第3話:蓋が紙に?
チャプタ―1
ここは、署である。
俺は、いつものように、フライドチキンを食べていた。
ちなみに、朝、昼、夜、おやつもフライドチキンにしているが、俺は、何とも無い。
そこへ、脱事と付がやって来た。
「署。屋上へ行こうぜ。」
「気持ち良いわよ。」
「理解った。何をしに?」
「風を浴びるだけよ。」
チャプタ―2
ここは、スカイツリーのてっぺんである。
そこには、アーベントが居た。
「クククッ。切手か。面白い。」
アーベントは、アンチレット獣アンチレットモールを召喚した。
「どんな御用件で?」
「街中を紙にして来い。」
「仰せのままに。」
アンチレットモールは、下水道の中へ向かった。
チャプタ―3
ここは、洞窟の中である。
「アーベントを見なかった?」
「いや、聞かれましても・・・。」
「あいつなら、スカイツリーのてっぺんだ。」
チャプタ―4
ここは、上野である。
そこには、アンチレットモールが居て、マンホールの蓋を食べて、紙にしていた。
「ウワーッ。キャーッ。」
「クククッ。紙にしてくれる。」
チャプタ―5
俺は、スタットエーに乗って、上野に向かっていた。
「署。上野に敵が出現したぞ。」
「上野か。急いで向かってくれ。」
「了解。落ちるなよ。そりゃーっ。」
スタットエーは、加速した。
五分後、俺は、上野へ辿り着いた。
「気を付けて行けよ。」
「ああ。それじゃ、行って来る。」
チャプタ―6
俺は、アンチレットモールの元へ辿り着いた。
「そこまでだ。アンチレット獣。スタットチェンジ。」
俺は、疾風検事 署に変身した。
「な、何者だ?」
「破壊を叩く検事。疾風検事 署。アンチレットモール。お前を逮捕する。」
チャプタ―7
「アンチレット兵ども、やってしまえ。」
アンチレットモールは、十体ものアンチレット兵を召喚した。
「キエーッ。」
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
俺は、拳や蹴りで、アンチレット兵達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―8
「クククッ。こっちだぜ。幻幻衝。」
アンチレットモールは、マンホールの幻覚を無数、出現させた。
「何処だ?」
「炎幻衝。はーっ。」
アンチレットモールは、炎を想像して術を放った。
「ウワーッ。そっちの穴だったのか。ちっ。」
「クククッ。やけくそになっても、無意味だぜ。」
俺は、その時、左側のブラスターを取り出した。
「これでも使ってみるか。」
俺は、目を閉じた。
「クククッ。何かして来いよ。へへへーん。」
「そこか。スタットブラスター。狙幻衝。乱幻衝。」
俺は、アンチレットモールを狙撃しまくった。
「ヌオワーッ。な、何で?」
チャプタ―9
「止めだ。スタットソード。」
俺は、スタットソードという名の剣を構えた。
「喰らえ。砂幻衝。」
アンチレットモールは、砂埃を想像して術を放った。
「砂ぼこりか。どうって事ないぜ。」
「め、目くらましになってない?」
「斬幻衝。スタットウィンドブレイク。」
俺は、アンチレットモールを一刀両断した。
「ギャーッ。」
アンチレットモールは、爆発して消え去った。
「おつかれさん。」
チャプタ―10
そこへ、レイドがやって来た。
「不正なる炎。」
レイドは、アンチレットモールを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。スタットタイガー。」
俺は、召喚したスタットタイガーに飛び乗った。
「カイザーモード。」
俺は、スタットタイガーを人型に変形させた。
「スタットフリート。」
チャプタ―11
「クククッ。幻幻衝。」
アンチレットモールは、無数のマンホールを出現させてから、隠れた。
「見つけられるものなら、見つけてみな。」
「スタットファング。」
スタットフリートは、スタットファングを右手に装着した。
「署。私に任せてくれ。」
「理解った。いつでも、良いぜ。」
「へへへーん。さて、何処でしょう?」
その時、ビルに、アンチレットモールの姿が映った。
「署。今だ、決めるぞ。」
「おっしゃーっ。いくぜ。」
「えっ。、嘘。そんなバカな。」
「拳幻衝。スタットウィンドドライブ。」
スタットフリートは、アンチレットモールに拳を決めた。
「ギャーッ。」
アンチレットモールは、爆発して消え去った。
チャプタ―12
ここは、スカイツリーのてっぺんである。
「あいつが、署か。面白い。待っていろ。」
そこへ、トイアーがやって来た。
「アーベント。今回も駄目でしたの?」
「うるさい。トイアー。邪魔しないでくれ。」
「仕方ありませんわね。」
トイアーは、消えるように去って行った。
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