第19話:悪の浄化消防士

チャプタ―1

ここは、館である。

「輝。ディーネラーテルに餌を与えてやれ。」

「どのような物でございますか?」

「魚介類なら、何でも良い。」

「仰せのままに。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの3Fである。

そこには、歪とレイドとクリヒが居た。

「烈風医師 虐を倒すとは、意外だったな。」

「いかが致しましょう?」

「浄化消防士 災なんて、いかがでしょう?」

「ほう、その手があったか。」

歪は、恐魔丸の刃先から幻衝力を放って、

浄化消防士 災を出現させた。

「クククッ。お任せを。」

「まだ、何も言ってないぞ。」

「あれ? もう、居ない。」

チャプタ―3

その頃、俺は、船橋で魚介類を買っていた。

「新鮮な物が、たくさんありますね。」

俺は、腹が減ったので、定食屋へ向かった。

一時間後、そこへ、百体もの見習いライカン兵がやって来た。

「キエーッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

俺は、支払いを済ませてから、外へ出た。

「何で、こんな場所に、ライカン兵が?」

見習いライカン兵は、俺にも襲い掛かって来た。

「ウワーッ。人数が多過ぎる。」

チャプタ―4

しばらくすると、そこへ、ディーネビーがやって来て、

見習いライカン兵を退けた。

「キエーッ。」

「輝。早く乗れ。」

「理解った。ディーネチェンジ。」

俺は、画龍執事 輝に変身した。

「キエーッ。」

「狙撃しながら、逃げるぞ。」

「理解りました。恩に着ます。ディーネブラスター。乱幻衝。

 シュート。」

俺は、ディーネビーに乗ったまま、見習いライカン兵達を狙撃しまくりながら、

その場を後にした。

「キエーッ。」

チャプタ―5

油季は、新習志野駅の近くで、コーヒーを飲んでいた。

「いつ飲んでも、うまいわね。さてと、ん?」

茜浜の近くから、人々が走って来た。

「ウワーッ。キャーッ。」

「何が起きたんだろう?」

そこへ、俺は、辿り着いた。

「油季どのは、先へお戻り下さい。」

「輝。また、一人で?」

「御安心下さい。それでは。」

俺は、茜浜へ向かった。

チャプタ―6

「クククッ。もっと燃やせ。」

「キエーッ。」

「あいつは、誰だ?」

「浄化消防士 災。悪の浄化消防士だ。」

「行きましょう。」

「ああ。一気に、突撃だーっ。」

俺は、ディーネビーの前輪を災に喰らわせた。

「ウワーッ。な、何者だ?」

「破壊を宥める執事。画龍執事 輝。お相手願います。」

「見習いライカン兵ども、やってしまえ。」

「キエーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、見習いライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「ウンファルソード。」

「ディーネクロー。」

「やるな、貴様。」

「ああ。バーサクモード。」

俺は、バーサクモードになった。

「連幻衝。乱幻衝。斬幻衝。」

「連幻衝。乱幻衝。斬幻衝。」

俺と災は、互いを斬りまくった。

「ウワーッ。」

「ウワーッ。」

「ウンファルバズーカ。」

災は、ウンファルバズーカを構えた。

「ウンファルドラフト。」

災は、俺を狙撃した。

「ウワーッ。ん? 痛くない。」

「ば、バカな。ブレードギラーウンファルフェニックス。」

災は、不死鳥に姿を変えて、突撃して来た。

「私をなめてもらっては、困ります。ディーネボンバー。」

俺は、ディーネボンバーを構えた。

「ディーネシャルフドラフト。」

俺は、災を狙撃した。

「ギャーッ。」」

災は、爆発して消え去った。

「またのお越しを。」

チャプタ―8

そこへ、レイドがやって来た。

「またか。出でよ、テンの主、「サラマンダー」。」

レイドは、サラマンダーを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。ディーネラーテル。」

俺は、召喚したディーネラーテルに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、召喚したディーネラーテルを人型に変形させた。

「ディーネフリート。」

チャプタ―9

「グオーッ。」

サラマンダーは、炎のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。熱い。」

「輝。サラマンダーは、冷気に弱い。」

「御約束でございますね。ディーネバックラー。」

ディーネフリートは、出現したディーネバックラーを手に取って構えた。

「グオーッ。」

サラマンダーは、炎のブレスを吐き出したが、ディーネバックラーに

吸収された。

「グオーッ。」

「今だ。凍幻衝。」

俺は、凍結を想像して術を放った。

「輝。溶けないうちに。」

「ディーネシミター。」

ディーネフリートは、出現したディーネシミターを右手に持って構えた。

「斬幻衝。ディーネシャルフスライサー。」

ディーネフリートは、サラマンダーを一刀両断した。

「グウーッ。」

サラマンダーは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、キエーレビルの3Fである。

そこには、歪とクリヒが居た。

「歪様。私の出番は?」

「もう少し待て。後、三人は、居るからな。」

「仰せのままに。」

「ならば良い。休んでいろ。」

チャプタ―11

ここは、館である。

「輝。バーサクモードは、使いこなせているか?」

「はい。どうにか対応しております。」

「そうか。下がって良いぞ。」

「仰せのままに。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る