーネフリート。」

チャプター11

「喰らえ。べデントルネード。」

べデンの幻覚は、刃先から竜巻を放った。

「ディーネシミター。ディーネバックラー。」

ディーネフリートは、ディーネシミターとディーネバックラーを

手に持って、構えた。

「クククッ。何処まで耐えられる?」

「ウワーッ。一回で、決着を付けるしかない。」

「斬幻衝。べデンエアストレート。」

「斬幻衝。ディーネシャルフスライサー。」

ディーネフリートとべデンの幻覚は、互いを斬り裂いた。

「クククッ。何っ? ギャーッ。」

べデンの幻覚は、爆発して消え去った。

チャプタ―12

遮は、俺をヘリコプターに乗せて、館まで運んだ。

「御曹司。輝に何かあったんですか?」

「一緒に輝を運んでくれ。」

「はい。輝が青ざめてる。」

遮と油季は、俺をベッドに寝かせた。

「輝の自然治癒力を信じるしかない。」

「もしかして、治せない毒って事ですか?」

「ああ。恐魔龍のな。」

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