第8話:署の正体

チャプタ―1

ここは、署である。

俺は、いつもどおり、フライドチキンを食べていた。

「うまい。ちょうど良い堅さだ。香ばしいし。」

そこへ、付がやって来た。

「署。それで、何本目?」

「十本目だ。食うか?」

「要らないって。凄いわね。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの最上階である。

「マニフェスト様。アーベントが敗れました。」

「気にするな。それに、署の秘密もな。」

「それは、どういう内容で?」

「奴は、核酸操作人間だ。」

「何ですと?」

チャプタ―3

トイアーは、我孫子駅のホームの屋根の上で、寝転んでいた。

「アーベントが居ないなんて、つまりませんわ。アンチレット獣

 「アンチレットカズラ」。」

トイアーは、ウツボカズラのアンチレット獣アンチレットカズラを

召喚した。

「トイアー様の赴くままに。」

チャプタ―4

ここは、署である。

脱事は、資料室にあった書類を広げて見ていた。

「六砲善 署。核酸操作人間。何だ、これ?」

俺は、署へ入った。

「脱事。何を調べているんだ?」

「これって、本当か?」

俺は、一瞬、白くなった。

「おい、署。大丈夫か?」

「ああ。この資料は、何処から?」

「資料室にあった。」

「ありがとう。それじゃ。」

俺は、資料室へ向かった。

チャプタ―5

俺は、資料室へ辿り着いた。

「俺が、核酸操作人間? そんなはずは・・・。」

そこへ、怪像がやって来た。

「クククッ。覚えていないのか。まあ、良い。思い出させてやる。

 幻幻衝。はーっ。」

怪像は、俺に過去の映像を見せ始めた。

チャプタ―6

「ここは、何処だ?」

「研究所だ。お前を作成した者のな。」

「エイとシロタマゴテングタケと人間の核酸とプログラム?」

「どうなると思うか?」

「ま、まさか、一つに?」

「その通り。クククッ。誕生したようだ。」

「こ、これが、俺?」

「そうだ。六砲善 署。お前の正体は、幻衝怪スティングレイだ。」

俺は、台詞が出て来なかった。

チャプタ―7

そこへ、付がやって来た。

「署。ここで何を?」

「不正怪像は?」

「居ないわよ。それより、柏市に向かって。」

「理解った。」

俺は、スタットエーに乗って、柏市へ向かった。

「どれくらい、掛りそうだ?」

「すぐに着くぜ。おりゃーっ。」

スタットエーは、加速した。

チャプタ―8

ここは、柏市である。

アンチレットカズラは、街を破壊していた。

「ウワーッ。キャーッ。」

「クククッ。もっと、溶けちゃって。」

俺は、そこへ辿り着いた。

「あのウツボカズラか。。」

「どうやら、そうらしいな。」

俺は、スタットエーを降りて、アンチレットカズラの元へ向かった。

チャプタ―9

「クククッ。もっと、溶かしてあげる。」

「そこまでだ。スタットチェンジ。」

俺は、疾風検事 署に変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を叩く検事。疾風検事 署。アンチレットカズラ。

 お前を逮捕する。」

チャプタ―10

「アンチレット兵。やっちゃって。」

アンチレットカズラは、十体ものアンチレット兵を召喚した。

「キエーッ。」

「スタットブラスター。シュート。」

俺は、スタットブラスターで、アンチレット兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―11

「クククッ。溶けるが良いわ。硫幻衝。」

アンチレットカズラは、硫酸を想像して術を放った。

「ウワーッ。スタットソードとスタットブラスターが。」

俺の武器は、グニャリと曲がった。

「どう、私の硫酸は?」

「ジャッジモード。」

俺は、ジャッジモードになった。

「そんな事をしても無駄よ。」

アンチレットカズラは、俺に拳や蹴りをしまくったが、俺は、びくとも

しなかった。

「そ、そんなバカな。」

「スタットガトリング。」

俺は、スタットガトリングを構えた。

「スタットブロウイング。」

俺は、アンチレットカズラを狙撃しまくった。

「ギャーッ。」

アンチレットカズラは、爆発して消え去った。

「おつかれさん。」

チャプタ―12

そこへ、レイドがやって来た。

「不聖なる炎。」

レイドは、アンチレットカズラを蘇生し、巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。スタットタイガー。」

俺は、召喚したスタットタイガーに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、召喚したスタットタイガーを人型に変形させた。

「スタットフリート。」

チャプタ―13

「フフフッ。硫幻衝。はーっ。」

アンチレットカズラは、硫酸を想像して術を放った。

「ウワーッ。」

「署。武器が使えないぞ?」

「どうする?」

「こうするだけさ。」

「その手があったか。」

スタットフリートは、アンチレットカズラの硫酸をアンチレットカズラに

ぶっかけた。

「ウワーッ。と、溶けてゆくーっ。」

「スタットファング。」

スタットフリートは、スタットファングを右手に装着した。

「拳幻衝。スタットウィンドドライブ。」

スタットフリートは、アンチレットカズラに、拳を決めた。

「ギャーッ。」

アンチレットカズラは、爆発して消え去った。

チャプタ―14

ここは、キエーレビルの最上階である。

「不正怪像。こいつを使え。」

「こ、こいつは、何者ですか?」

「疾風検事 偽だ。フハハハーッ。」

「それでは、早速。計画を実行させて頂きます。」

怪像は、街の中へ向かった。

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