第5話:怪像のファイル

チャプタ―1

ここは、池袋駅である。

そこには、アーベントとトイアーが居た。

「次は、何をするか?」

「アーベント。ここは、私に任せて下さらない?」

「良いぞ。任せた。行って来い。」

「その前に、出番ですわよ。アンチレット獣アンチレットタイガー。」

トイアーは、アンチレットタイガーを召喚した。

「いかが致しましょう?」

「宝石を回収して下さらない?」

「仰せのままに。」

アンチレットタイガーは、消えるように去って行った。

チャプタ―2

ここは、署である。

俺は、フライドチキンを食べていた。

「やけに柔らかいな。でも、良いや。」

そこへ、付がやって来た。

「署。怪像って人物、知ってる?」

「いや、初めて聞いた名前だな。」

「それじゃ、一緒に調べよう。」

「脱事は、何処へ行った?」

「さあ? 知らないけど。」

チャプタ―3

ここは、銀座である。

アンチレットタイガーは、宝石を吸い込んでいた。

「クククッ。もっと、よこせ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

そこへ、トイアーがやって来た。

「次の店へ行くわよ。」

「了解。もっと、喰ってくれる。」

チャプタ―4

ここは、洞窟である。

「レイド。ビルへ行くぞ。」

「何処のビルで?」

「キエーレビルという名のビルだ。」

「仰せのままに。移幻衝。」

怪像とレイドは、キエーレビルへ瞬間移動した。

チャプタ―5

ここは、西大泉である。

脱事は、許可をもらって、廃墟へ入った。

「ここが、怪像の倉庫か。」

脱事は、そこで、一冊の書類を発見した。

「見てみるとしよう。」

脱事は、書類をデジカメで撮りつつ、読み始めた。

チャプタ―6

「怪像の機密書類? 金属の延べ棒、大量の宝石、異常な株? 不正だらけ、

 何て奴だ。」

そこへ、アーベントがやって来た。

「それ以上、調べるな。」

「何か、やばい白物らしいって事か。」

「止めなければ、始末するまでだ。」

「どうにかして、逃げないと。」

チャプタ―7

俺は、スタットエーに乗って走って行き、そこへ辿り着いた。

「署。ここで、間違いないはずだ。」

「それじゃ、行って来るぜ。」

俺は、倉庫の中へ入った。

「そこまでだ。スタットチェンジ。」

俺は、疾風検事 署に変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を叩く検事。疾風検事 署。アーベント。お前を逮捕する。」

チャプタ―8

「署。どうしてここに?」

「脱事。早く行け。」

「それじゃ、頼んだ。」

脱事は、走りながら去って行った。

「クククッ。今、戦う訳には、いかぬ。出でよ、アンチレット獣アンチレットスカンク。」

アーベントは、アンチレットスカンクを召喚した。

「臭くしてやる。」

チャプタ―9

「アンチレットスカンク。ここは、任せた。」

「仰せのままに。」

アーベントは、消えるように去って行った。

「アーベント。待てっ。」

「臭幻衝。毒幻衝。アンチレットガス。」

アンチレットスカンクは、毒ガスを噴射した。

「ウワーッ。何て、臭いだ?」

「クククッ。そのまま、苦しみ続けるが良い。」

チャプタ―10

「ガスには、炎か。外へ連れ出そう。こっちだ。」

俺は、外へ出た。

アンチレットスカンクは、ついて来た。

「逃がすかよ。けっ。臭幻衝。毒幻衝。アンチレットガス。はーっ。」

「今だ。これなら、どうだ?」

俺は、カーブミラーに反射した太陽の光をアンチレットスカンクにあてた。

すると、アンチレットスカンクは、大爆発した。

「ヌオワーッ。熱ちーい。」

「スタットソード。斬幻衝。スタットウィンドブレイク。」

俺は、アンチレットスカンクを一刀両断した。

「ギャーッ。」

アンチレットスカンクは、爆発して消え去った。

「おつかれさん。」

チャプタ―11

そこへ、レイドがやって来た。

「クククッ。不聖なる炎。」

レイドは、アンチレットスカンクを蘇生し、巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。スタットタイガー。」

俺は、召喚したスタットタイガーに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、スタットタイガーを人型に変形させた。

「スタットフリート。」

チャプタ―12

「へへへっ。臭幻衝。毒幻衝。アンチレットガス。」

アンチレットスカンクは、毒ガスを噴射した。

「ウワーッ。臭せえーっ。」

「鼻がもげそうだ。くっ。」

「へへへっ。もう、一発。」

「させるか。スタットファング。」

スタットフリートは、スタットファングを右手に装着した。

「クククッ。そんな物、効くか。」

「もうそろそろだな。炎幻衝。」

スタットフリートは、俺の術を左手から放った。

「熱ちーい。ガ、ガスが・・・。」

「拳幻衝。スタットウィンドドライブ。」

スタットフリートは、アンチレットスカンクに拳を決めた。

「ギャーッ。」

アンチレットスカンクは、爆発して消え去った。

チャプタ―13

ここは、洞窟である。

「アーベント。失敗したんですの?」

「トイアー。うるさい。」

「あら、御免なさい。おほほほ。」

「その喋り方、止めてくれ。」

「それは、無理な事ですわ。失礼。」

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