第6話:虎のアンチレット獣

チャプタ―1

ここは、署である。

俺は、アニメのDVDを見ていた。

「もう終わりか。フライドチキンでも買いに行くか。」

そこへ、脱事と付がやって来た。

「宝石が消えたらしい。」

「シャッターまで。」

「行って来る。」

俺は、スタットエーに乗って走り出した。

チャプタ―2

「署。何処へ向かう?」

「アンチレット獣が出現した場所へ行ってくれ。」

「銀座か。後、3kmってとこだな。」

「ん、あいつは?」

そこへ、やって来たのは、トイアーであった。

「あなたが、署なんですの?」

「誰だ、お前は?」

「トイアーと申します。なかなかのイケメンですわね。」

チャプタ―3

ここは、キエーレビルの最上階である。

「レイド。ここで待っていろ。」

「ははーっ。」

怪像は、階段を上って、宇宙へ出た。

そこには、惑星型巨大獣帝「マニフェスト」が居た。

「不聖怪像。良く来た。」

「マニフェスト様。よくぞ、ここへ。」

「まだ、破壊は、進まぬのか?」

「はい。疾風検事 署という人物に邪魔されまして。」

「気にするな。あいつを使うまでだ。」

チャプタ―4

トイアーは、十体ものアンチレット兵を召喚した。

「キエーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、アンチレット兵達を一掃した。

「キエーッ。」

「意外とやりますのね。」

トイアーは、消えるように去って行った。

チャプタ―5

ここは、臼杵岳である。

そこには、アンチレットタイガーが居た。

「クククッ。マグマでも頂くか。」

アンチレットタイガーは、山を掘って、マグマを吸収し、宝石に変換した。

「うまい、うまい。食べ過ぎた。」

アンチレットタイガーは、爆睡した。

チャプタ―6

ここは、大宮区である。

そこには、トイアーが居た。

「ここなら、破壊しがいがありますわ。出て来て下さらない?」

トイアーは、アンチレットタイガーを召喚した。

「破壊なら、お任せを。」

アンチレットタイガーは、街を破壊し始めた。

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―7

そこへ、俺は、辿り着いた。

「そこまでだ。スタットチェンジ。」

俺は、疾風検事 署に変身した。

「な、何者ですの?」

「破壊を叩く検事。疾風検事 署。トイアー、アンチレットタイガー。

 お前達を逮捕する。」

チャプタ―8

「喰ってやる。拳幻衝。打幻衝。脚幻衝。」

アンチレットタイガーは、俺に、拳やチョップや蹴りを決めまくった。

「ウワーッ。スタットブラスター。狙幻衝。シュート。」

俺は、アンチレットタイガーを狙撃した。

「ギャーッ。クククッ。だが、私は、複製だ。不聖なる炎。」

アンチレットタイガーは、自分を蘇生し、巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。スタットタイガー。」

俺は、召喚したスタットタイガーに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、スタットタイガーを人型に変形させた。

「スタットフリート。」

チャプタ―9

「喰ってくれる。鋭幻衝。裂幻衝。おりゃーっ。」

アンチレットタイガーは、両手の爪を鋭くしてから、突撃して来た。

「スタットフリート。一回で決めるぞ。」

「理解った。いつでも、良いぞ。」

「スタットファング。」

スタットフリートは、右手にスタットファングを装着し、左手で、

スタットシールドを持った。

「クククッ。おりゃーっ。はーっ。でやーっ。」

スタットフリートは、アンチレットタイガーの攻撃を防ぎきった。

「ば、バカな。ひーっ。」

「署。今だ。」

「拳幻衝。スタットウィンドドライブ。」

スタットフリートは、アンチレットタイガーに拳を決めた。

「ギャーッ。」

アンチレットタイガーは、爆発して消え去った。

「おつかれさん。」

チャプタ―10

ここは、署である。

「署。お帰り。」

「署。今回も、無事解決か?」

「いや、今回の敵は、複製だった。」

「クローンって、事?」

「ああ。本体は、何処かに居る。」

「ややこしい案件だな。」

「それは、言えてる。」

チャプタ―11

ここは、キエーレビルである。

そこには、怪像とレイドが居た。

「また、アンチレット獣が・・・。」

「気にするな。あいつは、複製だ。」

「へっ。それじゃ、一体?」

「もうすぐ、戻ってくるはずだ。」

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