アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ４

第17話：ベデンとの対決

チャプタ―１

ここは、館である。

「輝。今日のメインは？」

「鹿肉のチャーハンとフグのスープでございます。」

「ねえ、輝。毒は？」

「御安心を。免許も御覧になられますか？」

「油季。見せてもらいなさい。」

「いえ、やっぱり、良いです。」

チャプタ―２

その頃、べデンは、八街市で落花生を食べていた。

「うまいな。ここら辺で止めておこう。」

そこへ、クリヒがやって来た。

「べデン。それ、何袋目？」

「１０袋だ。大した量じゃないだろう？」

「そんなに食べるものじゃないって。」

「なんなら、輝のツナ缶大量食いを知っているのか？」

「知ってるわよ、それくらい。どういう体、してるんだか・・・。」

チャプタ―３

ここは、キエーレビルの屋上である。

「歪様。キマイラが出来ました。」

「レイド。でかしたぞ。正義の味方の代表の核酸からか。クククッ。」

「グオーッ。」

チャプタ―４

その頃、俺と油季は、四街道を歩いていた。

「油季どのは、何故、御曹司に使えていらっしゃられるので

　ございますか？」

「私にとって、御曹司は、命の恩人なの。」

「そういう事でございますか。失礼しました。」

「輝。あなたは、どうなの？」

「それにつきましては、そのうち、御理解になられるかと思います。」

「何か怪しい。」

チャプタ―５

ここは、佐倉市である。

俺達は、べデン達と遭遇した。

「クククッ。輝。ここで、勝負だ。」

「油季どのは、お逃げ下さい。」

「うん。気を付けてね。」

油季は、走りながら去って行った。

「二対一なんて、良い度胸ね。」

「クリヒ。ここは、俺に任せろ。」

クリヒは、消えるように去って行った。

「輝。決着を付けるぞ。」

「望むところです。ディーネチェンジ。」

俺は、画龍執事　輝に変身した。

「そこまでだ。」

「な、何者だ？」

「破壊を宥める執事。画龍執事　輝。お相手願います。」

チャプタ―６

ここは、館である。

「輝も油季も居ないのか。天体望遠鏡でも見てみるとしよう。」

遮は、屋上へ出て、天体望遠鏡を覗いた。

「ん、何だ、あの天体と衛星は？」

遮は、ズームを上げて、もう一度、覗いてみた。

「きょ、巨大獣帝？　実在したのか。資料を探そう。」

遮は、蔵へ向かった。

チャプタ―７

その頃、俺は、べデンと戦っていた。

「ディーネクロー。」

「べデンソード。」

「ディーネブラスター。狙幻衝。乱幻衝。シュート。」

俺は、命中率を上げてから、べデンを狙撃しまくった。

「ヌオワーッ。こしゃくな。喰らえ、べデントルネード。」

べデンは、刃先から、竜巻を放った。

「ウワーッ。負けません。はーっ。」

「ほう、勇ましい奴だな。」

「べデン。私の勇ましさは、こんなものではありませんよ。」

俺達は、酒々井町まで、移動していた。

「ならば、消えろ。炎幻衝。雷幻衝。」

べデンは、炎と雷を同時に想像して術を放った。

「おりゃーっ。」

俺は、強行突破した。

「な、何っ？　そんなバカな。」

「斬幻衝。ディーネシャルフパイニッシャ―。」

俺は、べデンを一刀両断した。

「ウワーッ。くっ。操幻衝。」

べデンは、俺を操って、ディーネブラスターで、俺を狙撃した。

「ウワーッ。」

「クククッ。一刀両断しても、俺は、消えぬ。」

「どうすれば、勝てるんだ？」

チャプタ―８

その時、そこへ、遮がやって来た。

「輝。武器を使わないで倒せ。これを使ってな。」

遮は、俺にディーネボンバーの復元型を手渡した。

「お、御曹司？　理解りました。はあああっ。」

「何をするつもりだ？」

俺は、ディーネボンバーの復元型を構えた。

「聖幻衝。ディーネゲリンゲン。」

俺は、べデンを浄化した。

「まっ、良い。時間は、稼げた。ゲリント。」

べデンは、マンタだった。

「またのお越しを。」

チャプタ―９

そこへ、レイドがやって来た。

「べデンまで倒すとは。良い物を見せてやろう。出でよ、

　正義の味方代表の本性、「キマイラ」。」

レイドは、キマイラを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。ディーネラーテル。」

俺は、召喚したディーネラーテルに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、召喚したディーネラーテルを人型に変形させた。

「ディーネフリート。」

チャプタ―１０

「グオーッ。」

キマイラは、炎のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。何て、熱でございますか。」

「輝。奴は、キマイラか？」

「ああ。レイドどのがそうおっしゃられておりました。」

「この近くのビルに鏡の代わりになりそうなのは？」

その時、俺は、ビルを発見した。

「あのビルなら、なんとかなりそうだ。」

「来るぞ。」

「グオーッ。」

キマイラは、炎のブレスを吐き出した。

「跳ね返せるはず。」

キマイラの炎は、ビルに反射して、キマイラに跳ね返った。

「グオーッ。」

「ディーネファング。」

ディーネフリートは、ディーネファングを右手に装着した。

「拳幻衝。ディーネシャルフドライブ。」

ディーネフリートは、キマイラに拳を決めた。

「グウーッ。」

キマイラは、爆発して消え去った。

チャプター１１

ここは、キエーレビルの屋上である。

歪は、ある刀を幻衝力で探していた。

「ほほう、この辺りか。随分、近いな。」

歪は、飛行しながら、養老渓谷へ向かった。